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イイね!
2008年04月30日

不幸中の幸い

不幸中の幸い さて、前回の続きです。


 予備検場での光軸調整を断られ、片道40分かけてマイガレージまで戻り、シャッターしめて自力で光軸調整を行って、再び陸運を訪れた時は丁度お昼の12時を回っていました。さすがお役所仕事だけあってどれだけ客が待っていようが、キッカリ昼休みをとる陸運なので、午後の第3ラウンド開始までずっと待たねばなりません。

 12時までに間に合わない事はわかっていたので、途中のマクドで昼飯を買っていき、無人のライン入り口に車をとめて、メガマックを頬張りながら第3ラウンド開始を待ちました。

 そろそろラウンド開始時刻。30分以上前から並んでいたので1番乗りなのは当たり前なのですが、開始5分前になっても僕の後ろに並んでいるのはたったの2台。めちゃくちゃ少ないです。やはり月末&重量税の暫定税率効果が大分影響しているのかもしれません。

 で、ラウンド開始。寄ってきた係員に再検査であることを告げ、車体番号の確認作業だけをして、あとは一気に光軸テスターのところまで行きます。

 輪止め(っていったいいのかれは)にガッチリと固定されたmyヴィッツ(本邦初公開)の前に現れる光軸テスター。無機質な瞳がmyヴィッツをガン見すること数十秒・・・

 左・・・OK

 これは1回目の時からOKでした。問題は右です。マイガレージでOKの出た左ライトと縦横軸ともに左右対称の位置になるように調整をしましたが・・・

 右・・・X

 ヽ(`Д´)ノウワァァァン


 最悪です。落ちました。結構自信があっただけにショックです。ギガンティックショックです。
 かなり焦りました。13時開始の第3ラウンドは14時に終わります。もうマイガレージ戻ってる時間はありません。お店探してる時間もありません。たとえなおしてくれる所があっても、今から30分で行って調整して戻ってくる事なんて多分無理でしょう。
 その時、ちょっと冷静になって周りを見渡してみました。さきほどから解っていたことなのですが、今日という日の特異性がなせる業か、ラインがガッラガラで誰も並んでないのです。
 これなら、誰にも迷惑をかけず(検査官にはかけるけど)時間一杯まで10回はトライできるんではないか。

 車検のラインを通した事がある人ならお分かりだと思いますが、光軸テストの時に落ちると、電光掲示板にどっちにずれているか上下左右の表示で簡単に教えてくれます。なので、極端に言えば上と出たなら下にずらせばいいし、左とでたら右にずらせばいいわけです。

 尻に火がついた僕に迷っている時間などありません。駐車場に車をとめ、ボンネットを空け、こんな事もあろうかともってきた工具で光軸を調整します。もちろん壁も何も無いので勘だけが便りです。っていうか神頼みです。
 電光掲示板には右という表示が出ていましたので、左にずらせばOKなはず。ガレージでの調整時、左右の軸は何をどちらにどれだけ回せば、どれだけずれたかを思い出しながら、調整ネジを回します。1回・・・2回・・・こんなもんかな? いや、もう1回まわしとこう・・・3回。

 そして再びラインに並びます。さっきとはまた別の検査官に書類を見せて、車体番号を確認し、三度光軸テスターの前へ。

 車から降りて、検査票を差し込む機械の横で拍手うって見守ります。

 左・・・OK

 右・・・OK

キタ━(゚∀゚)━!

 やりました! うかりました! 5~6回は繰り返すつもりでしたが、運よく1度の勘調整で合格できました。

 他の項目は1回目で全部OKが出てたので、これで通常の検査ラインは全て通りました。通常ならここでラインは全てが終わり、あとは事務手続きのみとなります。・・・通常ならば。

 実は、この車。TRD-MSBっていう競技ベースな特殊な車で、最初からロールケージはいってたり、定員2名だったりするためかどうかは知りませんが、車検証にある形式指定番号と類別区分番号が無いのです。(”改”ではないのですが)
 そのために、通常のラインのあと、測定ラインに行くように言われました。
 改造車検とかはやったことがないので測定ラインなんて初めてだったので、いったいどうすりゃいいのかさっぱりわかりませんでした。通常ラインがガラガラなのですから、当然測定ラインなんてもっとガラガラで人っ子一人いません。
 ライン入り口で途方に暮れていると、奥の事務所っぽいところから検査員が顔をだして、こっちまで来るように手招きしました。

 「ロールケージをいれて記載変更するの?」
 「いや、もとからこんな車なので、何もしてないのですが、形式指定番号が無いので測定してきてと言われて・・・」
 「あ~なるほどねー じゃ、そこに乗って」

 ってことで、前軸と後軸と重量だけ図って、車検証と相違ない事が確認され、それでOKでした。全長全幅等は見た目からして明らかに変わってないので何も測定されませんでした。


 すったもんだがありましたが、これで検査ラインは全て終了です。あとはこの書類を事務所に持っていって、ナンバーを貰うだけです。

 多分続く。


 ちなみに後から調べたら、陸運の近くに民間の予備検場がありました。陸運の人に聞いても何も教えてくれなかったのですが、最初からここに行っていれば午前中に全て終了していました。orz
 ま、今回はいろんな意味で勉強になったし、調整代も浮いたので結果オーライで良しとします。(笑)
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2008/05/06 23:10:04

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この記事へのコメント

2008年5月6日 23:18
>民間の予備検場
俗に言う「テスター屋」さん。
検査ラインと同じチェックして調整してくれる。そう言えばその存在を忘れてたw
前回断られたのは組合員じゃないとダメな方ね(^_^;
コメントへの返答
2008年5月7日 15:14
そそ。

前回やった時は光軸も一発OKだったので、ついぞ予備検屋さんにはお世話にならなかったんです。
なので、下調べも簡単にしかしてなかったので。

まさか、組合向けと民間(厳密には組合も民間だが)の二種類の予備検屋があるとは。

ま、今後のためのいい経験になりました。
2008年5月6日 23:30
そういえば、AT→MT変更については、『改』ではなくて、構造変更で済みました。頼んでいたディーラーの人も「初めてで勉強になった~」とな。

しかし光軸調整で。

つい最近のワタクシの車検時には、ラインがものすごい行列になっていて、もう少しで道路にはみ出しそうだったよ。月末だったけど。
地域差もあるのかねぇ。
コメントへの返答
2008年5月7日 15:16
へ~、そうだったんですか。

ん? たしか、まさやんさんの時はMT変更で”改”になってたような・・・

たぶん、場所と場合によって変わったり変わらなかったりなんでしょうね。

改造車検なんて、調べてみるとけっこーいい加(自主規制

今回は、暫定税率効果が一番大きかったかも。
2008年5月6日 23:41
前回の予備車検場がユーザー車検お断りの情報を見て、エェェェェェと絶叫していましたがホッとしました。
私はいつも本ちゃんの光軸で駄目だしを受けてから、その民間予備検場のお世話になっています
コメントへの返答
2008年5月7日 15:20
お騒がせしました。(笑)

よくあるユーザー車検のやり方サイトでは、事前に予備検屋を探しておくことを推奨していましたが、まさかその予備検屋が二種類に分かれてるとは思いませんでした。(^^;

次にライン通すときは安心です。
2008年5月7日 7:11
クルマは、
初代▼it■かな?
コメントへの返答
2008年5月7日 15:21
ハイ、正解!(・∀・)



っていうか、文中でもモロに書いてありますが。(笑)

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