第一回フェス走行会レポート その3
片手で数えるほどの走行会参加経験しかない僕であっても解る、この走行会の特殊性の一つが
一つの走行会にグリップ枠とドリフト枠が混在しているところ
だったなと回想します。
基本的に、走行会ってグリップならグリップオンリーになるし、ドリフトならドリフトオンリーになるものだと思います。(同日に同じ会場を別々のグループがグリップとドリフトをやってる事はある)
ですが、今回のフェス走行会ではABCDの4つに分けられた走行グループのうち、Aグループはドリフト枠として設けられていて、ドリフトの王道車からとんでもない改造車まで多種多様な車による白煙とスキール音の饗宴が繰り広げられていました。(他、Bはサーキットビギナークラス(紅茶号はここ)、CとDは中・上級者クラスという感じで、出走はA→B→C→Dの順)
そして、その稀有な組み合わせと、同日フェス走行会運営が行った方針による相乗効果により、当日この走行会には観戦者にとっても面白いアトラクション性が生まれていました。
その答えを書く前に、ちょっとこちらをご覧くださいよ奥さん。
FFのはずのミラジーノが綺麗に横向いとる(´・ω・`)
しかも、ドリフトど素人の自分が見ても、めちゃ綺麗に流れてるのが解る。
このミラジーノ
FRになっとるがな(´・ω・`)」
ちなみに、このFRミラジーノの構造は4WD改の横置きFRですが、それはオーナーのSさんがあらゆる要素を考慮した結果、その方式を選んだというだけで、この方がやろうと思ったら縦置きFR化だろうがMR化だろうが朝飯前だったりします。(その根拠は今後のレポートで書きます)
そして、驚きはまだ続きます。
・・・
僕の知るH4x系ミニカはこれじゃない。(´・ω・`)
この最終型のミニカは、大学時の僕をこの世界に引きづりこんだ
友人の最初の相棒で
原始紅茶号時代によくつるんどったからわかる。
一緒に、
北海道にラリージャパンだって見に行ったのも、この型のミニカや。
間違っても
こんな動きはできんはずや。(`・ω・´)
何か・・・
何か秘密があるはずや・・・
( ゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
_, ._
(;゚ Д゚) …!?
ハヤブサのエンジンになっとるやんけー! けー!
けー!
・・・まぁ、存じておりましたのですけど。(´・ω・`)
以前からYoutubeで拝見しておりました。
昨今の情報化社会は、なんでもかんでもすぐに情報が広まってしまうからいけませんなぁ。
でも、それを生で見て、製作者と直接会話ができるという感動は、やはりこういった走行会等のイベントに足を運ばなくては味わう事はできません!!
少年よ! 外に出ろ!!(10年ガレージに引き籠った者より)

(このハヤブサミニカは当日抜群の衆目を集めていましたね)
今回は自分も走行参加であるので、そうまじまじと一台の車を見続ける事は出来なかったのですが、このミニカをちょっと見学させてもらった時にあることが気になって、一つの質問をしました。
それは、アクセルワイヤーが二段階構造になっていることでした。
素人考えだと「既存のワイヤーだと長さが足りない?」なんて考えてしまいそうですが、このレベルの人達なら、アクセルワイヤーを希望の長さで仕立てる術など自製・外注問わずいくらでもあるはず・・・だから長さが足りないから継ぎ足してるなんてわけがない、なのに、何故こんな構造になっているのだろう?
これがネットで画像をみてるだけだと、疑問に思っても聞く相手がいないけど、今は目の前に製作者様(と書いてカミサマと読む)がいるのだから、聞かない手はありません!(笑) (もちろん、それぞれ苦労して身に付けた独自のノウハウなのだから、聞いたら教えてくれて当然だなんて思っては駄目ですよ)
おお神よ! 迷える子羊に知恵の雫をお恵みくだされ~ \(´・ω・`)/
神「バイクのアクセル(ハンドル操作)と、車のアクセル(ペダル操作)とじゃ、
ストローク量が違うじゃろ? ( ´_ゝ`)」
・・・
_, ._
(;゚ Д゚) …!?
ちなみに、ヴィヴィオのアクセルペダルとインプレッサのスロットルを、サンバーのアクセルケーブルでただ繋いだだけの紅茶号は、おそらくですがペダルを全量ふみちぎると、ワイヤーのストッパーにテンションがずっと掛かっていた可能性が大でした・・・
閑話休題
(後日、弊社の先輩が絶賛していたS15輪舞曲)
ドリフトは見るのもやるもの完全初心者の僕ですが、間近で見ると楽しそうですし、それにドリフトという競技目的の方法論で変化する車両のセッティングというのも新鮮に映りました。
普通の走行会なら、僕はグリップの走行会にしか出ることは無く、こういう世界の存在を知ってはいても、同じ場で体感することは無い、どこか遠くの世界であったものが、この日はとても身近に感じました。
そして、それをフェス走行会の取り組みが後押しをしました。
というのも、この走行会
同乗走行をバンバン奨励していたのです。
もちろん、安全ルールはMLSの同乗走行におけるルールに則ったルールがありますし、当然同乗希望をドライバーが快諾する事が必要ですが、上記の写真や動画を見てもらえばわかるように、ドリフト車の助手席にしょっちゅう誰か乗ってます。(笑)
同乗走行はドリフトに限定したものではなかったのですが、結果的にはドリフトの横に誰かが乗ってることが多かったように思えます。
これ、下手なジェットコースターより楽しいでしょう。
僕も、走行枠が連続してなければミラかミニカの隣に乗ってみたかった(笑)
同乗奨励の運営方針と、グリップ枠とドリフト枠の混合という構成が、シナジー効果を生みだしていたように思えます。
とにかく、いろんな要素が詰まったバライティ豊かな走行会だったなぁと思います。
ちなみに、上記ドリフターズ画像の中に、一枚だけちょっとおかしな画像があるのですが・・・
それはまた別の講釈で・・・
Posted at 2018/05/07 01:05:32 | |
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