つきじ丸のブログ一覧

大きなPDKトラブルの記事を探しても、ほとんどプログラム書き換え等で直ってしまっている故障が多いので、私が経験したPDKトラブルの内容をお知らせします。
まず車の生い立ちから・・・。
2010年5月に北関東のPC-Uから新車で購入し、
ノーマルのPASM付きサスペンションがどうにも納得できず、
2011年10月、1年半17,000km走行時にビルシュタインBPSキットのPASM対応に入れ替えました。
同時にCOXボディダンパー、リジカラを組みやっと自分の納得できる足に仕上がりました。
サスペンションを入れ替えて数日後、
街乗りの交差点で信号待ちして、いざ発進しようとしたら
モニターに“PDK異常”の警告アラーム”が表示され、異常時動作モードに！
走るには走れるが、マニュアル免許練習中の子よりヘタくそなギアチェンジでシフトアップはする。
すぐに車を止めて、PCへコールすると、乗ってこれれば来てくださいだと！
とりあえず、マニュアルモードでアクセル戻しながらシフトアップするとちょっとマシなので
PC-Uまで乗って行った。
PCセンターに持ち込みいろいろコンピュータチェックしたがミッションのセンサー異常の状況であるとわかった。
足回りを交換した旨を報告すると、PC-U店長曰く、「その時の作業が原因ではないか」と言い放った！
足を替えたショップにも連絡しておいたので、ショップオーナーは「万が一自分の店の作業が責であればすべて保障します」と言ってくれていた。
すぐには対応できないので、預けることになった。
ヨタヨタのメルセデスを代車に出されとりあえず帰宅。
その後のPC-Uの対応の悪さについては、あきれるばかり！！
その内容はと言えば・・・。
数日後、何の連絡も無いのでこちらから電話すると、ドイツ本社からの指示で
ミッションからの配線系をチェックし、異常が無ければその後コンピュータを変えてみる。
それで同じならミッションアセンブリ交換という段取りになりましたとのこと。
で、いつ直るのと聞くと「わかりません」だとよ！
2010年ケイマンPDKの検証用コンピュータは、ポルシェジャパンには１機しかなく
いま横浜のPCに出払っているので、それを回収してからの手配になるんですと！
じゃあそれはいつ来るのかその場で確認させて、検証が終わるまで２週間！
結局、PDKの２本あるメインのシャフトの回転数を知らせるセンサーの片方の信号が来ないのが原因となった。
もちろん足回り交換とは無関係、たまたま時期が揃ってしまっただけでした。
その後は、検証結果をドイツ本社に報告し、センサー交換ではなくミッションアセンブリの交換の指示。
ポルシェは、現段階でミッションの故障が出ると検証のため日本ではバラさず、
本国から航空便で代替品を送り、換装後送り返す方法を取っている。
空輸１週間、換装に１週間、何だかんだで１ヶ月近く費やしやっとのこと帰ってきました！
引き取りに言った時に、店長に「もうこの店には来ることは無い」と言い放って帰ってきました。
その後は、同じ北関東のPC-TMでお世話になっています。