メーターギアグリスアップ

KLX125系ではよくあるというフロントのメーターギアにヒヨコが住んでしまうという不具合。
少し前からヒヨヒヨヒヨとブレーキに関係なく鳴るようになりました。

最初は何かわかりませんでしたが、ネットで見てみるとメーターギアのシールが何だか良くないらしく、冬や初代ではグリス切れを起こし鳴るそう。

というわけで、久しぶりにフロントを上げます。
フェンダーを外し、アクスルナットを緩めておきます。
リアもスタンドで固定し、フロントはステムの下からアップします。
始めはホーネットの時の設定になっており、上がりきらず何度か設定を変えました。
やはりオフ車はかなり伸びますね。

フロント右側にあるメーターギア。
青丸の部分が噛んでいて回り切らないようになっているようです。

タイヤを外すと大体一緒に外れます。

アクスルナットの割りピンを抜いたところ。

79Nでの締め付けとのこと(ネット情報)。
サービスマニュアルを買おうか迷い中です。

メーターギア内部。
上が清掃前で下が清掃後。
確かに汚れてはいましたが…どちらかというと乾いている感じでした。

右側のカバーは上はシールがついた状態で、下は外れています。
これも外すのに苦労し、ラスペネ入れたり、ひっぱったりと10〜15分くらい格闘しました。
最終的に内側を除いて金属らしいものが見えてるところがシール部分だと気づき押し出すことができました。

上が新品、下が外したもの。
悪戦苦闘したのがモロバレです。

はめるのはすんなりハマりました。
この感じが良くなくて、ヒヨコが住むことになるのかもしれません。

今回はいぜんいただいたKUREのグリースメイトで。
たっぷりと塗っておきました。

左右のバランスをうまくとりながらホイールを装着して、アクスルシャフトを入れたところ。

メーターギアは前の画像の通り、はまる部分があるのではめてから調整です。
ズレた状態ではホイールがはまらないので、ミスは少ないかなと思います。

組み込んだところ。

ホイールにアクスルシャフトを通し、ナットを79Nで閉め、割りピンを入れたところ。

少し走りましたが、ヒヨコはいなくなり、心なしかスムーズにタイヤが回っている気がします。
気持ちがいい感じです。

燃費に響くようなので、またチェックしてみたいと思います。

ODO:17214km