塗装仕上げの押しボタンへの再再塗装

家電品に付属のリモートコントロールのボタンに採用されてゐる導電ゴム式メンブレインスヰツチは低信頼性と短寿命である點で他の追従を許さない。20+年前に購入したマランツのチューナーのパワーボタンは灰色樹脂に金色の塗装がされてゐたが頻繁の操作のため約18年経過で中央部が禿げて見苦しくなつたので一度再塗装した。それから約5年経過でまた中央部が禿げて見苦しくなつた。前回の塗装では金色ラッカーの上に透明ラッカーをスプレーしたが、これでは全然強度不足だつたやうだ。そこで、今回は透明ラッカーの代わりに紫外線硬化のレジン(100円ショップで購入したハードタイプ)でラッカーより何倍も厚いコーティングを筆を用いてパワーボタンのみならず、すべてのボタンに施してみた。せめて 10年はもつてほしい。これらのボタンの奥はタクティクルヰツチになつてゐるので、導電ゴム式メンブレインヰツチの数十倍またはそれ以上のライフのはずだ。
リモートコントロールを用いて操作すると導電ゴム式メンブレインスヰツチが劣化するので勤めて本体のスヰツチで操作してきた。そのおかげで、リモートコントロールのボタンまだ正常動作してゐる。