大型Ｇタイプのブログ一覧

フライス盤が欲しいんですが、個人が工作に使うにちょうどいいクラスが無い（笑）

一応、最近アジア産の安いの（といっても10万近くしてるけど）が出てきていて、一部の趣味人の中で密かに流行ってるらしいんですが･･･（なんかＣＮＣ化してるツワモノもいますね）
ぱっと見る限り、あれって模型とかの部品を自作できるというレベルであって、車の部品を自作できる大きさは無さそうな気がするんですが、どーなんでしょうか。

　個人が趣味で使うという需要に対し、最近いろいろな工具に安価なエントリーレベルが出てきて、昔に比べたらＤＩＹでいろいろ出来るようになりましたよね。
　溶接機とかなんて、その尤もたるもんで、上は３相２００ｖ必須のン百万クラスがあるけど、下を見れば家庭用１００Ｖで使える3万程度の半自動なんてのが珍しくなくなってきた。
　同じ種類のもんでは、プラズマカッターなんてのも、それほど敷居が高くはなくなった。（それでも持ってる個人は多くはないだろうけど）

　そして、溶接機もプラズマも、エントリーレベルの中でも上級クラスってのが登場してて、それがつまりは単相２００Ｖ仕様の製品。
　趣味で動力引くのは無理だけど、家庭用１００Ｖじゃ物足りないって人向けのクラスが単相200V製品だと思うわけで、溶接機もプラズマもその辺の製品がわりと出てきているわけです。
　プロが仕事で使うには、そんな中途半端なクラスはいらないけど、ホームセンターに置いてる入門機よりもう少し上が欲しいっていう、僕のようなホビーユーザーには重宝するんですよ単相200Vクラスって。

　んが、フライス盤って基本的に業務用途を前提とされた製品しかないですよねー　つまりは動力必須。

　町工場の片隅においてあるような小型（といっても趣味用途にはじゅうぶんでかい）フライスに、単相200V仕様ってのがあれば、本気で購入を検討するんですけどねー。
　もう、このボール盤でｍｍ単位の精度出すのが嫌になってきました（笑）

　やっぱり、単相→三相のコンバーター買ったほうが早いんですかね。

　

　大正時代、関東大震災の折、朝鮮人が井戸に毒を入れたというデマが流れたという。

　教科書にも載っている有名な話。

　そのデマが原因で、在日朝鮮人がリンチにあったとか、まぁいろいろ話は聞くが、何が本当で何が嘘なのかは、結局のところ神の目で全てを俯瞰できる存在でもない限りはわからないだろう。

　たぶん、正解は　

ある所にはあった　

無いところには無かった。

　ということなんだと思う。

　さすがに毒ってのは、論理的に科学的にも、完全なデマだとは思うが、そういう憎しみが向けられるということは、何かしらの発端はあったんだろう。


　さて、時代は下り、あの阪神淡路大震災。この震災でも、今もネットなどで探せばすぐに見つかるある”噂”がある。正常な人間からすれば、眉をしかめざる得ない噂だ。

　曰く、あの阪神淡路大震災の折、街は壊滅し、治安は大いに乱れ、その結果、婦女暴行事件が多発したというのだ。
　友達から聞いた話だとか、実際に被災した人が避難所で聞いた噂だとかで、すごいものでは「被災した地域の若い女性はかなり高い確立でレイプされてしまっている」なんて話もあるくらいである。ちなみに、噂の枕詞か結語には決まって「マスコミでは黙秘されているが」というような言葉が付加される。

　これらも、後々に科学的・論理的な検証の結果、デマだったという結論が出されているという。
　噂の発端は、あるゴシップ雑誌が書いた科学的根拠の怪しい記事にあるらしいが詳細は不明だ。

　地元を愛する神戸市民からしたら、このような酷いデマをさも真実のような噂されては、怒り心頭のことだろう。

　しかしこれだって、やはり正解は

ある所にはあった　

無いところには無かった。

　ということになるのだと思う。

　論理的に考えて、数十万単位の群集の生活が一度に壊滅状態となれば、警察の力は行き届かなくなるのだから、犯罪の発生件数は一時的に飛躍することは想像に難くない。

　だから、そのような惨い犯罪が１件も無かったはずはないのだろう。

　しかし、まるで全てがそうであるかのように語られると、それはもう完全にデマである。

　大事なことなのでもう一度言おう。いや例を出して説明しよう。

・Ａ村から一人の男が来た。
・そいつはＢ町で悪逆非道の限りを尽くした。
・その男は極悪人である。　←正しい
・そんな極悪人が育つＡ村など、極悪人の巣窟に決まっている　←正しくも間違いでもない
・Ａ村出身者は極悪人で、Ｂ町で悪さばかりをしている　←デマ


　群集劇を黒か白かの二元論では割り切れない。現実社会はいつだってまだら模様だ。



　さて、最初の話にもどって、関東大震災のデマの話。
　あれは、ＴＶもラジオも無い大正時代（日本初のラジオ放送は震災の２年後）情報の伝達手段は新聞と口コミだけで、正しい一次情報がちゃんと伝わらなかった為に、そのようなデマが広がったのだという事が言われていたように思う。

　で、２０１１年現在。ネットに繋がる携帯電話を誰もが持つようになったＩＴ時代となった今。
　前途した社会構造がデマ発生のメカニズムであり、その温床であるならば、現代にデマは生まれないはずであった。しかし･･･

それでもデマはまわっている。

　結局、どれだけ情報伝達ツールが進化しても、人類が進化できない限り、デマは生まれ続けるのである。
　それは、もはやしょうがないことなのかもしれない。どうすればいいのか僕にもわからない。


　なぜなら、僕もそのＡ村の事は基本的に嫌いで、そいつらは全員極悪人だということにしたほうが、アンチノミーに悩まされず、自分の正義が揺るがず、生きるのが楽でいいと、心のどこかで思っているからだ。
　憎しみを向ける対象、自己優越感に浸る為に見下す相手、そんな存在をどこかに見つけることで、不安定な心を安定させる。
　人は味方も欲しいけど、敵はもっと欲しい。


　人間って、本当に馬鹿だ。

やはり、ＮＨＫは災害前も災害後からも、レベルが段違い。
災害後、情報を得るときは、基本的にＮＨＫを見てるけど、地震発生前の緊急地震警報からしっかり放送していたとは見事すぎる。

　テレ東があいかわらずなのは、もはや暗黙の了解なので、普段からテレ東みるということは、もう腹をくくってみるしかない。

他の民放は･･･


　僕は、一連の報道が、結果的に全国民から被災地への救済の手を差し伸べる後押しとなるなら、各民放がどのように動いて、どのように現地取材をしても、普段なら眉をしかめる民放の体質も、場合によっては必要悪ですらあると思うから、今回いちいち○○テレビのアナが酷いとか、不謹慎とか、あざといとかいう非難をするつもりはないけど。

いつも「見ててもツマラナイ」と称されるＮＨＫが、本来もっとも理想的な報道の姿に近いんじゃないかと、僕は思う。

　最近はＮＨＫも民放色に染められてきてるような気がしないでもないけど、本来報道って起こった事実をありのままの情報として、無機質に伝えることで、その情報をどう租借するかはそれぞれの受け手に委ねられるもの。
　でも、世にある報道番組って、最初から「この事を見て聞いて、皆さんはこう思ってくださいね」っていう、情報発信者の思惑が注ぎ込まれている。
　それはそれで価値のある番組なんだけど、報道と名乗っちゃいかんだろ･･･と、まぁこれは僕の意見というより、何十年も前から語りつくされた、ステレオタイプな民放批判だけどね。

　ただ、「報道とは何か」という事を考えざる得ないような事象が、今後１年間に大量に生産されるような、そんな気がする。

乙武「酒飲みに行きたい」→ Twitterユーザー「不謹慎だ」→ 乙武「でた不謹慎厨！」

いや、本当にこの人たちの言うとおり。

ここ数日、社会正義という大義名分の下に他者を貶めたがる、ちっぽけな自尊心を抱いた人間がいかに多いかってことがわかった。

目的を間違えるなよ。僕たちがしなくちゃいけないことは、「救済」であって「同情」じゃないだろ。

リンク先にも言ってる人がいたが、不謹慎だなんて他人に文句いってる暇があったら、その分手を動かしてお金稼いで、そこから僅かでも寄付する。いったいどっちが「救済」に繋がるのか。

居酒屋を営んでる人が寄付をしようと思ったら、まずはお酒を飲みに来てくれるお客さんが来ないことにはどーしょーもない。

僕は、今回の震災に対し、自分にできる範囲でできる限り救済に協力しようと思う。
自分で稼いだ金からは、人生初の募金をすることに躊躇いはなかったし、被災地が復興したら、あの場所に旅行しにいって美味しい海の幸を食べに行こうと思う。
政府が緊急措置として、災害復興税を作るっていうなら賛成してもいい。
とにかく、早く東北・関東に復興してもらいたい。

･･･で、

必ずくる東海地震の時は救援よろしくお願いします。m(_ _)m

その時、僕が生き延びてるかどうかはしらんけど。

今回の震災による被災者の方々へ深く哀悼の意を表すると共に、１日でも早い復興をお祈りいたします。

私事で申し訳ございませんが、茨城県鉾田市の情報をお持ちの方がいらっしゃれば教えてください。

この街の、海岸から１ｋｍと離れていない場所に、僕の紅茶改造計画の完成にはなくてはならないご協力を頂いている方がいらっしゃいます。

メール等の連絡がつかず、心配です。

電話・ネットなどの情報インフラが止まっているだけなら良いのですが･･･

昨日からニュースから目を離せず、気仙沼の惨状などを見た時はあまりの絶望感に泣きたくなりました。
自分の誕生日の次の日が、こんな日になってしまうなんて。

どうか１日でも早い復興をお祈りいたします。

３．１４追記：
さる方のご協力により、安否の確認がとれました。まずは安心しました。
ただ、物資的な被害は想像するに難くなく、少しでも早く復興できればと願ってやみません。