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大型Gタイプのブログ一覧

2016年01月11日 イイね!

目から鱗の薄くて高い本

目から鱗の薄くて高い本

一昨日密林に注文して

昨日届いて

今日読み始めた本。



冒頭に書いてあった文章に、目から鱗が落ちまくりでした。





---抜粋開始------------------------------------------------------
車両の最高速度を追い求めることは、人間のスピードに対する魔力でもあるが、その一方では車両の安全性(アクティブセーフティ)への追及でもある。
たとえば車両が速度200Km/hで走行しているときのドライバへ与える緊張が、従来の速度100km/hで走行しているときと同じになれば、その車両を実際に100km/hで走行しているときのドライバの疲労は大幅に軽減され、また緊急回避も容易になり、従来の車両では事故を起こす場合でも、事故に至らなくなる。

---抜粋終了------------------------------------------------------


なるほど確かにそうだよ!



RPGで例えれば、最低限LV30あれば攻略できるダンジョンに、LV30で行ったら一歩間違えば全滅するけど、LV60で行ったら100歩間違ったって死にやしないのと同じ!!


巷ではよく
「法的に100km/hしか出せない日本で、200km/hで走れる車なんて意味が無い」
なんて類の揶揄を目にするけど、正直スピードの魔力に囚われた側の身でありながら
「確かにそうなんだよなぁ」
と反論できずにいた自分。
でも、そうじゃなかったんだなぁ…

確かに、車両運動性能の一部としては、ここ数年で市販タイヤのウェット制動力跳ね上がったからなぁ(危ねぇタイヤも出てきたけど)

(もちろん、アフターチューニングで、エンジンパワー”だけ”上げたようなものは危険極まりない”魔薬”ですけどね)



メーカーで開発やってる中の人とかにとっては、何を今更な話なのかもしれないけど、ネットと読書でしか機械系知識に触れられない自分にとって、目から鱗のセーフティ方法論なのでした。


ちなみにこの本。

これ1冊で、1週間ココ壱に通えるくらいの金額である。(´・ω・`)

Posted at 2016/01/11 21:19:36 | コメント(3) | トラックバック(0) | 四方山話 | 日記
2016年01月02日 イイね!

新年初ガレージ





新年初ガレージ弄りは、お試しで買ってみたネットワークカメラを設置してみました。

価格はアマゾンで1万円未満。

大晦日に注文して正月に届く

アマゾンも物流もご苦労様です(´・_・`)





それにしても1万円以下でこの性能というのは末恐ろしいです。

標準ではVGAですが、リアルタイムでスムーズな動画を見る気が無ければ、720Pの解像度が選べて、それだとこの距離でナンバーまではっきりわかります。

もちろん人の人相もしっかり




そして、これはスポットライト一つの時の映像
暗視性能は十分な高さです




そして、これが完全な暗闇での赤外線ライトによる暗視機能。
ナンバーと人相も十分判別できる精度です。


しかし、本当に恐ろしいのはこのようなネットワークカメラを、手持ちのスマホから遠隔操作できる設定が、恐ろしく簡単に終わってしまった事。

そりゃ世界中でハッキングされまくるわけです(´・_・`)


とにかく、この性能で防水機能もあり。

まだ録画用のSDカードを装着してないので仮設置状態ですが、採用決定です。

ガレージの中と、他の死角を写すために複数買う予定。





カメラの角度変更の必要な六角レンチ

無くなっても惜しくない付属品がついてたので、柱にドリルで適当に穴開けて、いつでもすぐに角度変えられるように備え付けてみた



Posted at 2016/01/02 21:40:15 | コメント(2) | トラックバック(0)
2015年12月31日 イイね!

新・紅茶号改造記 第一章『SHIFT -背中の向こうへ-』編 IV

ようやく、この新・紅茶号改造記の第一章も完結です。





前回、梃の原理を使ってシフトチェンジの縦方向の渋さを解決しましたが、まだ大きな問題が残っていたのです。



それは、シフトチェンジの横方向の動きを担っているもう一本のケーブルです。

こちらは元々が梃が働いている仕組みでもあり、その動きも回転運動であるため、シフトケーブルとの親和性はとても高いものでしたので、本来は動作原理に何の工夫も必要ありませんでした。

ただし、それは「シフトケーブルに必要十分な長さがあれば」という前提条件がつくことになります。

そして、既製品(サンバー)の流用である本機では、そのケーブルが必要十分な長さにありませんでした。

縦置きミッドシップで、なおかつそのシフトロッドが長いトランスミッションケースの最後端から生えているFFミッションを使った紅茶号は、RRのサンバーの長尺なシフトケーブルの長さですら十分ではなかったのです。

その為、既存の仕組みで動かすには、そのケーブルを空間上の最短距離を通す必要があり、そうすると他の要素との接触が発生する事が予想できました。




サンバーのケーブルが、あと10cmでも長ければそんな問題も発生しなかったのですが…
なかなか上手くはいかないものです。

ここでプロならばシフトケーブルを特注するところだと思いますが、特注品を発注するプロセスやノウハウなどが全く無い自分は、既存の部品に設計を合わせる道を選びました。







あれやこれやと、新しいレイアウトを考えますが、なかなか上手いやり方がみつかりません。

このケーブル先端を出来るだけ室内側に近づけてケーブル取り回しのマージンを稼ぎつつ、シフトロッドを難なく回転運動させられるような仕組みと、その空間座標を探らねばなりません。


これには一晩悩み続け・・・



そして






こんなのが出来ました。




シフトケーブルがエンジンルームを迂回するだけのマージンを残しつつ、シフトロッドの回転運動を難なく行える仕組みと、そのケーブルの固定位置が決まりました。

外観がアレなのは、まぁあくまでもこれは仮の冶具みたいなもんで、この位置を参考にシンプルなステーを作るつもりです。



これで、紅茶号が走る為に必要なシフトチェンジ機構は一応の完結を得ました。


これにて新・紅茶号改造記 第一章『SHIFT -背中の向こうへ-』編は完結。


なんとか2015年以内に間に合った(´・ω・`)



次回は 新・紅茶号改造記 第二章『帰ってきたハーネス地獄 メーター始動への道』編

自動車弄りワールド最大の頭痛が君を襲う!(; ・`д・´)
2015年12月23日 イイね!

通いガレージ系防犯グッズ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151222-00000027-impress-ind
ビートラスト、ソケットに挿すだけで使える電球型見守りカメラ



外出先から監視できるネットワークカメラを、電球ソケットに付けられるようにしたというタイプ。



前々から、自宅から30km離れていて週一でしか行けないガレージの様子を、いつでも見られるようにネットワークカメラを付けようと思っていたので、これ良いかも~と思ったのですが



考えてみれば、設置場所を造るのも電源とってくるのも、DIYでどうとでも出来る構造になっているガレージで、配線工事が不要ってのは別に余分にお金出すほどの付加価値じゃ無い事に気が付く。(´・ω・`)



Posted at 2015/12/23 22:09:56 | コメント(4) | トラックバック(0) | 四方山話 | 日記
2015年12月17日 イイね!

新・紅茶号改造記 第一章『SHIFT -背中の向こうへ-』編 III



のっけから正解を言ってしまえば、今回シフトケーブルによるシフトチェンジの渋さを解決するために使った手段は

梃子の原理

という原始的かつ現実的な手段でした。





そもそも、純正のシフトロッドの動きを見てみると、純正のリンケージも梃子は使っているわけです。
トランスミッションから生えているシフトロッドは、ドライバーが左手で握るシフトノブをH字に動かす時の移動量よりも、はるかに少ない移動量でシフトチェンジしています。

学生時代に、初めてDIYでトランスミッション交換を行った時、そのミッションから生えているロッドを直接動かしギアをチェンジさせたとき、そのあまりに僅かな回転運動量と前後のスライド量にびっくりしたものです。

つまり、このシフトノブとロッドの移動量の差こそが、梃子の作用点と力点の移動量の差であるわけです。
それによって、ユーザーは軽い力でシフトノブを動かし、ギアチェンジすることができるわけです。
昔、僕がヴィヴィオにつけていたショートストロークシフトなんてのは、つまりはこの移動量の差を変えてしまう部品なのでしょう。





さて、そう考えると純正のリンケージを取り外し、ミッションから生えた素のロッドを直接操作している今の状況が、いかに力の要る難物となっているかが容易く想像できるというもの。





Hパターンの縦の動きに比べ横の動きが最初からスムーズだったのは、ここは元より回転運動で図らずも梃子の作用が働いていた為です。(まぁ横の動きではギアは入らないので、元より渋くはなりませんが)
それに比べ、Hの縦の動きはロッドの伸縮と直接ケーブルの伸縮がシンクロしてしまっていますので、ロッドの前後運動に必要な力が100%ケーブルの伸縮の力にかかってしまうのです。
これでは渋くなって当然です。 それでも何とかチェンジできるのは、シフトノブの部分で梃子が働いて、手首の力を何倍にも増幅しているからです。


そんなわけで、Hパターンの縦の動きにも梃子を使う為の仕組みを脳内設計図にいくつか描き、造りながら設計図を書き換えながら、






とりあえず、出来上がったのがこれでした。




その結果は・・・




大成功でした。
(見てくれはアレですが)

今までのが何だったの? っていうくらい、軽い力でスコスコとギアが入るようになりました。

物理学は偉大です。梃子の原理を発見した昔の人を褒めてあげたい。


後から気が付いたんですが、メーカーの作り出した縦置きミドッシップマシンであるボクスター。
こいつのトランスミッションがうちのガレージには転がっているわけですが、このミッションもおそらくですがその源流は縦置きFFミッションの流用です。(確か、FRポルシェのトランスアクスルのミッションなんて、まんまアウディだったはず)

そんでもって、そのマニュアルミッションのシフトチェンジは当然ケーブルで行っているわけなのですが、そのシフトロッドまわりもやはり梃子の原理がふんだんに使われておりました。
もっとも、その部品は今回僕が考えたような小学生レベルの工作ではなく、もっと洗練された美しい工芸品でしたけど。


さて、これで新・紅茶号改造記 第一章は無事完結・・・と言いたい所ですが、まだ続きがあったりするのです。


次回「新・紅茶号改造記 第一章『SHIFT -背中の向こうへ-』編 IV 」



おまけ



シフトノブのHパターンの動きが、どのように2本のケーブルの伸縮運動に変換されているのか、この動画を見るとわかる・・・かもしれません。

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