大型Ｇタイプのブログ一覧

ホームセンターをはしごして、二件目で望み通りの部材を見つける事ができましたので、それに合わせて部材を加工します。
(それにしても、近年この地方に進出した（ガレージと反対方向に立地する）大型店にわざわざ足を伸ばして向かったというのに、その店にはお目当てのモノは見つからず、昔からある地元のコメリで見つかるというこの灯台モトクラシーといったらもう・・・）

大型ボール盤に、二次元バイスとエンドミルを使った即席のフライス盤もどきで半円状に削ります。







そして、前日準備した鉄板をプラズマで切り出してゆきます。

ちなみに、このプラズマカッターですが、一度使うと手放せないほど便利な道具ですが、消耗品のチップの損耗が激しかったり、大容量のコンプレッサーを要したり、当然電気使用量もとんでもなかったりと、前回ご紹介したメタルシャーに比べて、同じ金属切断道具としてそのランニングコストの差が両極端だったりします。





断面をグラインダーで整えて・・・







三つのパーツが出来上がりました。
（上方の中空パイプが、ホームセンターで買ってきたものです）

これを合体させます。






出来ました。






中空パイプの溶接で、溶接部が内部に盛り上がってしまい、軽く切削する必要がありましたが、おおむね思い通りに出来たような気がします。






次回で最終回、いよいよ作った部品を車体に取り付けて、クラッチを動かせるようにします。

ちょっとした失敗もありましたが、まぁそれも見越して作っていたので、なんとかなりました・・・

プライベーターのワンオフ工作に無くてはならないのが、この方眼紙です。

ガレージには常に何枚か常備してあります。



適当なサイズで切り取って、アングルをあてがって、適当に形を決めます。



実物にあてがって、寸法を確認します。




余談ですが、これまで外していたブレーキのマスターバックを、
今回の部品が干渉してしまわないように作るために、再び取り付けたのですが・・・





ここの左上のナットの取り付けって、いったい何のイジメですかね(´・ω・`)

外した時も、狭くてやり辛いものでしたが、つける時のやり辛さは半端ないっす。ステアリングラックさんの邪魔さ加減マジパネェってやつっす。

だから、今回は左上だけ付けずに放置しました。（ぉ　どーせ、また外しますし。










形が決まった方眼紙を、鉄板(2mm)の切れ端にあてがい、形を書き写します。


この形に鉄板からプラズマで切り出すわけですが、まずは扱いやすいサイズに大まかに切り分けます。




そんな時に、大変役に立つのが、このメタルシャーと呼ばれる道具です。

これの良い所は、エアーも電気も使わず、ただ超強力な切断力で裁断する道具なので、音も出さず火花を飛ばずに鉄を切れるところです。

プラズマのようにチップを消耗することも、サンダーのように砥石を消耗することもありません。

フラットバーを切断したい時に重宝しています。



この幅ともなると、一発でズトンと切れるわけではないのですが、この様にそれほど労せずに２ｍｍの鉄板を切断できてしまいます。





そんなわけで、ここまで材料が揃いましたが、まだ材料が足りません。

ただ、その材料は手持ちの資材には適当なものが無かったため、翌日近所のホームセンターに探しに行くことにしました。



もうすでに、夜も更けていましたので、今から買に行っても開いている店など、三重の片田舎にはありませんので。


次回へ続く。