【試乗】SUBARU FORESTER (SKE A型) Advance

▼SUBARU FORESTER (SKE A型) Advance
　Ｄの担当営業から Advance試乗車入りました！という連絡があり
　早速試乗させてもらいました。

　今回は、一般道 - 高速 - 峠道 を走行し、2.5NAと乗り比べ
　することができました。
　　※高速は当然自分のETCカードを利用。


　まずはAdvanceから試乗。
　
　第一印象は、ハンドルの感触が違う？と感じた。
　ハンドルの手触りのこと。　素材が違うのかな？
　おろしたての車両だからかな？？

　シートはブラウンの本革シート
　以前乗っていたXVも本革シートだったけど全然違う。
　座り心地が柔らかくなっていて、滑らない！のが良いですね。

　ブラウンはちょっと好みではないのと革は冬寒そう。。。
　そして、革は蒸れるのでシートヒーターだけでなく、送風なり
　湿気を逃がすベンチレーション機構が備わったら選択したいと思いました。

　Ｄから出発するとき、アクセルを踏み込むもEV走行せず。。
　これはエアコンが付いていたからかも知れないと思ったけど、
　後で動画見たらバッテリー残量が０だったorz

　普通にエンジンパワーで走り出す。　
　アシストされてる感はなかった。　（ですよねー^^;

　国道に出て高速のICへ向かう。

　信号待ちでアイドリングストップ
　ブレーキを離してもエンジンがかからずEVで動き始めた瞬間
　ガクっとなった。

　どんなに慎重にブレーキを緩めても、動き出す瞬間にガクっとなる。。
　ブレーキの引きずり？張りつき？
　これは気にする人は気になるかも。。。

　加速するとすぐにエンジンが始動した。
　エンジン始動時の音と振動がほとんどないのが素晴らしい！
　走り出すとき、少し強めにアクセルを踏むとすぐにエンジンが
　始動し、EV走行からモーターアシストに切り替わる。

　アクセルを踏んだ瞬間とか
　アクセル開度が50%以下じゃないとアシストされてる感はないかも。

　高速に入り加速・・・アクセルベタ踏みで高回転まで上がるも
　加速感がまるでない。。。
　でも、高回転まで吹け上がるNAエンジンの音は心地よい感じ。

　本線に合流し、80kmほどの流れに乗る。
　ここでACCとハンドルアシストを有効にする。

　道路の継ぎ目のいなし方は欧州車のようで
　地面にピタッと張り付いたような走りをします。

　ドアバイザーのせいなのか風切り音がうるさい。
　車内が静かになった分風切り音がとても気になる。

　アイサイトの追従式ACCは本当に優秀！
　車間距離の制御が絶妙で車線の中央を走ろうとするアシストは
　反応が速く過剰過ぎず正確なので頼りになります。
　SJGのVer3よりも確実に進化してると感じます。

　エコクルーズコントロールなるものは
　ACC入れてから手動でエコにするものらしい。
　最初からエコにすればいいのに。。。
　エコとそうじゃないモードの違いは良くわからなかった。

　前走車の速度が落ちてきたので追い越し車線で加速
　70kmからＩモードでのフル加速。
　高回転まで回るも加速していかない。。。
　本当に2Lあるの？と思ってしまうほど力がない。。
　アクセルベタ踏みなのになかなか100km/hまで達しない。。

　100km(h) / 7速 / 1500rpm くらい。
　7速は100km/h超えないと入らなかった。

　パドルシフトでのシフトダウンでACCが停止しないのは
　やはり使い辛かった。。。なぜこんな仕様に？？

　高速を降りて峠道へ
　スキー場へ続く急勾配と急カーブの多い道。

　急勾配を登る加速はやはり力不足
　Ｓモードにすると、アクセルを踏んだ瞬間からモーターで加速を始める。
　そして、エンジン音が唸りを上げてエンジンパワーで加速する。
　このCVTらしからぬレスポンスの良さはＸＴよりも良いのですが、
　エンジンが頑張っても加速しない。。。遅い。

　エンジンが頑張るとエンジン音が響くけど
　室内は意外なほど静か。
　風切り音は一般道の速度域では気にならない。

　バッテリー残量をモニターしていると
　Ｓモードでベタ踏みすると凄い勢いで電池が減っていくｗ
　そして、一定以上減ると充電に切り替わる。
　アクセルを踏んだ瞬間だけアシストを体感できる。

　ブレーキは優秀。
　踏んだ瞬間からしっかり速度が落ち、コントロールもしやすい。
　回生ブレーキがどういうものか私は体験したことがないので
　よく分からないけど違和感はなかった。

　ハンドルを切ってから曲がり始めるまでの動き
　初期旋回力というのでしょうか、それがとても良いですね。
　旋回中もほとんどロールをせず車高が220mmもあるSUVとは思えない。

　ギャップがあってもあまり挙動を乱さないのですが
　若干サスセッティングが固めに感じた。

　中腹でUターンして折り返す、今度は下り。
　この車格でここまで小回りが利くと狭い駐車場でも不安はなさそう。

　下りはパドルシフトが大活躍！とても楽しい！
　やっぱり私にはパドルシフトが絶対必要だと再認識した。

　ただ、7速化した影響なのか
　Ｄモードでシフトダウンしたとき、ＸＴではそこそこエンブレが
　効くギアに落とされたのに、シフトダウンどころか今のギア
　になっただけ？というシフトが選択されてエンブレが効かない。。

　なので、峠道など頻繁にシフトUP/Downするシーンでは
　Ｄ⇒Ｍモードに変えて乗れば問題なさそう。

　下りでは車重のおかげ？
　Advanceのみ装着されるサブフレームのおかげ？安定性が高いと感じた。
　ロールが少ないのではなく、ロールしない！？と思ってしまうほど。

　でも、ギアを１速まで落とすとギクシャク感が。。。
　必要以上に速度が落ち、アクセルを優しく踏んでもモーターアシストが
　効いてレスポンスが良いので過剰に加速してしまう。
　しかし、２速だとエンブレは物足りず、立ち上がり加速が鈍く合わない。
　２速と１速が離れすぎてる？

　コーナリングが良いだけにモヤモヤしたまま山を下り、また高速へ。
　70km/hから今度はＳモードでフル加速。
　踏んだ瞬間からのレスポンスの良さが分かりますがすぐにエンジン加速
　となり速度が上がらない感がやってくる。

　100km(h) / 7速 / 1500rpm なのですが
　その速度に達するまで結構回しますし
　平坦な道で100km/h巡行しないと燃費は伸びないと感じた。
　そして、電池の充放電がこんなに頻繁だとバッテリーの寿命は
　大丈夫なの(長持ちするの)！？と心配になる。。。

　高速を降りて一般道へ
　少し渋滞していたが、エンジン停止と始動を繰り返すも
　音や振動がほとんどないのが素晴らしい。
　EV走行もアクセルを優しく踏むと30km/hくらいまで続く。
　この車は街中を走ることが多い人向けだと感じた。

　高速や峠に行ってもゆっくり走るひとは問題ないが
　私の走り方には合わないなぁ。。


　私はSJ5やGP(XV)を所有していたのでFB20の加速感は良く知っていたが
　直噴化 ＋ モーター なのでちょっと良くなっているかなと想像していた。

　しかし、車重のせいなのか、味付けのせいなのか全く別物です。
　Advanceは街中を落ち着いて走る味付けです。

　ドライバーモニタリングシステムは登録しないと無いのと一緒
　だけど楽しみにしてたんですよね。。。
　今回、Advanceに決めるつもりでいただけに
　想像と全く違った乗り味はけっこう衝撃でした。。

　次はPremiumを試乗します。