突然ですが皆様は何を基準にクルマ選びをしますか?
走ればいい。
曲がればいい。
止まればいい。
こんな基準でクルマ選びをしている人は少なからずみんカラにはいないと思います。
さて、私がR8を選んだ理由は・・・
「今しか乗れないクルマ」が第一前提でした。
大排気量で2人乗りクーペで荷物は積めない。
こんなクルマは今しか乗れないし、この世界を知らないで終わる人も多いのかもしれません。
最近は、排気量を下げて燃費を稼ぎターボで過給してパワーを稼ぐ。
一昔のドッカンターボや低回転のもたつきもなくコンピュータ制御で乗りやすいですね。
10年後にはV型12気筒自然吸気6500ccなんて存在していないかもしれませんね。
別にこれはこれで環境破壊防止や自然保護の観点から否めない事実ですよね。
そんな深い意味もあり大排気量高回転型自然吸気エンジンであるR8を選んだ意味もあります。
さて、題名から逸脱しましたが性能はさておきスーパーカーは何故ミッドシップレイアウトで高回転エンジンを搭載しているのか?
まず、ここで言う高回転の定義ですが・・・・
通常のV8エンジンでは90度ダブルプレーンクランクというのを使い、90度の等間隔燃焼としています。しかも安価に製作するため片バンク4気筒を集合管にします。しかしこれだと左右間の燃焼がアンバランスになってしまうのです。振動こそ少ないですがドロドロとした排気音の原因なんです。しかも高回転まで回すには向いていません。
高回転化するには180度シングルプレーンクランクを使います。これは直列4気筒と同じ形で、180度の等間隔で2気筒ずつ同時に燃焼することになります。片バンクでみた場合は排気脈動も等間隔爆発になるので排気干渉もなく高出力になります。
ちなみにレーシングカーはシングルプレーンになります。
シングルプレーンにすることで高回転が可能になりますが、今度は振動が問題になります。4気筒を2つ乗せているような形なので振動が増えてしまいます。
シングルプレーンエンジンをフロントレイアウトにするとステアリングフィールにも大きく影響するので、ミッドシップに搭載しよう!
という発想にいきつくのです。
意味もなくエンジンを後ろに搭載している訳じゃないんですね。
*あくまでV8エンジンにおいての話です。
でもR8はダブルプレーンクランクのはずで9000rpm周るし高音出るのなんで?、、、笑
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audi R8 | 日記
Posted at
2017/02/23 16:21:43