アラビアのオレンスのブログ一覧

　2020 9月に 2012から使つてゐる LED 電球(Sharp 狭角スポットライト 7.3Watts DL-JN32L ) のケースにヒビ割れを發見したので、修理した。
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その5ヶ月後の昨日灯らなくなつた。ケース兼放熱器と本体の間に隙間ができてゐたので、引つ張つて破壊を承知でそれらを切り離してみた。電子回路は黒いやや和らいレジンで埋められてゐた。このレジンとケース兼放熱器の Al 部品の間に薄茶色の1mm厚の円筒状の樹脂部品があつた。これらの両方に熱で収縮した結果と思はれるひび割れがあつた。察するにレジンも樹脂部品も熱と経年で収縮し、電子回路が發した熱をケースに伝へる伝搬路が断たれて電子部品が加熱して壊れたやうだ。眞の原因はともかく、なんちやつて(or 無資格)設計者による作品だ。
　LED 電球の輝度低下や今回の故障など拾年(明らかに設計耐用年数より短い)以内の發生を複数目撃した。製造がどこの國で行はれても私は気にしなひが、こんな酷い設計の製品をつかまされるのは耐へがたひ。

　去年までは以前に乗つてゐたアコードの冬用タイヤをシビックハイブリッドに使つてゐた。それは扁平率が 55 で、ノーマルの 65 のより外形が明らかに小さひ。雪道を走る際に底を擦るのが氣がきでなくストレスを感じてゐた。
　その冬用タイヤは 8 .. 9年ほど経過してゐたのでゴムの高度が増し、摩耗もしており今回新しくした。タイヤの選択においてメーカーもモデルも価格も重要項目ではなく、扁平率が最重要項目だつた。70にするか 75にするか迷つた。半径は 65 に比べるとそれぞれ 10mm(+3%) と 20mm(+6.3%) 増しとなる。
　チェインを装着し、それが遠心力で膨らむことを想定して自動車の設計者は標準タイヤサイズを決定してゐるはずなので、20mm増しでも OK と思つたが、それでは底を擦る心配が減つてもタイヤがフェンダーを擦る心配が増すので10mm 増しに決定し、「195/70R15 の中華でも韓国製でもなひ安いやつ」を近所の修理屋にお願いしておいたら Dunlop の Winter Max WM01 ではどおかと云ふので「ぢやあ、それを..」と 2..3秒考へた末に返事をした。
　車高が 195/65R15夏用では 135mmだつたが、150mm になつた。
予想より 5mmよけいに高くなつたが、車庫の地面が傾いてゐることによる誤差と思ふ。
　乗つて運転した感じでは確かに 10mm強車高が上がつてゐる。幅を変へなひで扁平率だけ大きくしたので、ロール感も増したが、これ位ロールした方が気分は良ひ。早く雪が降つてほしい。

　過去数日の天気からもう冬用タイヤは不要と判断して本日夏用にシビックハイブリッドのタイヤを交換した。正確に計つてないが、45分未満でできたやうな氣がした。肉体的にも今回は疲れなかつた。終了して近所に買ひ物に出かける途中で、なにかの作業行程がぬけてゐるやうなきがしてゐる内に、空気圧のチェックをしてないことに気づいた。帰宅後、タイヤ温度が高くないことを確認後、空気圧計で計つたところ四輪とも 2.2kgf/cm2 で、指定通りの値だつたのでよかつた.. と一旦思つたが、運転席のドア枠に貼られてゐる適正空気圧の札をみて驚いた。札には　220kPa または 2.2kgf/cm3 と表示されている。
　正確には 220kPa は 2.243 kgf/cm3 なので、せめて 2.25kgf/cm3 と表示して欲しい。次回から空気を入れる際には 2.25kgf/cm3 にしやう。

　今朝 06:15 には夏用 175/65R14 を履いたフィット(代車)で雪の道を問題無く走れたが、11:15 には 23.5cm になつた。車庫から出れるか試したみたところ、「困難」であることがわかつた。苦労して調達した冬用タイヤを履いたシビックハイブリッドはいまディーラーにあり、雪は午後になつても止む気配が無し。本日は家から出られなゐ。
　家の横を通る坂道には軽自動車とコンパクトカー各一台が動けなくて置き去りにされてゐる。だが、郵便配達員は原チャリでたくましく走つてゐる。原チャリがコンパクトカーに勝つてゐるのはタイヤ径が大きいためだらうか。それとも運転手の腕の違ひだらうか。

　明日は雪が降ると天気の専門家が予想したやうだ。予想の確度はともかく、折角用意した冬用タイヤに履き替える機会が來たので、やつた。
　工具が準備万端のガレージに自動車を置いてあるわけではなゐ。タイヤを物置の奥から出すといふステップから始める。我が家の車庫は細長く、縦に弐台置けるが、横幅がせまく、右のタイヤ弐個を交換したら車を右に寄せてから左のタイヤ弐個を交換する。電動インパクトレンチはあるが、トルクが不足で、最初の緩めと最後の閉めは付属工具の手動レンチで行う。
　総作業時間は約壱時間で、昔から低下も改善もしなゐ。45分にまで短縮するのが長年の目標だ。タイヤを車に積んでショップや GS に行つて作業を依頼し待つよりは短時間で、出費も零ですむので、このやうにして、自分で作業するのだが、決して楽しくはなゐ。
　はやく大雪が降つてほしい。