一番見たい「時をかける少女」が･･･

三重県ではやってなくて、しょうがないので何かと話題の「ゲド戦記」見てきました。

　作品の内容については前評判をいろいろ聞いていたので、正直目当ては大音響の館内で聴く谷山浩子（ＮＨＫみんなのうたで”まっくらもりのうた”を歌ってた人といえば世代を問わず解る人が多いかと）作曲の挿入歌だけだったんですが、

あら、ちょっと！　エンディング曲が新居昭乃作詞作曲じゃないですか！

こりゃ嬉しい誤算でした。最近のジブリのキャスティングは完全に話題作りを優先した商業主義にまみれてしまっていますが、曲作りに関してはくだらないタイアップに陥らずに、あくまで”作品の為の作曲”を続けてくれているので好感が持てます。
　日本でファンタジー物の曲を作らせるなら新居昭乃は限りなくベストに近い選択だと思います。

　ちなみに肝心の映画の出来を一言で言うと･･･

　名監督から生まれたのは超監督だった。

　大人しく美術館で館長しててください。（;´Д｀）