外房合宿　2日目

次の日。朝３時３０分起床。

初夏の夜明けは早く、おまけに大原は房総でも最も東向き。日常ではありえない時間に朝起き大得意なおじさん連中が船宿に大集結。
連日不調とはいえ、梅雨イサキ最盛期の土曜日。両舷びっしりで乗り切れないお客さんは別船チャーターとなったようです。

友人であり幹事のＴ君は隣の人のいびきで一睡も出来なかったとの事。(^-^;

しかし私は耳栓とアイマスク、それと睡眠薬（メラトニン）で５時間寝れました。

４時３０分に出船し、朝もやの中で無風状態でしたが、前日のウネリが残っており、
船酔いでダウンしている人たちが数名見かけられましたが、私は朝起きて早々に酔い止めを飲み、船に乗った後に特効薬をヌリヌリ。
一応これで大丈夫でした。

朝もやが晴れないまま午前５時スタート！
程なくコツコツコツ！？とおなじみの感触。
釣り上げてみるとアジでした。

その後にキュンキュンと締めこむ当たり。
をっ！これは・・・と思いながら上げてみると４０センチ級のイサキでした。
おぉ、でかい！と感動していると船頭から「はい上げて～」と指示が。

数分移動して釣りを再開すると再びキュンキュンと締め込む当たり。
慎重に巻き上げてみるとイサキでしたが、取り込むときに船べりに当ててしまい痛恨のバラシ。orz
大きかったのにぃ～！！！と嘆いていても仕方ない。

気を取り直して釣を始めるも、本命はなかなか来ず。
次もアジ。その次もアジ。そのまた次もアジ。本命来い！と願ってもアジ。
もうアジは良いよ、と思いつつアジ。（爆）

と、その頃、友人Ｔ君は…

<<ここから彼の報告を抜粋>>

突然ものすごい絞込み！！
おー！アジではない引き。
さては４０センチ級大イサキ出現か！ハリス１．５号だから慎重に慎重に・・・あれ？
腹を見せて上がってきたぞ・・・え？ハタ！イサキの仕掛けは空針なのにハタ！
これが４０センチ１キロＵＰのハタでした。
さすがにゴボウ抜き出来そうもないので、船頭さんがタモに納めてくれました♪

<<報告終了>>

ってか、イサキの仕掛けでハタなんて釣るか？？（滝汗）

そのうちに仕掛けがなくなり、飽きてきたのでウィリー針を付けて下に落としたところ、ググッ！と竿を締めこみました。

ん？イサキでもない・・・アジでもない・・・と考えながら巻いてくると、下に赤い魚体が見えました。
へ？昨日釣ったキントキ？と思いながら更に巻いてくると３０センチ級のハナダイ。
これは嬉しいサプライズ。
やはり外房は魚が豊富です。

お土産にアジをしこたま釣り、終わってみると本命のイサキが７匹、ハナダイ１匹、アジは５０匹近く。
イサキが不調だった原因は、前日の荒れ模様で冷たい潮が入り込んで活性が下がってしまったからであろうとの船頭談。

帰りは所々混みましたが、無事帰還。
その夜はキントキダイとアジ、イサキの刺身がテーブルの上に並び、豪勢な夜食となりました。