みなさまごきげんよう(蘭陵王さん風)。
この前参加した、第53回高雄サンデーミーティングのレポートです。
前日、秋のパンダリーノに長居したので遅めの出発。
9時30頃に京都市内に入ると、プントを発見!
Tipoのステッカー貼ってるし、もしかしてTSMかな?
でも若干時間遅めだし…と思ってたら、途中で違う道へ。
でも後でTSM会場で見掛けました。
会場への到着は10時30分頃。
アルピーヌ&ゴルディーニ特集ということで、
おフランスの車がたくさん集まっていました。
ルノー・5ターボ。ものすごい張り出し具合です。
アルピーヌもいっぱいいました。
フランスじゃないけどメッサーシュミット。これホントに公道走っていいんですね。
今回も到着が遅めだったのでじっくり見られず…
ルノー・10とかプジョー・205とか上述のプントとかもっとちゃんと見たかったです。
さて、TSM閉会後は、恒例の同乗・試乗会、
別名TZM(高雄残念ミーティング。k-516さんナイスネーミング!)です。
今回は今までで最多台数が参加です。
その残念な面々。
とりあえず、ウーノとよし丸さんが復活してホントに良かったですね!
僕はまず、この日TZMで最も話題になっていた2CVに同乗させて頂きました。
皆ポンコツポンコツってバカにしてましたが、ホントにポンコツでした(笑)
乗ってみると、ドンガラボデーにエンジンと駆動系とタイヤ載せただけ!
というシンプルな作りを実感できます。
そのシンプルさゆえか、意外と遅くなくちゃんと走っていたのが印象的でした。
皆はロールしすぎって言ってましたが、
僕のノーマルパンダも相当ロールするので、これに関してはそこまで気になりませんでした。
僕が乗ったときはあんまりロールさせてなかったのかな?
次にアルジェントさんの殺る気パンダ。画像一番左です。
横乗りさせて頂いた後、運転もさせて頂きました。
これはもうね、完全にパンダとは別物だと感じました。
ホットハッチになってましたよ。
足廻り変更とSタイヤのおかげで、
ノーマルパンダのアンダーな感じは全くなく、コーナーを気持ちよく曲がっていきます。
エンジンもとてもパワフル。
足廻りのみのカスタムで、エンジンどころか吸排気すらイジってないのが信じられません。
僕のパンダは900ccで、この前運転させてもらったシカクイパンダさんのパンダも1100ccでしたが、
それ以上に太いトルクを感じました。
年式なのか?個体差なのか?足廻りのせいで錯覚してるのか?
あと皆さん絶賛のアルジェントさんの運転ですが、
僕が横乗りさせて頂いたのは一番初めだったので、
コースを覚えていらっしゃらなかったようで大人しめの運転でした。
次回は是非攻めた走りを体感させて頂きたいです(笑)
お次は南風さんのプジョー・106。
これまた気持ちのいいホットハッチでした。
1600cc・120馬力・900kg台と、ほとんどロードスターと同じスペック通りに、
クイッと曲がってキビキビと走ります。
ご自身がおっしゃるように、この年代以降、安全規制等で車両が大型化したことを考えると、
この106がホットハッチの最終進化系なのかもしれません。
ちなみに今回106に乗って一番感動したのは、ちゃんとしたドア閉まり音(笑)
パンダとかビアンキばっか乗ってたせいで、
「すげー、普通の車の音がするよ!」と驚いてしまいました(笑)
続いてfateagle95さんのアウトビアンキ・A112。
前回k-516さんのビアンキを運転させて頂きましたが、
それと同じく超クイックシフトが入ってます。
そして同じくブレーキもノンサーボ。
シフトとブレーキにはやっぱりまだ慣れませんが、やっぱりこの車、楽しいです。
小さく軽い車体にちょうどいいパワー。迫力のサウンド。
いい車だなー。
最後はplaymobil-3838さんの武闘派パンダ。
カスタム箇所多数!な割りにエンジン本体には手を入れてないゆえか、
パンダらしさを失わずにスパルタンな感じに仕上がってました。
特にワンオフマフラーのサウンドが気持ちいいですね。
ステアリングチルトダウンの効果も体感させて頂きました。
僕も早くやろう。
そんなこんなでTZMもそろそろ終わりかというところで、
赤いデルタに乗ったご夫婦が登場。
「何か面白そうな車が集まってたから気になって」とのこと。
このご夫婦、特に奥さんが素晴らしく。
「リスクを背負っても好きなことやらなアカンっていつも言ってるから」
「日本車?嫌い嫌い!燃費燃費ってしょーもない車ばっかやん!」
「デルタ乗ってる人は、忘れられへん女性みたいにまたデルタに戻ってくるらしいねん」
等々、数々の名言を残していきました。
みんカラユーザーの皆さんはこういう奥さんをもらいましょうね(笑)
お二人とも、とても楽しそうに車の話をするのが印象的でした。
TSM、そして出来ればTZMにも是非参加して欲しいものです。
TZM解散後は、playmobil-3838さん、アルジェントさんと一緒に、
クラフトハウス京都さんにパンダ3台でパンダを見に行ってきました。
ちなみに3台とも並行輸入モデル、3台ともメタルトップという、結構珍しい組合せです。
お目当ては2002年式のカレッジというグレード。
僕とplaymobil-3838さんのホビー、アルジェントさんのヤングの中間のグレードになります。
とてもレアなグレードで、色もアズーロアストラル(薄水色メタリック)というレアカラーです。
レアなだけでなく相当状態が良く、
全塗装orハコ替えを検討中のアルジェントさんが本気で悩んでいらっしゃいました。
いやぁ、いいもの見た。
パンダを3人で舐め回すように見た後は、
playmobil-3838さんのパンダの殺人的フォグランプを見せてもらって解散と相成りました。
今回も色んな車に乗らせて頂きました。
こんな貴重な車に同乗・試乗させて頂く機会があるなんて、
少し前までは夢にも思いませんでした。
皆さんありがとうございます。
ところで、今回のTSMで個人的に一番印象に残ったのは、
試乗会中にパークウェイで見かけた日産・パオです。
特に変わった車両ではなかったんですが、
後席に麦わら帽子をかぶった女性と、犬が乗ってたんですよ。
それがパオにものすごくマッチしてまして。
山道をトコトコと走るその姿が、まるで映画のワンシーンのようでした。
写真撮りたかったなぁ。
「車は乗り手という最後の部品が載って初めて完成する」
という好例ですね。