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2019年01月17日 イイね!

ミッドにEJ20とか載せたい諸兄姉へ贈るアドバイスその1

ミッドにEJ20とか載せたい諸兄姉へ贈るアドバイスその1「ミッションはGC/GF後期型以降を選ぶべし」


そうすると、最初から車速信号は電気式になってます。

前回でも少し触れましたけど

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こっちが中期型の配線図

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こっちは後期型の配線図

見れば一目瞭然ですが、車速の電気信号がメーターの外からは来てないんですよね。
つまりは、ヴィヴィオさんと同じタイプで機械式のワイヤーがメーターに繋がって、メーター内で速度信号生成しているタイプです。

フロントにミッションがあればそれで構いませんけど、このパワートレーンをミッドシップにしてしまうと縦置きミッドシップになるわけで、トランスミッションとスピードメーターは最も遠く離れてしまうわけですよ。RRよりも更に遠くに。

電気式なら、ただの配線を延長すればいいだけですが、これが機械式となったらDIYでどうにか出来るようなもんではないです。


で、

幸いにも紅茶号のミッドシップ化で最初に買ったGF1のインプレッサが、たまたま後期型だったので、最初から速度信号は電気式になってました。 今から思えばこれはラッキーでした。 もし、最初に買ったドナーが機械式だったら、そこで余計な時間を使っていたことでしょう。

まぁ、今から考えれば、このスバルのミッションって、車速信号の電気式ー機械式のコンバーションが余裕で可能っぽい事に気が付くんですが、それは今だからこそ分かる事であって、0から全てを調べて知っていかなくてはならなかった当時に、極力未知なる分野ってのは少ないに越した事は無かった。

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まぁとにかく、EJのミッドシップをする時、もっとも手っ取り早く安上がりなのは、パワトレーンとハーネスは全て丸ごと移植する事ですし、それで純正メーターも丸ごと使いたければ車速が電気式になってる後期型の方が良いですよっていうお話でした。



というわけで、D型のエンジンハーネスでは車速信号線は存在しないので、適当なコネクタを造ってミッションから直接車速信号線をメーターまで引っ張ってきたら、期待取りすんなり動いてくれました。

やはり昭和枯れススキならぬ昭和枯れスバルの単純な設計は良いですねぇ。


ついでに



他にメーターに表示させたい情報の信号線を抽出しておきます。

とりあえず、今回は水温計・油圧警告・排気温度警告・チェックランプを動くようにしておきました。
後、ターンシグナル左右を将来的に表示させる準備も(こちらはエンジンハーネスからは関係ないので)




ついでに、この情報にどれだけ需要があるのか謎ですが、僕が10年前にネットで探してもこの技を解説してくれてるサイトは何処にも無かったので、我流ですが載せておきます。

この世代のスバルにしか通じないのでしょうけど、エンジンハーネスのコネクタピンを抜く方法です。

せっかく分解できるように出来ているものを、ぶった切って繋ぎ合わせるのって、みすみす純正の信頼性を低下させる行為なので、分解ができればハーネス自作や間引きを高品質にできます。

まぁ、ものすごく時間かかりますが(´・ω・`)

理想のツールに辿りつくまでに、何本も折りましたが。

間引きして自作すると、ハーネスはとても軽量コンパクトになります。

ですが、あまりに膨大に時間がかかるので、今回のEJ20で同じことは多分やりません(´・ω・`)

異種間エンジンスワップのハーネス移植は、少々重かろうが要らないハーネスもいっそに丸ごと持ってきた方が時間も信頼性も無難です。

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膨大な配色パターンの配線を入手するのも大変ですしね。




ああ、でも フロントエンジンのミッドシップ化で純正ハーネスを丸ごと持ってくると、多少は齟齬がでます。



その一つがこれ。 O2センサーのハーネスがこんな所にきてしまいました。このまま、これをエキマニのセンサーに接続しようとすると、もれなくこのまわりのハーネスの塊がミッションの上に鎮座する事になります。

じゃぁ、単純に適当な電線で延長するかとなるのですが、配線図を見るとシールド線が使われています。

まぁ、サーキットを走るだけの自作車に、O2センサーハーネスのシールド線の重要度がどれほどのものなのかは素人の自分には分かりませんが、悪影響がどれほどかも分からない以上は、極力は純正通りにいきたいわけです。

ですが、昔は備蓄していたシールド線の在庫も、EJ15のハーネス制作の時にほぼ使い尽してしまいました。(当時このハーネス材料を買っていた通販サイトは既に閉鎖)

うーん・・・どうしよう


あ、そうだ!(・∀・)




この中から見つけましょう。

この中古ハーネスは、元々エンジンと一緒に買ったものなのですが(というか、ハーネス・ECU付ってことで買ったもの)、需要な部分が切除されていて、まったく使い物にならず、コネクタ類の部品取りとして余生を過ごしているストックです。

室内側のハーネスがまるで足りて無かったガラクタですが、エンジン回りのハーネスはあったはずなので、ここにはO2センサー周りの配線は丸ごとあるはず・・・




コネクタはすぐ見つかったので、そこから収束していたるハーネスをバラバラにしてゆき・・・



(コネクタと配線を)獲ったどーーーーーー








あとは、この純正の配線をそのまま流用して延長コードを制作し、ようやくO2センサーの信号がECUに辿りつく事ができました。

ついでに排気温度センサーのハーネスも持って来れるんですが、現時点で排気温度センサーが無いので、今回は省略です。(笑)


以上。

気が向いたら、その2を書く事もあるかもしれません。


Posted at 2019/01/18 00:15:33 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記

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