
クリスマスに、相方と伊豆は稲取の朝市で金目鯛の釜飯を食おうか、という話をしており、いつもの日帰りじゃなくて泊まりでいって、次の日の朝たべたりしようかね、と言っていたのだが。
友達の MINI 乗りの Junky さんから、「ドカティ横浜の箱根クリスマスパーティに行かないか?」という話が出てきて、じゃぁ Junky さんも稲取行かないか? という風に話がふくらみ、結局宿が急だけどギリギリ取れそうな感じだったので、他のガイどもも誘うことにしてしまい、結局4台でいくことになったのであった。
本当は、晴れていたらジョニー号( Ducati 400SS)ででて、Junky さんも Ducati Monster 400 のモンちゃんで出て、そして相方の Ducati Monster 900 のイタリア男を出撃させよう、と画策していたのだ。
が、当の本人はさっぱりその気がなく、しかも午前中は雨、ということになってしまったので、残念ながらバイクでの出撃ができず、うちは Mini Cooper ヘップ号、Junky さんは MINI Cooper モモ号、監督がコペンのコップ号、Mine ちゃんがビートのイモータル号、という感じのラインナップとなったのである。
で、9 時に海老名で待ち合わせをして出かけたのだが、びっくりするくらい道がすいている。
普通なら、だいたいこの時間は渋滞しているモノなのだが。。。
ということで、非常にスムースに早川近辺に着き、小田原厚木道路を降りて、真鶴道路へ。
普段は旧道の下道にいってしまうのだが、伊豆はあまり来たことがない Junky さんや監督がいることだし( Mine ちゃんも数回ミーが誘って来ているが、真鶴道路は来たことなかったかな?)、ということで真鶴道路をチョイス。
しかし、ちょうど伊豆に入ったくらいから天候がよくなり晴れ間が。
どうも、伊豆に来るといつもいい感じになるのは不思議だ。
我々は伊豆に好かれているのか? すばらしいぜ、伊豆。
そして、真鶴道路手前からのアップダウンが伴う海沿いの景色は、いつものことながらボルテージが上がるすばらしい景色。
やっぱ伊豆だよな~、伊豆。
ウィリス号の頃からちょくちょく来ているが、伊豆は何度来ても飽きることがない。
いつ来ても新鮮な感動がある。
で、熱海でも海沿いの有料道路をチョイスし(いつもは下道のワインディング)、あっというまに熱海へ。そして網代を過ぎたところで左にあるコンビニで休憩。これはちょうど川奈で飯が食えそうだ。
ってことで、伊東を過ぎて川奈に入り、いつもの海女の小屋へ。
ここでドガッ! と海の幸を腹に収める。
う~ん、サイコー!
そして南下南下。
本当は、伊豆高原手前から、135 の旧道に入って、くねくねワインディングを攻め込みたかったが、4台いることもあり、また、本日はこのペースなら石廊崎まで行って戻ってこれそう、ということもあり、心を鬼にしてそのまま 135 を下ったのであった。
河津の海岸で石拾いをして、水晶の小さな結晶がたくさん生えた大きめの石のかたまりを拾う。
グッド。
河津は鉱物が拾えるスポットがあるらしいので、ちょっと探してみたのであった。
そしてガンガン南下。
下田を通り過ぎ、南伊豆へ。
南の伊豆は、植層もかわり、なんとも原始的な力を感じるエリアである。
ここまで来ると、なんとも言いようのない気分になるのだ。
そしてかっ飛ばしていくが、途中、ありとあらゆるカーブでブレーキを踏みまくる超遅い若者の車が無理矢理交差点で割り込んできて、彼に気持ちのいい道をセーフティーカーのごとくふさがれて悲しい思いをすることになった。
ここが気持ちいいところなのに! というところを全面的にシャットアウト。
ノー。。。
まぁ、こればっかりはしょうがない。
ということで、彼も含めて石廊崎の駐車場まで数珠つながりでいったのであった。
今年も、ぎりぎり石廊崎に来ることができた。
感謝である。
ココまで来ると、伊豆を制覇した気になるが、伊豆は西も堪能しなければ制覇したことにならない。ここでやっと半分といったところだ。
伊豆一周は、今まで数回くらいしかしたことがない。
東京からは完全制覇はなかなかできるモノではないので、非常に貴重である。
石廊崎の後は、サンドスキー場とポルコ・ロッソの隠れ家を堪能。
そして稲取のホテルに来たのであった。
温泉につかって疲れをいやし、「喰いきれるか! 大天麩羅」というコースで憤死。
その後部屋で最高級貴腐ワインを堪能しながらナショナル・トレジャーと Mine 氏の爆音いびき&ひどすぎる寝相を鑑賞させられ、その日が終わったのであった。
で、次の日の朝、一人早起きして日の出をみながら温泉に入り、そしてみんなで朝食。
Mine ちゃんは午後一で仕事があるので、飯を速攻で食べて宿代をミーの手元に置き、出発したのであるが。。。
どうも、さっき財布の中のお札全部を置いていったよね? ということになり、急いで帰るために伊豆スカイライン行きを昨晩オススメしておいたが、ひょっとすると、小銭が足りなくて、山の上の料金所で追い返されるはめになるかも! と思い立ち、メールや電話をするも全然でない。
ということで、ニヤニヤしながら吉報をまったのだが、やはり後から電話がかかってきて、「今まさに、料金所入り口で金が足りなくて、135に戻れ! と追い返されました。。」と期待通りの活躍をみせてくれたのにウケた。さすが Mine 氏である。
で、のこったメンツは、まずはミーの稲取どんつく様参拝につきあってもらい、山の上まで登って、景色の良いなか、男根神に祈りを捧げ、我が前立腺の無事を嘆願したのであった。
そこにいた猫と戯れた後、下山し、朝市の会場へ。
朝市の会場前では、テトラポッドを作り中、というエライ場面にも遭遇。
そして金目鯛の釜飯を堪能。
その後は Mine ちゃんが追い返された料金所を目指す。
やはり赤沢温泉日帰り館を過ぎたところから渋滞に捕まる。
とにかくひどい渋滞。なんとか、伊豆高原手前の、左に変な人形が置いてある店、右斜めむこうに怪しい占い師の店がある交差点を左に曲がり、細い路地を進みまくって裏道から大室山を回り込む道へ脱出。そこから伊豆スカイラインへ。
ガンガン登っていくと、エアクリーナーふきんから、アクセルを踏む度に「ビヨッ! ビョッ! ビーーーーッ!!」という、鼻をかむような音がしてくる。それ以前に、坂が全然のぼらなくて、いつも以上にパワーダウンを感じており、前を走る普通の軽自動車にも簡単に差を広げられてしまうので、おかしいと思っていたら、そんな音が。
もうエアクリも寿命なのだろう。中がボロボロになって、穴が開いてしまってるのかもしれない。
見た限りは特に変化はなかったが。。。
以前ハズした純正のエアクリーナーに後で戻そう。
ということで、楽しい道だがパワーがさらになくなったヘップをなんとか操りながら、伊豆スカを進んでいくと、すぐに猛烈に遅い2台の車に追いついてしまった。
彼らは全然譲ろうともしないため、追い越しオーケーな区間で追い抜かせてもらったが、モモ号が抜いてこない。で、コップ号がその後ろから抜いてきて、結局コップとヘップで爆走することになった。
コップはヘップの裏で抜くようなそぶりをだしたりして、かなりノリノリ。
先頭のこっちは凍結も心配なのとエアクリの鼻水音も気になり、そこまではいけないままどんどん進んでいく。
で、また途中で車が間にはいり、ある程度のペースで流すことになる。
しばーらくすすんで、見晴らしのいい巣雲山の駐車場まで行ったところでヘップを停める。
ここで Junky さんのモモ号をまとう。ここなら気づいてもらいやすいし。
まぁ、とはいえずいぶん距離を進んできてしまったから、あの後しばらく追い抜けてなければしばらくかかるでしょう。
とタカをくくっていたところ、猛烈なスピードでやってくるモモ号が!
なんとか手を振って気づかせ、合流。
しかし、すぐ来たな。。。ものすごい追い上げをしていた模様。
その追い上げをうしろから追いかけてみたかった。絶対追いつけないんだろうな。。。
こういう、心地のいい中高速コーナーだらけのワインディングでは、Mini は MINI には絶対ついて行けないであろう。。。
以前、ごん太さんの MINI Cooper S をワインディングで運転させてもらったとき、心底そう思った。登りとか下りとか、関係ないんだもん。登りを意識しない猛烈なスピードで駆け上がることができるわけで、こりゃタマランチ会長ですよ、なわけですよ。
こういうところを走るのは、超楽しいと思われる。
ま、もちろんヘップで走るのは個人的には最高なのでオーケーなんですが。
ということで、また3台合流して走りまくり、ターンパイクへの分かれ目のところの休憩スポットで休んだ後、箱根新道で下山。
後は小田原厚木道路で快適に厚木まで。。。来たと思ったら、厚木の料金所まで、ぴったりとまった 1km 渋滞。で、これを抜けて東名に合流するまで、1時間近くかかるという超ひどい渋滞だったのですが( 1km ちょいの渋滞でこの時間ってあり得ない)、東名合流すぐのところで、追い越し車線で軽い追突があったらしく、その事故車両2台が追い越し車線にいるというのが原因だったのでした。
もう、ほんとくっだらない渋滞!
ちょっと当たった位の追突なんだから、路肩に車両うごかせよ~(ホントは警察の調査とか考えると動かしたくないというのはあるのだろうが)。ほんとどーでもいいレベルで、今年一番たちの悪い渋滞に巻き込まれたのであった。こちらもいつねこんでしまうかわからないくらいの睡魔におそわれまくることになり、非常に危なかったといえよう。。。
で、それをすぎたら、オールグリーン!
いつも渋滞する横浜町田手前もまったくもって車は少ない状態で、港北まで行き最後の休憩。
そこでさようならをしたのであった。ちなみに、そこで NISSAN GT-R も見た。
みんなと分かれた後、そのまま首都高で銀座まで行き、築地に相方をおろして(仕事だった)、久品仏近くのいつものノーブラシ洗車で塩を落とし帰宅。
いやはや、なんだかんだと大変すばらしいツーリングであった。
ながながとどうでもいいことを書いてしまったが、とにかくいえることはただ一つ。
「伊豆はすばらしい。。。」 C.W.ニコル
以上だ。
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071223-24 クリスマスツーリング in 伊豆 01
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