燃料タンク交換

中古の燃料タンク錆取が終わったので交換

鬼門のタンクステーの前にステーとタンクを固定するボルトが外しにくい(赤丸部)
タンク下のカバーの隙間にエクステンションでコジてカバーを曲げながらボルトにアクセス(写真は変形後の状態)

エクステンションでかなり延長が必要
復旧作業が思いやられる

噂のタンクステーボルトM6✖️3本
やはり難航
トランク側からボルトに手は届くが工具を合わせられそうに無い

外せる気がしない

下側からキャニスター(右の赤丸)をステーの差し込みから抜き(真上に少し上げると抜き溝があるので溝の位置でステーと逆方向にずらすと抜ける)キャニスターのステー(左の赤丸)も外してやる(黄色部分取付ボルトM6)トランク側からだと工具が合わせにくかったので自分は下側からラチェットで攻めてみた
ホースでそれらの部品は支持されるがフリーになる
あとは隙間を掻い潜ってラチェットを下から突っ込めば取付ボルトは取り外しが出来た
やはりエクステンションでかなり延長
組立に不安がよぎる

その後は簡単らしいのだがタンクがスカッと抜けない
硬化したリアスクリーンが邪魔
外せば良かった
結局リアスクリーンをバキバキ言わせて取り外し

タンク取り付けもホースが重なって難航
おまけにホースバンドがバラけて手間取った

タンクステーの取り外しが鬼門なら取り付けも…
タンクステーの位置をある程度決めてやらないとタンク取付ボルトもねじが掛からない
まずタンクステー取付ボルトをセットする必要がある
最初の一本はトランク側のボルトから攻めた
まずトランク側から左手でボルトをステーの穴に差し込み左手はそのままの位置で給油口側に移動(写真の位置)
右手をエンジン側に伸ばし右手でタンクステーを誘導して左手で持ったボルトをめねじにねじ込みなんとか入れた
後の2本はタンクステーの位置を調整し下からなんとか入れることが出来た

ステーとタンクの間のボルトはタンク下カバーが取り外しの際の曲げ状態から若干弾性で戻っていた
ドライバーをねじ穴に差し込み再度カバーを曲げてからボルトをねじ込んだ

山場は超えたかと思われたがキャニスターステーのネジが入らない
トランク側からアクセスするとキャニスターに手が当たりステーがズレる
これを数回繰り返して下からアクセスするがボルトの長さ分ラチェットが入らない

トランク側から右手でボルトを持ってキャニスターステーの穴にボルトを通しそのまま右手でボルトごとステーの位置を調整したらなんとか入った

その後もう一つのタンク下側のボルトでもつまずく
幾分タンクが下に振れていてめねじに届かない
若干タンク位置を上から合わせ直して下からグリグリやってようやく取り付けた

なるほど噂通り腰を据えてやらんと厳しいものがある

こんなのどうやって工場で組んだのだろう？
謎じゃ

【推測】
キャニスター、キャニスターホース、燃料フィルター、燃料フィルターステーその他補器類取付前の状態でトランク側から組立たものと想像(それなりに工具スペースがあるのでは？)
整備でその状態を再現することは工数的に考えにくいのでやはり下側からの作業になるのだろうか？