みんカラが繋げた縁　～あの日あの時あの場所で～

（今回は体裁を変えて丁寧語モードで参ります）

　みんカラを始めて、今まで一番驚いた出来事だと思います。思わず、懐かしさに胸が熱くなりました。

　最近、みんカラの一機能である足あとリンクから知り、さきほどお友達登録をしていただいた同じ三重県のテツヤさんという方がいらっしゃるんですが、この方が乗っていらっしゃるランエボＶＩを、どこかで見たことがあったんです。
　ご近所なので、普段から見る機会はあって当然なのですが、どうも僕の記憶では三重県ではないところで見たことがあったんです。

　それで、ちょっと記憶を辿っていくと、すぐピンと来た思い出がありました。ＷＲＣです。ラリージャパンです。それも去年のではなく日本初開催となったラリージャパン’０４です。台風16号と18号に挟まれながら、当日の四日間は全て快晴という奇跡が起きて大成功となった、あのラリージャパン’０４で遭遇していたのです。
　しかも、帯広の現地で出会ったのではなく、帰りのフェリーを待つ苫小牧なんですよ！

　どうしてここまで驚いているかといえば、僕ら（04年05年ともに友人のえすやま君と一緒に行きました）はレグ３が終わってすぐ帰ったんじゃないんです。どーせ学生で時間はあるし、全行程車中泊（マジです。T-topとミニカで行った05年も同じです）なので日程延びても宿泊費かからんってことで、のんびり観光して帰ったんですよ。知床行って今ではマイカーではいけないカムイワッカ行ったり、釧路いったりしてＷＲＣ終わってから４日間も北海道中ブラブラしてたんです。
　そんなに間があけば、ＷＲＣ観戦者はもうほとんど帰っちゃってますよ。行きのフェリーは直前の31日でしたから敦賀港に来たフェリー待ちの車は実に9割以上がＷＲＣ関係の車でした。ですが、帰りに苫小牧に来たフェリー待ちの車は、いかにもＷＲＣ観戦帰りって車はほっとんどいなかったわけです。
　そう、こ　の　ラ　ン　エ　ボ　を　除　け　ば　！（笑）

　もう凄く目立っておりまして、尚且つ乗船待ちの列ではご覧のように僕らの目の前でしたので、パシャパシャと盗み撮りを（爆）　しかも同じ三重ナンバーでしたから、これで嬉しくならない方がおかしいってなもんです。
　折りしも、この日は台風18号が北海道を直撃した影響で、出航時刻が何時間も伸びて、夜中に出発するはずがご覧のように朝まで待たされてたんです。
　同じ釜の飯ではないんですが、同じ郷土同じ台風被害者ってことで、勝手に親近感湧かせてました。

　ですが、さすがに旅行疲れがきているところにこの台風。僕らも疲れてましたし、当然向こうだってお疲れでしょうから、こんな時に話しかけられる人がいたら、それはフレンドリーじゃなくてただの空気読めない人です。（笑）
　話しかけたい気持ちもそぞろに、同県なんだしいつかまた会えるさと、その時は一方的に見るだけで抑えておいたのです。05年のＷＲＣでもう一度会えるかもしれないなんて思いながら･･･

　あれから2年です。もうすっかり忘れていました。（爆）
　だから、あの日の記憶に思い当たり、デジカメの写真をあさり、この画像を見つけた時の感動といったら･･･

　04年のラリージャパン本当に色々な事がありました。色々な事が起きました。本気で命の危険に遭遇したりもしました。（いや、まぢで。なぁえすやま君よ？
　どれもこれも、あの日あの時あの場所でしか体験できなかった掛け替えの無い思い出です。
　ひょんなことからテツヤさんに再会したことで、日々の記憶に埋没していた様々な感慨が蘇り、ちょっとした郷愁にひたれることができました。

　いやぁ･･･みんカラって本当にいいものですね～