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ヨーロッパSP、エリーゼ、ロータス3世代とアルファロメオブレラとでツーリングでした。

ブレラは今までノーマークでしたが、アルファ設計のシリンダーヘッド+4WD、更には19インチホイールとなかなか興味深い。
時代は違えど、双方ジウジアーロデザイン。

当時のカーグラ記事を見ると、WRCシリーズになったものの、70年代前半は排ガス対策やオイルショックでエントリー盛り上がりがもうひとつだった模様。そのような中で1975初頭にFIAはメーカーからのエントリー促進を狙い1978以降gr4を外す方針を出していたようである。

一見無敵に見えるストラトスも問題を抱えている。シャシーの観点ではターマックやフラットなグラベル以外は苦戦、1000湖はエントリーさえしていない。2階建パワートレインは、イベント中のミッションギア交換セッティングや修理は不可能。エンジンパワーが頼みの綱だが、ディーノユニットの生産が1975に終了、追加公認に必要な生産は望めない。24バルブヘッドの公認は1977迄。

このような状況の中、フィアットはX1/9やX1/20プロジェクトを断念し、131ベースのラリーカー開発にスイッチ。狙いは2つ。幅広いコース特性への対応、生産台数の多い131でgr2.gr4どちらにも対応すること。

結局gr4は継続されるが、この狙いは的中。ストラトスで勝てなかった1000湖、アクロポリス、ケベックで勝てるようになり、モンテ、コルス、サンレモのターマックでもストラトスと遜色ない成績を残して、1977、1978、1980にシリーズチャンピオン。

フィアット自ら131の販売戦略と謳ったのは、この戦略のカモフラージュ。ストラトスも決してフィアットに潰されたのではない

因みに、ストラトスの構想に131アバルトの現場対応力を組み合わせる=037ラリーということになるのだろう。

こんなふうに考えるとこの車も相当カッコ良い

お買い得！運転も、楽しい！

当時のアメ車のステアリングセンターフィールは日本には合わないですね。

先日、ライダーさんから頂いた当時のルボラン。感激して、何度も眺めてます。

1986 10 ルボラン


こちらは、以前から持っているカーグラ
1987 5


元々、少ない台数ではありますが、当時の2台のデモカーが今でも並べることができるのは不思議な縁。それだけで嬉しくなります。