
世界遺産である知床半島。
前日は運よくオジロワシに遭遇することができた。
知床の神に感謝。
そして朝食ビュッフェに感謝w

しかしあまり食べ過ぎても・・・

なぜなら、

と思いつつも、やはり北海道の食べ物は美味しいのでw

止まらん・・・

アップルシナモン・クロワッサンフレンチトーストw

ヨーグルトは「飲み物」だから・・・

ゼリーも「飲み物」・・・
よし、今朝はこれくらいにしておくか。
もとい、なぜなら・・・

そう、

これはゴジラ岩

船に乗るからなのだ。
知床半島に来たからには、野生動物、それもそれらの頂点に立つ「ヒグマ」を一目見なければ!
安全に野生動物を見るため、そして壮大な風景を見るためには「知床世界遺産クルーズ」に参加するしかない。
ウトロでは大型観光船と小型クルーザー船で運航されていている。
大型観光船は安定感があり揺れも少ないが、岸に近づけない。
小型クルーザー船は岸に近づくことができるが、波の影響を受けやすい。
なので、目的(風景か野生動物か)によって乗る船を選ぶのがよい。
またコースによっても乗れる船は限られてくる。
知床半島の先端までは往復3時間以上かかる。
時間がない人向けには往復1時間半くらいのコースもある。
10月は高波などの天候不順や冬の流氷クルーズに向けたメンテナンスのためなどで出航する観光船の数が激減する。
あらかじめ運航予定の会社と天候をチェック、出発一週間前に予約しておいた。
地域共通クーポン券が使えるか確認しておくと使えるとのことなので、支払いにはこれを使おう。
今回利用したのは「ゴジラ岩観光」さんの「知床岬コース」。
9時00分に会社で受付を済ませる。
今回のクルーズはだいたい50名ほどが参加だ。
乗船は予約順とのことで、後ろのほうかと思ったら5番目でびっくり。
席は1階と2階があるが、2階のほうが揺れると思ったので1階の外、客室の後ろの右側の席に陣取る。
ここなら風が直接当たらないし、揺れも少ないだろう。
海上はかなり寒いと聞いていたので、山登りで使っているソフトシェルを着込んでおく。
もちろん帽子・手袋、そして雨具上下もリュックに忍ばせておく。
船酔い対策に朝食後酔い止めを飲んでおく。
さてレンズの選択だが・・・
「ヒグマ」に遭遇(目撃)用に35mm判換算で2倍テレコン付きで600mm相当 F4.0の単焦点、
「海鳥・イルカ・クジラ・シャチ」用に80-300mm相当 F2.8のズーム、
そして風景用に35mm判換算で24-80mm相当 F2.8のズームをいつでも船上で交換できるように用意しておく。
これで足りなければ、最悪前日試した2倍テレコン×2倍テレコンで1,200mm F8.0を考えなければ・・

そうこうしているうちにクルーザー船が出航。
幸い波も静かなようだ。

遠くに見えるのは羅臼岳だ。

曇りだが、風がないのは幸いだ。

プユニ岬が見えてきた。
出航して6分ほどで、

フレペの滝、通称「乙女の涙」が見えてきた。
秋なので水量は少ない。
漁も行われている。
ちなみに運航中はキャプテン(船長)の判りやすい解説があるので、助かる。

イワウベツ川河口
この川もサケ・マスの遡上が多いので、それを狙ってヒグマが出没することがあるようだが、今回はいないようだ。

空に視線を移せば、オジロワシらしき怪鳥が!

虚無僧に見える岩?

硫黄山か?

そろそろカムイワッカ滝が見えることだ。

この滝の上流には湯の滝があり、硫黄山から湧き出るお湯が川の水と混じっているため温かいお湯が流れている。

ここから先は船でしか来られない。
漁業関係者や特別許可を得た者はクルマで通ることはできるようだが、この滝までの道がない。
クルーズ船の一番短いコースはここで引き返す。

硫黄川
船長曰く、海に注ぐ滝はなかなか珍しいようだが、この知床にはかなりの数の滝があるとのことだ。

時折水面に目をやるが、イルカなど海の野生動物はいない。
クルーズ船は漁場を避けながら、半島先端方面に向かう。

知床大橋が見える。
海岸沿いを目を凝らしながら見ていく。
大きな石がクマに見えなくもないが・・・
出発から約1時間。
いよいよヒグマの目撃情報が多いルシャ湾に近づいてきた。
ここで見られなければ、今回は運がなかったってことだが・・・
望遠ズームを装着したカメラを膝に置き、双眼鏡で対岸を凝視するのであった。
つづく
Posted at 2021/02/14 01:56:52 | |
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