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全国でも屈指の工業地帯を擁する川崎市。


そのイメージからは想像もつかないローカル線が存在する。


ここは東北や関西に向かう貨物列車で賑わう新川崎駅。
あ、チラッと見えた？！


そのローカル線の名は「鶴見線」。
ＪＲ鶴見駅から京浜工業地帯を３両編成でトコトコ走る、路線距離１０ｋｍ未満の路線だ。
元々私鉄として開業し、戦時中国に接収されて国鉄となり現在に至る。

使用していた車両はほぼ「お古」で、現在メインは２０５系０・１１００番台。
１９８５年に登場した２０５系の系譜である。
改造・改良を繰り返して使用されてきたが、ついに車両更新があり、
なんと新造車両があてがわれることになった。
実に８０年ぶりの新車投入だ。

その新造車両の第一編成が新潟で完成し、試運転を経て配属されることになったのだ。


かつてはブルートレインをけん引していたこともあるＥＦ６５　２０００番台（元１０００番台）。


手を携えてきたのはＥＦ６４　１０３２号機だ。


いつもは１０両編成くらいをけん引しているだけあって、３両編成だと物足りないかも。


新造されたＥ１３１ 系１０００番台。
ワンマン運転に対応している。


鶴見線用車両だ。


E１３１系はすでに内房線・外房線・成田線・鹿島線（０番台）、相模線（５００番台）、宇都宮線・日光線（６００番台）で活躍中だが、


この鶴見線用（１０００番台）は他の車両よりも幅が狭いストレート車体を採用している。










８編成２４両（各３両編成）が配置されるので、しばらくはこの光景に出逢えそうだ。