アラビアのオレンスのブログ一覧

　昨日我が家のシビックハイブリッドの補助動力用バッテリーを僅か 2.8萬キロで交換したといふブログを書いたところ、18名ものみんからメンバーの方々から訪問を受けました。多くの方に讀んで頂いてうれしいのですが、シビックハイブリッド、または IMA 方式のホンダ車の実力が、この偶然の不良バッテリのために、不当に見られてはいけなひと感じ、The US Department of Energy’s FreedomCAR & Vehicle Technologies Program (FCVT)が行つたテスト結果を紹介いたします。
　
http://batteryuniversity.com/learn/article/hybrid_electric_vehicle

　このテストでは 256,000km (160,000 miles) を弐台の Civic, Insight, Prius で走つた後のバッテリ容量を計測し、Civic 68%、Insight 85%、Prius 39% という結果だつたと書かれています。また容量がこれくらい減つてもガスマイリッジには少ししか低下してゐなかつたとも書かれてゐます。
　Figure 3 はプリウスの中古を買う際の値段交渉で活用できさうです。もつとも私は「トヨタ方式は設計が間違つてゐる」と考へてゐるので、活用の機会は無ひはづです。

　ここ壱年間、IMA バッテリーが弱り続けてゐるやうに感じてゐた。最近では、中央道下り線の談合坂を「最も空いてゐる車線であるがゆへに登坂車線でのみ味わえるスピード」で登りきる途中で残量計の讀みでは 1/2 ほど電気が残つてゐるにも関わらずモーターアシストが効かなく現象が現れ始めてゐた。
　この現象のみからはバッテーリーが弱つてゐるのか、残量検出の精度が低下してゐるのか、それとも ECU のプログラマーが想定していなかつたやうな振舞ひを電池がするやうになつたのか等の内のいづれかであるかを判断できなひ。
　先日 IMA ランプが点灯し、ディーラーで IMA バッテリーを交換してもらつた。７年または 15萬km 以下なので無料だ。こんどの日曜日には山梨に行くが、談合坂を走るのが楽しみだ。