おーつきのブログ一覧

既に、ジュゴンさんのブログでみかけてますが、、、、BOSSのおまけ。
全部揃える根性なく、エスプリだけ入手しました。

おそらく、このコスモスポーツが、トヨタ2000GTのデビューを焦らせた、最大の原因ではなかろうかと思っています。

’63年にスタイルとコンセプトが発表され、ロータリーエンジンの育成に時間がかかりながらも、’64年には走行にこぎつけ、’67年デビューもこのとき既に宣言。時代を考えれば、エンジンとスタイルはかなり衝撃的だったはずで、トヨタとしても2000GTを’67年には間に合わせたかったのだろーな、、、と。
（デビュー前’66年の速度記録も　コスモへの対抗意識だったのかも）

2000GTよりも長く’72年まで生産されましたが、高価な値段（後期型￥158万）と当時のマツダの販売力を考えれば、1176台の生産台数は、かなり健闘したといえるのではないでしょうか。

写真は、1962　フェラーリ400　スーパーアメリカ　です。
スーパーアメリカは、1959〜1963に作られた車両です。
このころの日本で知ってる人は、ほんのひとにぎりだったかもしれません。

ご存知の方もおられるかもしれませんが、このサイドのキャラクターライン、これも1967デビューの某日本車にそっくりですね。どちらも美しいです。

桜　満開です！

その1のつづき、もちろんご存知のこのクルマ。

ブログや雑誌記事では、日産のプロジェクトとの関係とか、その成り立ち論議で盛り上がってます。

よく考えるとS30とデビューは２年程度の差。この２年は、S30が70年代のアメリカ衝突安全や生産性にシフトしたモノコックボディの開発に要した時間のように思われます。対して2000GTは、即効性あるバックボーンフレームとヤマハの開発コラボで、開発期間を短縮し、60年代後半の活躍を狙った、、、と（かってに想像してます）。

67年のデビューですが、前述のシアタの他、C2スティングレイ・Eタイプと意外に50年代から60年代初頭の名車のからヒントをえたようなディテールが見えます。企画時期や成り立ちが、2000GTのスタイルにも現れていて、魅力的に見えるのだろうなと想う次第。