アラビアのオレンスのブログ一覧

　2-3 週間前にサバイバルキットのインヴェントーリをほぼ5年ぶりに行つたところその中の百圓ライターの燃料が、液体の状態で残量はわずかにまだあるが、火が付かない。本日百圓ショップに行つて３個で百圓のを見つけたので買つた。
　着火は火打石式でなく圧電式だ。ガス量調整弁は固定だが、程よい大きさの炎が安定して出る。燃料風の液体は 3/4 ほどしか入つてなく、これを隠すためか燃料タンク部はスモーク着色されてゐて強い光にかざさないと残量が見へない。
　満足度は価格が 33.3圓なので星5個だ。
　本日の日付と自分の名前を油性フエルトペンで白紙を貼つた上に書いた。いつたい何年もつか(自然燃料漏れの問題)楽しみだ。実は燃料の何割かが可燃性だが他はダミーの不燃液体で空になる前に着火しなくなるのだらうか。

　職場での昼ごはんはいつも弁当だが、今日は弁当を持参してなひので近所に調達に行かふとしたが、雨が降つてゐるので、机の引出しに非常用にとつておいたスニッカーズを食べた。なんだか「古いかをり」がするので袋を見ると賞味期限が 2015年1月とかかれてゐた。
　スニッカーズの包装は空気が通ふやうな柔なものなのでかふした結果になつたと想像する。次回は眞空パックして保存する予定だ。

　職場で、年始の初日は多くの者が休暇で不在なので、出勤した少数の者だけで冷蔵庫にあつたただ壱本の葡萄酒をのまうと云ふことになつた。しかし、その瓶の栓はコルクだが、キッチンに栓抜きは無ひし、スヰスアーミーナイフを持つてゐる者もゐない。栓を壊すと云ふ野蛮な手段は避けたかつた。思ひ付いたのは細い穴をあけ、そこから圧縮空気を注入して抜く方法だ。ハンドドリルに栓の長さに足るドリルビット(3mmD)を付け栓の中心に貫通穴を開け、1MPa 弱のコンプレッサーで空気を注入してみたところ難なく抜けた。
　栓を抜くことに成功した喜びとなかなかの味の葡萄酒で幸福な年始の夕をすごせた。
　写真は営業マンが某カスタマからもらつてきた「貴重」な今年のカレンダーで、印象的だつたので寫眞に撮つた。

　缶を開いてみた。パイナップルは發酵してゐなかつた。缶のシリンダー部の内面の色艶が変わつてゐた。メッキ層がシロップに含まれるなんらかの成分と反応してガスが發生したため缶が裂けたやうだ。
　缶の蓋は通常真ん中が凹んでゐるので、ガスが發生し始めればその部分が膨らむはずだ。サバイバル用食品の在庫チェックの際の確認項目にこれを加へた。

　サバイバル食品の入つたスーツケースの下に液体が漏れてゐた。匂いを嗅ぐと甘い。恐る恐るスーツケースを開けるとパイナップル缶の封(蓋をスリープにかしめてゐる部分)が緩んでゐた。内部の圧力がなんらかの原因で上がり大気圧に勝つたやうだ。
　製造日付をみると2006年で、ラベルには賞味期限2年と書かれてゐた。タイ製の缶詰だ。

　もしかして使用されたスチールシートが強度不足品だつたりして。