
デニム :スレンダー、お前はここに残れ

スレンダー:はっ、曹長

ジーン:曹長、軍の施設は右上のブロックのようです

ジーン:出勤時間のはずですが、車が一台行っただけです、人影はありません。
・・・いました、子供のようです
シャア :私もよくよく運のない男だな、作戦が終わっての帰り道であんな獲物に出会うなどとは
フフ、むこうの運が良かったのかな?
ドレン :はい、シャア少佐。しかし、あんな僻地のサイドに連邦のV作戦の基地があるんでしょうか?
シャア :あるよ。我々のザク・モビルスーツより優れたモビルスーツを開発しているかも知れんぞ
ドレン :まさか、あんな僻地のサイドで
シャア :遅いな
ドレン :来ました。暗号、CC2です

シャア :見ろ、私の予測した通りだ

ドレン :で、では、連邦軍もモビルスーツを?

シャア :開発に成功したと見るのが正しいな

デニム :ああ、三台目もモビルスーツだ。まだあの中にもあるかも知れんぞ
ジーン :叩くなら今しかありません
デニム :我々は偵察が任務だ
ジーン :しかし、敵のモビルスーツがあの戦艦に載ったら
デニム :手柄のないのを焦ることはない
ジーン :・・・
デニム :おお、ジーン、何をする?
ジーン :シャア少佐だって、…戦場の戦いで勝って出世したんだ
デニム :おいジーン、貴様、命令違反を犯すのか?やめろ、ジーン

ジーン :フン、手柄を立てちまえばこっちのもんよ

ジーン :ヘッ、敵を倒すには早いほどいいってね
スレンダー:自分は命令を
シャア :デニム曹長は?
スレンダー :は、ジーンを援護する為、後方から出ました
シャア :連邦軍のモビルスーツは存在するのだな?
スレンダー :はい
シャア :スレンダー、お前は撮れるだけの写真を撮って、危険になったら引き上げろ
スレンダー :は、はい
ドレン :どうします?
シャア :デニムに新兵が押えられんとはな。私が出るしかないかもしれん、船をサイド7に近づけろ
ドレン :はっ

ジーン :デ、デニム曹長、て、敵のモビルスーツが動きだしました
デニム :な、なに?みんな部品ばかりだと思っていたが
ジーン :いや、まだよく動けんようです。やります

ジーン :な、なんてモビルスーツだ。ライフルをまったく受け付けません

デニム :我々は偵察が任務なんだぞ、退くんだジーン

ジーン :なに言ってるんです、ここで倒さなければ敵がますます、うっ
デニム :おおっ、立った

連邦兵A :技師長、味方のモビルスーツが動き始めました
テム :動く?なんて攻撃の仕方だ。誰がコクピットにいる?

ジーン :やってやる。いくら装甲が厚くたって
ジーン :へっ、怯えていやがるぜ、このモビルスーツ
おおっ
ああっ・・・
おおっ、ああっ
デニム :・・・あれが連邦軍のモビルスーツの威力なのか?

デニム :ジーン、スレンダーが待っている所までジャンプできるか?
ジーン :補助カメラが使えますから、見えます。ジャンプします
ジーン :うわあーっ

デニム :ええい、よくもジーンを
シャア :スレンダーは?
ドレン :サイド7を脱出して本艦に向かっております
シャア :認めたくないものだな。自分自身の、若さゆえの過ちというものを
サイド7を脱出するホワイトベースを待ち受けていたシャアは、ついに赤い彗星の本領を発揮してガンダムに迫る。
それは、シャアにとってもアムロにとっても、初めて体験する恐ろしい戦いであった。
機動戦士ガンダム、次回、『ガンダム破壊命令』。
君は、生き延びることができるか?
って、久しぶりにワクワクしたw
Posted at 2021/01/12 00:07:50 | |
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