2018年06月29日
数日前に運転免許更新のために試験場で弐時間講習を受けた。過去5年間に弐回の身に覚えのある違反と壱回の身に覚えのない違反のため弐時間講習を受けることになつた。私は講習を真剣に聴くが、焦点は「交通の潤滑」に関する指導がどの程度の割合で行はれてゐるかをチェックしると云ふ上から目線でおこなふ。
今回の講師は高齢女性で、江川紹子並みに滑舌の悪い人物だつたが、立派な發言が壱つだけあつた。「日本は治安がよいといはれてゐるが横断歩道に歩行者がゐても自動車が止まらなひ」。欧州では不用意に横断歩道がある位置で歩行者が立ち止まると自動車が停止するので歩行者は立ち止まる位置を不用意に決めると交通の円滑を妨げる。
欧州で守られてゐて日本では守られていなひもうひとつの規則に「 乗合自動車優先」がある。その講習で配られた教本の「主な違反行為..」のページを見たがなんと乗合自動車発進妨害がのつてゐなひ。私が日常目にする違反のトップは駐車違反だが、それと肩を並べるのが 乗合自動車発進妨害だ。
警察はなぜ横断歩道での歩行者保護も駐車違反も乗合自動車優先違反も見逃すのだらうか。点数をわずかしか稼げなひからだらうか。
警察もサッカー選手もクソ野郎だ。
Posted at 2018/06/29 01:29:58 | |
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乗合自動車 | 日記
2016年10月26日
今朝乗つたバスがいつものハイブリッドバスだつたが、いつもと異なる点が壱つあつた。長い信号の停車中にエンジンが止まつた。しかし自動で止まつたのではなく、運転手が止めてゐた。数拾回このハイブリッドバスに乗つてゐるが停車中にエンジンがとまつたのは本日が初めてだつた。
運転手は藤田康幸さんだつた。彼の意思でエンジンを止めてゐるのか会社からの指示でさふしてゐるのだらうか。ディーゼルエンジンは綺麗に止まらなひし始動の際にも大きな振動がある。ハイブリッド車の長所を生かすには停車時は、充電するのに最良の機会なのだから、エンジンを止めるのは正しくなひと私は確信してゐる。
このバスの製造者は本日初めてわかつたのだが、いすゞだ。
Posted at 2016/10/26 06:35:30 | |
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乗合自動車 | 日記
2016年09月11日
Sep 8 と Sep 9 の弐日の出勤でハイブリドバスにあたつた。
Sep8 の運転手は大前ひろかずさんだつた。かれはプリウス乗りがよくやる「モーターでできるだけたくさんはしる」運転をしてゐた。それはかれの意思によるものなのか会社の方針によるものか不明だが客として乗つてゐておもしろくない運転だ。
Sep 9 の運転手は名倉啓信さんだつた。かれは IC エンジン車ののりでややスポーティー運転をしてゐた。大前さんの運転より、乗客として、大変たのしめた。
はたしてこのバス会社は特定ルートにハイブリッドバスを配備してなにを調査してゐるのだらふ。私の想像では各運転手がかつてに運転モウドを定めてゐのでなく、会社がいろいろなモウドでの運転を指示して運航の遅れやコストを調査してゐるやふな氣がしてならなひ。
CAN モニターが装備されてゐて私の観察よりはるかに正確なデータが採取されてゐるのだらふか。運転手さんの心境に同情いたします。
Posted at 2016/09/11 22:12:36 | |
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乗合自動車 | 日記
2016年09月02日
今朝の出勤で乗つたバスもハイブリッドだつた。運転手も車両もローテーションしてゐるらしひのだが、それでも弐回連続でハイブリッド車両に当たるのはなにかの縁かとやや心が彈んだ。
停止から巡行速度に至る間でモーターのみで走る期間について観察した。昨日の観察では発車後の 1.5秒だつたが、よく観察すると 2.0秒のやうだ。但し、のろのろ運転の場合にはモーターのみで数十秒走ることもあるやうだ。
下車時に運転席の前にある表示盤からアイドリング回転数を讀みとらうとしたが、怪しまれることのない短時間(0.25秒以下)で讀みとることはできなかつた。1000rpm の目盛りよりあと弐目盛り下を針が指してゐた。四分割なら 750rpm だし、五分割なら 600rpm だ。クーラーが動作中といふことが原因か。いずれにしても高回転のアイドリング回転數だつた。
Posted at 2016/09/02 22:31:25 | |
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乗合自動車 | 日記
2016年09月01日
通勤で路線バスを毎日利用してゐるが、本日生まれて初めてハイブリッドバスに遭遇した。壱年半ほど前にこのバス会社のハイブリッドバスをターミナルで弐度見かけたが乗ることができたのは本日が初めてだ。どんな具合かを密かに観察した。
なぜハイブリッド車とわかるかと云ふと、後ろの隅にトイレにしては小ぶりな直方体がある。
乗り心地はディーゼル車となんらかはらなひ。メッシングノイズが全体のノイズの中の多くを占める点においてはプリウスと似た傾向だが、「一般人が好むハイブリッド車」と大きく異なり停車中にエンジンは回リ続ける点で、ヲー正しひコンセプトのハイブリッドカーだ、と感心した。ケミカル充電池(鉛、ニッケル水素、リチアムアイオン等)は充電に時間がかかるので回生ブレーキを構成しても、よほど蓄電池の容量が大きくなひかぎり、回生率がひぜうに低い。それなのに「一般人が好むハイブリッド車」は停車中といふ充電をするにはかつこうの機会にエンジンを止めるので充電できなひ。しかし本日乗つたバスは停車中に充電してゐる(に違ひない)。
信号待ちや乗客の乗り降りの際の約15秒に充電し、発車の1.5秒でそれを全て使ひきるといふ設計ではないかと想像した。
コンセプトが正しのはさておき、発車時にクラッチはすぐにエンゲージするので、ジャッダーはほとんど感じなひ。マニュアルトランスミッションではあるが、出だしはスムースだ。
バスともなると愚かなユーザに迎合しなひで良いハイブリッドカーを設計しても商売になるのだらうと感じたが、まだこのバス会社ではハイブリッド車がごくわずかであるところから、このバスの魅力を察することができなひアンインフォームドな購買担当がゐるやうだ。
Posted at 2016/09/01 22:46:12 | |
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乗合自動車 | 日記