• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

大型Gタイプのブログ一覧

2015年11月16日 イイね!

紅茶号改造記 過去編 第二十五回

この過去編は、当時某SNSに非公開の備忘録として記述していた文章をほぼ原文のまま載せている為、時々間違った事を書いてたりしますが、特に問題ない限りはそのまま載せています。

改造作業の備忘録 2012年 4月下旬

ミッションマウントが決まったら、それを中心にリアフレームの後端を作っていく。






そして、ここでリアフレームの中でも重要箇所の一つである、トーコントロールリンクの付け根を作る。

このトーコンリンク。どー作ろうかとずっと考えていて、もともとはタイロッドと特注ロッドに汎用ピロボールエンドの組み合わせで行く予定だった。

しかし、公認取得を受ける上で、アーム・リンク類の自作や特注はグレー。出来る限り避けなければならない道なのだ。

そこで、純正のステアリングラックをばらしていくと、純正部品がそのまま使えそうな事に気付く。

もともとステアリングリンクとしての役目でフロントについてる時と、トーコントロールリンクとしてリアについている時で、そのジオメトリ的な役割の動きに大差はない。
ステアリングラックについている時は、左右移動することで操舵の役割があるが、真っ直ぐ向いている時のバンプステアとコンプライアンスステアは、純正のタイロッドをそのまま使っても、特注のリンクを使っても基本は一緒。
ただし、剛結されるタイロッドに対して、ブッシュが介在するリンクやアームだと、横力を受けたときのコンプライアンスは違いがでると思う。

問題はその長さで、おそらくGCの純正のタイロッドをそのまんま持ってきてしまうと、リンク長がロアアームより短くなり、それを後ろ側に持ってきてしまっていると、バンプステアはトーアウト方向になってしまう恐れがあったのだけど、それも解決。

というのもの、たまたま純正タイロッドエンドの部品取りに買ったタイロッドが、うっかりGC系ではなくGD系のタイロッドを買っていて、そして実はGD系のタイロッドはGCよりも1cm長くなっていたのだ。

これなら、おそらくバンプトーアウトは発生しないはずである・・・多分。
ただの勘。計測したわけでも、計算したわけでもない(笑) GCの使うよりは幾分かマシになるはずという程度。





そんなわけで、リアのトーコンリンクは、純正タイロッドをそのまま流用することにした。
これで強度証明も(多分)スルーできるし、特注費用も浮くし、工期も一気に短縮できた。一石三鳥である。
支点の剛結部分の強度だけが、ちょっと心配ではある。







純正タイロッドを流用する為の、フレーム側取付部の製作は、いろいろ考えて試してみて、写真のようになったのだった。



ちなみに、ジオメトリの変化を決定付ける、このトーコントロールリンクの支点の位置を、最初は頑張って計算しようと、高校数学の教科書を引っ張り出してウンウンと数週間ほど唸りつづけ、そして最終的に
「なるほど。 わからん」
という結論に達して、適当に決めたのはここだけの秘密にしておいてください。
現役の時に数IIの期末試験で0点とった実績は伊達じゃない!! いや、数Bだったか・・・ まぁいいや。遠い過去の話だ(遠い目)

後はもう走ってみればどうなってるのかはっきりしますわ。(´・ω・`)

まぁ、このフレームはもう廃棄して無いんだけど。ここの造りは、今のとあんまり変わってないから・・・


そろそろ、この過去編も終局がみえてきたなぁ・・・

プロフィール

「今週出走の模様」
何シテル?   10/03 22:16
人生とは前向きに生きていくしかないが、後ろ向きにしか理解できないものである。 そんな人生送ってます。 名前が微妙にころころ変わりますが、基本的な名前は”...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2015/11 >>

123 456 7
8 910 111213 14
15 1617181920 21
222324 25262728
2930     

リンク・クリップ

K4GPにディーゼルマシン作って出ようとした話 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/05/03 17:55:18
ガレージ照明LED化 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/04/16 13:17:11
夜明けは近い 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/02/16 01:15:54

愛車一覧

スバル ヴィヴィオ 紅茶号 プロトタイプ (スバル ヴィヴィオ)
かつてヴィヴィオ T-topと呼ばれていたもの。 学生時代に共にあり、日本全国津々浦々 ...
スバル ヴィヴィオ 紅茶号 (スバル ヴィヴィオ)
人生で初めて買った自分の車です。 学生時代、常に共にあった車です。 この車で北海道に ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation