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マスタングといわれても、イメージと一致しませんが、車名はこの試作車から始まったようです。SF的にみえますが、チューブラーフレームに1.5LのV4（欧州フォード・タウナスのFF用のパワートレイン）をミッドシップに搭載。じつは、かなりロータスにインスパイヤされた形跡あります。コーティナを通じてロータスと接触があったころだからかな。


そのスタイルも、後のFORD　GTに引き継がれているようで、なかなか興味深い。


FORDは欧州にも拠点があるせいか、モータースポーツの視点も、GMやクライスラーよりもグローバルですね。その後１９６５のインディで初ミッドシップが優勝するのが、ロータス３８・Powered　by　FORD。


こちらも、ディアボーンのフォードミュージアムにあります。

年末掃除ででてきた、10年ぐらい前のフィルムから。
このころはまだ私は、デジカメに移行してなかったんだな。
さて、なんのクルマでしょう、、、って、皆さんなら　なんてことないか。

写真は輸入車ショーのときのものですが、これとは別に、先日、イヴォ－クに試乗することができました。価格からみれば、私にとって高値の華なことは、言うまでもありませんが（汗）。

既に、雑誌・ネットの記事を見ていましたが、思ったよりも色々なところに優しい造りが施された、イイ感じのクルマでした。

暗闇の乗降時に足元を照らライトに、例のイメージイラストが映し出されたり、室内灯がタッチレスSWになっている点は、とても便利でオシャレ。既にジャガーに採用されている、エンジンスタートでせり上がるセレクターも、雰囲気良し。


ただ、それ以上に関心したのは、こういった装備に負けないくらい、いろんな部分の操作感が、ちょうど良くできていること。スロットル/ステアリング/パドルシフト/インパネSWなど、どれも重くもないけど、過敏さや安っぽい軽さもないように出来ています。内装の造りも威圧感/圧迫感なく、1.9mの車幅の割には、運転しやすい印象を持ちました。

例のディスプレー用カメラ類のついた大きなドアミラーは、斜め前方の見切りを悪くしており、これはマイナス。交差点とかで、ちょっと気を使います。


また、静粛性の洗練度がもう一つ（タイヤの音や微低速のこもる音）だったり、気になるところもありましたが、SUVという性格を想えば十分価格に見合う出来と言えると思いました。加速もBMW　X1（28i）のような過激/過剰さはないけど、十分以上に速い。

良い意味で、乗り手に主張を感じさせないように作られたクルマで、作り手のセンスには脱帽です。ほんとうは、セレブな奥さんなんかが似合いそうです。（、、、涙）