大型Ｇタイプのブログ一覧

久しぶりにベストカーを買いました。

というのも「これは珍なり」という企画にておいて、今の日本では珍しい存在となったコーチビルダーのノーチラススポーツカーズが取上げられていたからです。

どうも雑誌記者は本当に知らなかったようですが、ノーチラススポーツカーズはその道では有名な会社で、あのプリンスＲ３８０のレプリカを桜井氏公認の下で製作されてたりする凄い方です。

普通、日本で自動車の改造をしたりする職業っていったら、基本は市販車の改造ですよね。
姿かたちを変えるといっても、ライトなところではエアロをつけたり、ヘビーなものでも既存シャシーにＦＲＰボディを被せるといったものだと思いますが、ノーチラスさんは完全に１から車を作ります。
パワートレーンはさすがに既製品ですが、フレーム、ボディ（しかもこれがＦＲＰだけでなくアルミの叩き出しボディなんてのも作るんですよ！）などは全て１から創るのです。

そのノーチラススポーツカーズの代表が古川さんという方で、ノーチラスは実質的にほぼ古川さん御一人で色々な車を作ってる会社です。

そんな古川さんとは、ある事がきっかけでネット上で色々とお話させて頂く事になり、昨年の夏には遂には実際に千葉県までお会いにしに行きました。

青森の帰りに千葉に寄り道してたのは、これが目的だったんです。

色々な計画を抱えてご多忙にもかかわらず、車作りのノウハウや、ご自身が考えたアイデア機構や、業界四方山話等いろいろな話をお聞かせくださいました。
お昼過ぎに小一時間お話を聞けたらおいとましようと思ってたところ、夕刻までどっぷりと話し込んでしまいました。

それから、今までいろいろと自動車作りについてご相談を聞いて頂いております。




とまぁ、そんな感じで、ベストカーなんて自動車界のゴシップ雑誌は買わなくなって久しいですが、ノーチラスさんの事が掲載されるとあって、久々に購入してみたのでした。

気になってしょうがなかったので、仕事帰りの２１時に来ちゃいました。

懸案だったメスネジは修正でなんとかなりました。

んで、待望のフレームとボディの仮接合。かなり適当にくっつけました。



さて、これで遂に大地へ帰れる！
・・・と思いきや、よくよく考えて見れば、この１００ｋｇぐらいありそうな作業台をどけないと、車体を下に降ろせません。(´・ω・｀)ｼｮﾎﾞｰﾝ
（移動時に手伝ってもらっている伯父は、とっくに母屋でご就寝です）

さらに、サスペンション等を組み付けてみたものの、やはり仮接合だらけの仮フレームでは強度が無さ過ぎて、このまま大地に降ろしたら間違いなくフレームが分解します。

まぁ、フレーム的にも絶対に繋がないといけないところ繋いで無いし、トラスいれないといけないところ入れてないし、とにかく何もして無い形だけフレームなので、当然といえば当然ですね。


というわけで、紅茶号が大地に帰ってくるのは、もう少し先になりそうですよ。トホホ。



それにしても、相変わらずチョロＱだな。

とにかく早く接地した姿が見たくて、大急ぎで前後フレームの仮連結を行い、ボディにドッキングしようとしたのですが･･･

自作フレームとボディのドッキングに利用している、ヴィヴィオのフロントクロスメンバ連結用のメス穴が完全につぶれとった。(´・ω・｀)

ボディを手術して、中で溶接されとる長ナットを交換してやろうかと思うも、ここのネジサイズはＭ１２ｘ１．２５　残念ながら、そんな細目のナットはもっておらんのだ。
（普通のホムセンに売ってるＭ１２はだいたい１．７５とかせいぜい１．５）

このサイズ、まさしくヴィヴィオのホイールナットのサイズでもあるのだが、ホイールナットはテーパー付いてるから、ここには使えん。

自分はネジを切った事がなく、当然のことながら工具ももってないので、修正もままならないのです。

ということで、来週までにＭ１２ｘ１．２５のタップと、同サイズの溶接できそうなナットを用意することにします。
タップで修正できなかったら、ボデイめくってナットを取り替えてやるという二段構えの修理です。

さて、今晩は帰る事にします。明日は早朝から仕事なので。

という紅茶号の声が聞こえる気がしないでもない。(´・ω・｀)







だが、断る。(｀・ω・´)ｼｬｷｰﾝ



８月最後の徹夜作業。

やれるところまでやってやる。




ちなみに、大型Ｇタイプは仮面ライダーではなく仮面のりだー世代なので、ショッカーではなくジョッカーであってる。

ようやく、作り直したリアフレームが、ある程度完成しました。

これで、作り直しを決定し、タダの高価な鋼材のガラクタになった試作一号のフレームが進んでいた工程まで戻ってくることが出来ました。

試作一号を５年かけて作って、作っている最中に色々経験した失敗や、途中でどんどん充実していった工作環境などを踏まえた結果、材料や製作方法、そしてフレーム構造などをほとんど一新した結果、重量も半分くらいになりました。
すでに一人で持てなくなっていた試作１号に比べ、この２号（正確には３号なんですが）の重量なら、ここから更に補強を追加していっても、一人で持ち上げることができそうです。（というか試作１号が重すぎただけですが）

試作１号を作るのには、５年かかりましたが、今回の試作２号は３ヶ月で出来ました。それでも、予定よりは大幅に遅れてますので、これからも頑張らねばなりません。

これで、ようやくこの時の作業の続きにとりかかれます。まだ右側のストラットが手付かずですから。

とりあえず、本当なら８月中に接地させてやりたかった所なのですが、８月の休みはあと１回。

何とか、仮接地だけでも行って、自分のモチベーションを上げて行きたい所です。


それにしても、やっぱり３ＤＣＡＤを身につけないといけませんね。頭の中のイメージだけでは、作り直しになる事が多すぎますし、幾何学的な動きのシミュレートが出来ません。
実は、ちょっと前から独学で勉強してるんですが、中学の時に独学で見につけた写真屋さんとは、難易度が月とスッポンです。２次元と３次元は比べ物になりません。まさに文字通り次元が違います。(；´Д｀)