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2012年06月27日 イイね!

状況開始

状況開始今日は、本来定休日だったんだけど、休日出勤してきました。

明日は休みをとっているので、今晩からガレージ入り。

食料も買ったし、泊り込みで作業です。
Posted at 2012/06/27 19:40:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 秘密のガレージ | 日記
2012年06月27日 イイね!

ジャスコに行くとよく解る、若者の車離れの答え

20年くらい前、コカコーラの1.5Lボトルって、確かスーパーでも300円くらいしてませんでしたっけ?

350mlの缶が100円だか110円だかだったのだから、その4倍のボトルが300円くらいしていても、特に疑問は無かった。

それが、10年前の時点で198円が当たり前になって

今は、ジャスコじゃ168円が通常売価。

安すぎますよね。

そして、その横に並べられた、1.5Lで148円のPBのコーラ。

スーパーのドリンクコーナーは、20年前の実売価格が記憶に残っている世代にとって、今がどれほどデフレかという事が、身をもって体感できるサンプルです。


マクドのハンバーガー。

確か、200円以上してましたよね。

今じゃ100円マックですよ。


吉野家・すき屋・まつ屋の牛丼の値段。

サイゼリアみたいなファミレスの値段。

テレビの値段

家電の値段

パソコンの値段

洋服の値段


どれをとっても、20年前に比べて、相場は半分以下に落ちています。

商品が売られる値段が半分になるってことは、利益もそれだけ下がっているってことで、それはつまりその会社で働く従業員の給料が下がるってこと。

自分達がモノを安く買うってことは、自分達がもらえる金も安くなるってことは、中学生で習う超基本的な経済の仕組みです。


さて


20年で車の値段ってどうなってます?


半分以下に下がってます?

むしろ、上がってませんか?


この20年で、飲食や家電やアパレルの実売価格は急降下したのに、新車の実売価格はずっと高値安定なんですよね。


あ、車業界でも車両以外はめちゃくちゃ値下がってます。

カー用品の花形であるアルミホイールセットなんて、ほんの20年くらい前まで、つける車両価格の10%がだいたいの相場なんていわれたものです。
200万の車なら20万のアルミセット、300万なら30万のアルミセット。
それが普通ランクの価格で、高級セットともなれば、もっと上です。

今、売れ筋のアルミセットが、いったい車両価格の何%なんかなんて、いわずもがなでしょう。車両価格の10%分も出せば、かなり上等なランクがつけられます。
(というか、新品買ってくれるだけまだマシでしょう。僕を含め、今の車好きのほとんどは、ヤフオクに程度の良い中古品が出てないか探すのに血眼です(笑))

つまり、アルミ・タイヤの相場ひとつとっても、どれだけ車両価格だけは値下がってないかがわかる訳です。


20年で大きく下がった物の値段。

そして、それと比例して下がった所得。

言い方を帰れば、今の一般的な若者の所得というのは、100円のハンバーガー、980円のジーンズ、2万円のハイビジョンテレビ、3万円のパソコンという現代の物価の元に形成されていったものであるのだから、

20年前の価格のままで変わらずにいる車が相手にされるわけがない。

魅力のある車が減ったからとかよくいわれるけど、あんまり関係ないと思う。

魅力のあった車達って何? って聞いたら出てくる車は、だいたい走りが楽しかったり、フォルムのかっこいいスポーツカーとかホットハッチなんだけど、じゃぁその車、今新車で売ってったら買いますか? って現代の労働者に聞いたら、ほとんどの人は買わないって答えるでしょう。

いや、”買わない”んじゃなくて”買えない”んですよ。今の大半の労働者は。200万や300万や400万の動産なんて。
定期昇給なんて望めない、1年先の会社がどーなってるかさえ解らないこの時代に、200や300のローンなんて怖くて組めやしないよ。


興味を無くしたから、車を買わなくなったんじゃないよ。

買えなくなったから、そもそも興味を持とうとすら思わなくなったんだよ。

人間ってやっぱりそういう風にできてるんですよ。よっぽど執着でもしてない限り、普通は手に入らない物を追いかけたりはしません。

自分が土日を休めない職業になってしまって数年も経ったたら、アーティストのライブとか何かのイベントとか、そういう基本土日休めないと行けない興行への興味が年々薄らいでいったのと同じようなもん。


若者が、再び車に戻ってくる為には、次のうちのどちらかが必要でしょう。

(1) 景気が好転し、将来への閉塞感が薄れ、20%ともいわれる若者の失業率が改善し、日本の平均所得が大幅に回復する。

(2) トヨタ・86と同等の品質を持つ車が、新車価格100万以下で登場。


(1)はまぁ無理なんでしょうね。どこにも好材料がない。
あるとすれば(2)。アジアメーカーのどこかがやってくれるかもしれません。そうすれば、一時的には若者は車に戻ってくるでしょう。

ただ、(2)が起きる場合、それは日本国内産業最後の砦である自動車産業の崩壊を意味するので、国内は失業者で溢れ、早々に日本終了のお知らせとなってしまって、若者の車回帰は一時の賑わいとなってしまうかもしれませんけどね。


ちなみに、自分の車趣味が今のような形態に突き進んでいったのも、この日本の世相とは無関係ではないと思っているのですが、まぁそれについてはまたの機会に書いてみることにします。
Posted at 2012/06/27 00:51:01 | コメント(2) | トラックバック(0) | 四方山話 | 日記

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