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2018年08月18日 イイね!

K4GP初体験 〜禁断の果実〜

K4GP初体験 〜禁断の果実〜





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2018年 夏 K4GP 1000km耐久

チームぴかいちBKM 
戦績  GP2クラス 3位 (総合12位)
走行周回数211周 


10時間も走り続けて、最終周まで勝敗が解らない超高レベルの戦いでした。

たらればですが、最初の給油ピットイン時に発生した電装系トラブルで失った5分が無ければ・・・(いや、むしろあれはたった5分でトラブルシューティングできたからこその3位表彰台だったともいえるのだから)

とにかく、僕は初めてのK4GPで、初めて勝利を争う面白さを知りました。

むしろ、今回のK4GP体験で感じた面白さは100%この勝負の面白さです。

でも、いけません。 プライベートビルダーにとって、これは禁断の果実です。

何故なら、僕は

「レースに出る為に(そして勝つ為に) 車を作る」

のではなく

「作りたい車を、レースにも出れるように作る」

という風にしか考えていなかったからです。

制作力が非常に乏しい素人ビルダーにとって、「速い」「強い」「綺麗」の三大欲は、真っ先に捨て去る項目です。(笑) 
素人ビルダーが唯一持てうる武器は「(自分が)面白い」 その一点突破に尽きるのです。

だからこそ、一人でこんな事もやってこれたのです。

しかし、今回僕は「K4GPに出るなら、今回みたいな血沸き肉躍るような耐久レースがしたい」と思ってしまいました。

でも、それでは素人ビルダーの自作車レベルで、ここまで高度な競争になっているK4GPで上位争いは不可能です。





さーて、どーしようかなぁ~


とりあえず、K4GP初参加前に考えていた次期制作車両は一度白紙撤回しました(;・∀・)
Posted at 2018/08/18 00:45:10 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記
2018年08月16日 イイね!

K4GP初体験 〜緊張の夏 日本の夏〜

K4GP初体験  〜緊張の夏  日本の夏〜というわけで、



プライベートビルダーにとってのガンダーラ、そこに行けばどんな夢も叶うというよ? 真夏の祭典 K4GPの世界を初体験してきました。






思い起こせば、素人がガレージ造って一人でヴィヴィオのミッドシップ化をスタートした頃。
片っ端から集めだして資料の一つに表紙買いした一冊の雑誌。



お目当ては、ミッドシップ化されたフィアットだったけど、同誌に偶然載ってたこのページ



この時から、K4GPって一度見てみたいなと思っていました。


それから11年の時が経って



ついに、K4GPを生で見る事ができました。

気になってしょうがなかったヒロモさんのミドッシプヴィヴィオも拝見させて頂きましよ! 完成度がとても高く、そしてボディが綺麗だったのが印象的でした。(この辺りについてはまた後で書きます)


今回のK4GP初体験を受け入れて頂けたのは、(その時になってから初めて知ったんですが)K4GPのベテラン強豪チーム 



カーNo213 チームぴかいちBKM さんでした。
(ちなみに、BKMはビックキッズミーティング(?)の略だそうです。つまり和訳すると”大きなお友達会”ってことですね!w)

実は、紅茶号プロジェクトをきっかけに知合い、シェイクダウンと2回目のサーキットをご一緒してもらえた、みん友のZUKYさんがこのチームと関わっていて、今回ドライバーとして参加するZUKYさんにくっついていったという形になります。

まさか、こんな強豪チームだとは・・・


そんなわけで、図らずも僕のK4GP初体験は

クラス優勝をガチで争う強豪チーム

に密着することとなったのです。(゚Д゚;)


で、結果から先に申しますと


とっても楽しかったです。


10時間があっという間でした

勝つために、一丸となって組織的に行動している強豪チームというのは、例えドライバーでもなく、チームの司令塔でもない、ただの雑用係であっても常に一緒に戦っている気分になりますし、それだけの環境・設備もあります。



というか、この設備は異常です。(;・∀・)
他チームもみんなこんな設備持ってくるのかと他のパドック回ってきましたが全然違いました。(笑)

勝つための戦略・戦術もとても緻密で、そしてそれを実行するだけの準備もしてくる。
前日の晩も、ほぼ寝てない状態で監督さんは作戦会議。

決して殺伐としているわけではないのですが、本気で勝ちにいっているからこそ漂う独特の緊張感と謎の昂揚感がパドックに満ちていました。




今回のドライバーは4名。

10時間を4名で回して、一人が2回走る事は無いのでピットストップは3回行う形になります。
その中で給油回数は2回行う作戦です。

今回、チームぴかいちさんが参戦するGP2クラスに定められたガソリン燃料はなんと65リットル
これは前代未聞の少なさで、これで10時間1000kmを走るとなるとサーキットで燃費15~16km/lあたりで走らないといけません。

だからといって、街乗り燃費が良い運転してりゃ勝てるってもんでなく、燃費良く速くないと勝てないのがK4GPの世界なのです。

その象徴的な風景がこれ



タイヤがSタイヤです。

レギュレーションでタイヤは何を使っても自由なんですが、クラス上位を争うチームにエコタイヤ使ってるチームは一つもいないんです。

街乗りで燃費をあげるのと、K4GPで燃費をあげるのとでは、その方法論がまったく異なるわけなんですね。

これはとても新鮮な驚きでした。



K4GPの序盤から終盤までは、我慢の走行が続くのですが、この間も緻密な計算とデータ集計を行い、ギリギリの燃費とタイムを刻んでゆきます。

そんな我慢の周回を続けて8時間が経過した頃、遂に監督が動きます。
最後のピットストップとガソリン給油のタイムロスでクラス5位に落ちた順位を、沈着冷静なエコランを続けていたラストドライバーに対して遂に「ペースアップ」の指示が!

ここからの盛り上がりがすごかった! パドックの空気が変わりましたね!

他チームから血迷ったか!? と疑われかねないハイペースに突然切り替わったのです。(笑)



まずは、すぐに4位にあがります。



そして、その40分後ついに3位浮上。



あきらかにストレートスピードが他と違います。(笑)


3位に上がったところで、いったんペースダウンの指示が入ります。

まだ残り1時間ちょっとありますから、このペースだと燃費が持たない可能性があったのです。

ここからは手に汗握る展開が続きます。

ペースダウンをした当チームの周回タイムが2:40前後に対して、一つ上の2位チームは2:50前後と明らかに燃料が残っていなさそうなスローペースになっていました。

この差を続ければ10時間のゴール手前でギリギリ抜ける計算に!?

ですが、相手もじわりじわりとタイムを刻んでくる、こちらに気づいていないわけがないのでギリギリのペース配分で果敢に逃げ切ろうとします。

そんな一進一退の攻防が続くこと数十分

時計の針がレース(っぽいエコラン)終了まであと20分を切ったこと告げた頃

遂に、監督が最後の決断をし、無線を使います。


監督「全開にしてください!」

ドライバー「了解!」


もう、ここからは本当に面白かった!

突然1周のタイムが20秒くらい跳ね上がる!

全開指示直後の周回の燃費記録で
「1周で2周分の燃料使いやがった!」
と監督が叫ぶ!(爆笑)

ホームに戻ってきてタイムが刻まれる度に、パドックはやんややんやのお祭り騒ぎ!

そして遂にその時がやってきた!



2 位 浮 上!
(注:K4GPってクラスで燃料制限とか全然違うので、総合順位ってあまり気にしません。総合には表彰もありません)

しかし、この時 僕らの背後にはこのレースで終始不気味な順位変動を続けていた同クラス車両が虎視眈々とその機会をうかがっていたのでした。



レース(っぽいエコラン)終了まで、あと5分を切った頃、

「ガス欠! ガス欠!」

突然無線からドライバーの悲鳴が!

コーナーでガス欠症状が出たため、スローダウンするという報告。

この時点で11秒後ろには3位が迫ってる!

逃げ切れるのか!?


18:00

遂に総合トップ車両がチェッカーをきる。


すぐにGP2クラス1位のトゥディがゴールに戻ってくる。


さぁ、次に戻ってくるのは!?

チームぴかいちか!?

それとも、相手チームか!!

相手チームのトゥデイは緑色。 こちらはイエロー。

固唾をのんでモニターを見守る


はたして先に帰ってきたのは・・・?



おっと。
ちょっと今から用事があるので、続きは帰ってから書きますね。(´・ω・`)ノ
Posted at 2018/08/16 17:07:37 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2018年08月13日 イイね!

いろんな意味で耐久レース 1日目 速報

いろんな意味で耐久レース 1日目 速報本日の耐久

12日朝 8:30起床 出社

12日昼過ぎ お仕事半日休にて帰宅

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12日晩 三重を20:30出発 (起床から12時間目)


13日 1:00 駿河湾SAにて栄養補給 (起床から17時間目)

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13日 4:00 富士SW入場 (起床から約20時間目)


ばたばたと準備して・・・

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(色々と参考になる仕組みなフォーミュラKeiベース!)


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(ついに生で見ました! ミッドシップヴィヴィオ!)

13日 6:00~ 他チーム見学の旅 (起床から約22時間目)


(ガチで勝利を目指す布陣)

13日 10:00~ 1000km耐久クラスの練習走行開始 (起床から約26時間目)



13日 13:00  車検列待機中 天候がだんだん怪しく・・・ (起床から約29時間目)




13日 14:15  車検中 外は豪雨 (起床から約30時間突破)

 

13日 14:30  豪雨の中、ピットに戻るアップダウンを手押しで帰ってきて無事死亡 (起床からもうなんだかよくわかりません)




そして今、ホテルなう。

18時からの夕食までに下手に寝落ちしないためにブログ書いてたなう。


多分、ご飯から帰ってきたら秒で寝落ちする自信あり。(´・ω・`)


詳しくはまた帰って来てから書きます。
Posted at 2018/08/13 17:34:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2018年08月10日 イイね!

俺より強いヤツに会いに行く

俺より強いヤツに会いに行くっていうか強いヤツしかいねぇ(´・_・`)






そんわけで、この夏

日本最大級の草レース(?)
K4GPに初参加してきます。


参加といってもドライバーとして出るわけでもないし、自分が造った車を持ってくわけでもありません。

今回は見学です。

ただし、本当にただの観客として観戦しに行くのではなく、とあるチームのご厚意で最初から最後まで参戦チームに帯同させて頂きます。

その動機は、僕の次のプロジェクトに関係しています。

昨冬、約10年間の一人相撲にとりあえずのゴールを迎えた紅茶号プロジェクト。

今ちょっと延長戦みたいなことをやっていますが、基本的にはこのプロジェクトは完結しています。

んで、次に何造るかという話なんですが、その中でK4GPという日本最大の草レースが関わってくるわけです。

次回のプロジェクトは、K4GPに出場できるレギュレーションというパッケージの中で、とある車のレプリカを造るつもりでいます。
(一応レギュレーションを意識して造るけどレースに出るかどうかは未知数)

それが何かはまだ公表できる段階ではないので秘密ですが、紅茶号プロジェクトとは色々と制作する意味合いが変わってくるプロジェクトとなります。

そして、今回のK4GP見学に繋がってくるというわけです。

K4GPは超有名なレースで、昔から雑誌やネットといったメデイアを媒体にしては知ってますけど、一度も実際に体験したことがありません。

なので、まずはどんなレースなのかを参加者目線で体験しなくては何も始まらないと思い至り、そんな時にタイミングよく、とあるK4GPベテランチームの方とご縁が出来て、帯同をお願いしたら快諾して頂けたというのが、今回の話の流れになります。

レースがどのように始まり、どのように各自が動いて、どのように終結するのかを、一番近いところでじっくりと見学させて頂こうと思います。

また、K4GPは日本最大級の草レースであると同時に、素人プライベートビルダーにとっては雲の上の存在な神々の演舞でもあるので、これまで画像でしか見た事のない色々な自作車を生で見るチャンスでもあります。


この10年間、ずっと三重の田舎の某甲子園より広い(笑)山奥で、一人の世界でやっていて、そのままひっそりと終わるつもりでいましたが、新しい扉の向こうをちょっと覗いてこようかなと思ってます。





ちなみに、僕の帯同を快諾頂けたチームは



なんだかとっても速そうな強豪チームで、素人がくっついてくにはレベル高過ぎやしないかとちょっとビビってます。(´・ω・`)


もし現地で遭遇する事があったら、多分僕は右往左往してますので、生暖かい目で見守ってあげてください。ぐったりしてたら多分熱中症になってますので助けてください。(´・ω・`)help

Posted at 2018/08/10 21:12:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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「今週出走の模様」
何シテル?   10/03 22:16
人生とは前向きに生きていくしかないが、後ろ向きにしか理解できないものである。 そんな人生送ってます。 名前が微妙にころころ変わりますが、基本的な名前は”...
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