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EVASSONのブログ一覧

2024年10月15日 イイね!

スラクストンを初回点検に出して4Rをレンタルした話

タイトルと関係ないが生後2か月ほどのサイベリアンのイタリアン・マロン・ブラウニーちゃんをお家に迎えた。

美人さんだのう



割とすぐにケージから出てくれるようになった


携帯のストラップが好きなようだ。

猫はニャーと鳴くものだと思っていたが、どうやらうちのイタリアン・マロン・ブラウニーちゃんはクーと鳴くようだ。

実際に呼んでみるとちと名前が長いので、鳴き声からとってクーちゃんでも良いかもと思うが命名した名前を変更するのも失礼か。

妻殿と娘っこ達は初手からマロンちゃんと呼んでいる。

俺は命名した責任を全うしフルネームで呼び続ける所存だ。



さて、タイトルの話。

の前に、スラクストンを実家に持って行き親父殿に見せびらかしてきた。

親父殿はBMWのR100RTを所有している。

30年位前の車両。

たしか購入した時に自分は中学生だったと思う。

何度か後ろに乗せてもらったが、穏やかな乗り心地で眠くなった思い出がある。

特徴的な1000ccの空冷ボクサーエンジンにシャフトドライブで駆動。


30数年の所有で走行距離は10000kmに満たない。


古いがキチンと手入れされており、細部に錆の類はみられない。

前々回のブログに書いたNさんの車齢33年FCにも通じるが長い間大切にされてきた趣味の宝物ってやっぱいいな。

自分もスラクストンを大事にしようと改めて強く思った。

ところで2台並べるとサイズ差がかなりある。

BMWがデカいのか、スラクストンが小さいのか。

乾燥か装備かは分からないが親父殿曰く重量は230kg程度との事。

数字の上ではそれほど重量級ではないはずだし、シリンダーが横に寝ているので重心は低いイメージもあるが、スタンドから起こしたり押し引きするのはめちゃ重く感じた。

大容量のタンクにガス満タンだからかな。

乗っていいよとも言われたが丁重にお断りした。



実家を出て隣市にあるスラクストンの購入店舗へ初回点検へ向かった。

6月の納車から約4か月が経過し、現在の走行距離は800km手前となっている。

オートバイの初回点検も車などと同様に1000km走行後に行うそうだ。

ただ、購入した店舗はかなり繁盛している様で、1000km走行後に点検の予約を取ろうとしても1ヶ月程度待たされるとの事。

ほとんど乗らない(乗れない)予定だったので、納車時から初回点検日の予約をしていた。

4か月もあれば1000kmは乗れるかと思っていたが、ちと足りなかった。

まぁ800knも1000kmも大した変わりはなかろう。



店舗にはスラクストンと購入を迷ったドゥカティスーパースポーツ950Sが展示してあった。

実物を見るのは初めて。画像や動画でもめちゃカッコよく見えるが実物は更に素敵。

少し前に発売されて話題のヤマハXSR900GPも展示されていた。

これもいいよね~。リアカウル合った方が好きだな。

どちらもカッコいいな。セールス氏の対応を待つ間ウットリ眺めて過ごせた。



今回は初回点検に加えて、納車時に間に合わなかった純正オプションのグリップヒーターを取り付けてもらう予定。

作業時間が4時間ほどとの事なので、事前に同店舗が実施しているレンタルバイクでカワサキの4Rを予約しておいた。

4Rは4時間で15000円程のレンタル費用。


本当いうと4Rよりも隣に停めてある25Rの方がレンタルしたかったのだが、25Rはすでに予約済みでレンタル不可だった。

250ccで17000回転まで回るエンジンを体感してみたい。

25Rは次の機会にレンタルしよう。

それはそうとして、4気筒のバイクは教習車の空冷4気筒以外に体験した事が無い。

4Rは水冷の4気筒だよ。どれほどスムーズに回るのだろうかと想像してめちゃ楽しみにしていた。


簡単に操作説明を受けてから出発。

乗り出してまずとても乗りやすいと感じた。

足つきも凄くいい。身長173cmの自分だと踵が地面に触れる感じ。

乗る前の押し引きも軽いし、信号で止まるのも全く不安を感じない。

ポジションもめちゃラクチン。

スラクストンだと深めのお辞儀をする位の前傾姿勢になるが、4Rだと軽く会釈をする程度の前傾具合に感じた。

これなら長時間乗車しても肩や手首に不具合が出る事なさそう。

4Rのインプレ動画は結構観ているが、SSな見た目だけど中身はツアラーに近いっていうのはこういう事か~と納得しながら走らせた。

街中を抜け、市内のヒルクライム練習場になっていると思われる八方台を走らせてみた。

峠道での曲がりっぷりを評せる程のスキルが無いのでそういった事は書かないが、とりあえず16000回転まで回るエンジンはとても優れていると感じた。

4気筒は低速トルクが無いもんだとネットの情報などでよく見るが、4Rのそれについては全く持ってハテナだ。
6速に入れっぱなしでも40kmから普通にスムーズに加速できる。

ギア比の違いか、トルクの大きいスラクストンでも6速で40kmからの加速ではちとガクガクする。

4R凄いなぁ。

そして真価はやはり高回転だろう。

今回は高速やバイパスを走らせていないので、1速でしか16000回転を体験できなかった。

ただ、これについては想像と違った。憧れにより期待が大きすぎたのかも。

上まで回した感じ、10000回転付近で始まる極細かい振動がシートに伝わり、16000回転までずっと続いた。

凄まじい速度でピストンが上下に動いているんだからそりゃ振動位あるだろうと思ってはいたが、その振動っぷりは想像を超えていた。

この振動はまるでデ〇マに座っているかのような
こらっ!

1速以外で16000まで回せれば音や加速の伸び具合なども含めて最高に気持ちいいと思われるが、今回は時間の都合で高速道路は乗れず。

相応に速度も出てしまうだろうからレンタル車両でやる事ではないし、よし。


4Rの乗りやすさを堪能しながら八方台の頂上へ到着。


んで、このカッコよさよ


グッドルッキン

イケメンですな

マフラーでかい


八方台登頂後は反対側に降りて栃尾へ油揚げ&お蕎麦を食べに走らせるが、3連休という事もあり目当てのお店は激混みで止めた。

しばらく昼食を求めて栃尾をうろつくがどのお店も行列が発生しており、食事はあきらめた。

バイクの返却時間もあるので、結局バイク屋付近のラーメン屋さんで遅い昼食となった。

ラーメン居酒屋あじと 背油醤油ラーメン850円+特盛240円+ライス無料


食べ足りない。牛丼580円を追加注文。


初来訪。気になっていたお店なのでいい機会だった。

美味しかったけど、背油系のラーメンと牛丼は合わないと感じた。

牛丼は結構いいお肉を使っているみたいで、脂が美味しかった。しかし背油ラーメンで油分を多量に摂取した後なので、牛丼の脂分が過剰に感じた。

食べる順番を逆にすればもっと美味しく食べられたはずなのでちょっと勿体ない事をした。


程よい時間に4Rを返却。

スラクストンの作業もしっかり終わっていた。

今回はグリップヒーターで5万円+取り付け工賃1万円。点検費用が2万円。で合わせて8万円ほどの支払いだった。

ちと高い気もするが、グリップヒーターはスイッチを入れるとメーター内に作動を知らせる表示が出る。

こういうとこで純正が良きと思う。

作動させると薄手の皮グローブでアチアチに感じた。これならば冬用の厚手グローブでもホカホカになれそうだ。

今月末に1泊のツーリングに行き、山の上を沢山走る予定なのできっとグリップヒーター付けて良かったと思えるだろう。

おしまい。
Posted at 2024/10/16 08:37:47 | コメント(3) | トラックバック(0) | オートバイ | 日記
2024年10月08日 イイね!

家族が増える話

先週の土曜日の話。

一家で焼肉屋さんで食事をした帰り道。

飼っているナマズの餌を買うため、ペットショップに寄った。


最近店舗がリニューアルしてエライ広さになったホームセンターの中にあるペットショップ。

娘達は猫をみていたみたい。

毎度の事なんだけど、猫を飼いたいと言われる。

そりゃ飼えるなら俺だって飼いたい。

でも自分と次女は猫アレルギーがある。

妻殿の実家や義妹の家は猫を飼っており、お家にお邪魔すると自分も次女もクシャミやら目の痒みやらでちと辛くなる。

昔からにゃんを飼いたいとは思っていたが無理よな~と諦めていた。

んだけど、話しかけられた店員さん曰くアレルギー物質の少ない種類の猫がいるとの事。

ロシア原産 サイベリアンという種類だそうな。

アレルギーの原因となるたんぱく質が猫の種類によって違いがあり、だいたい3000位の数字なんだけど、サイベリアンは700位しかないそうだ。

へ~そんな種類の猫がいるんか~と思って聞いていたら、店舗に生後2か月の子猫がいるとの事。

抱いてみませんかと言われたら、

じゃ~ちょっとだけ。

あらららら

マジで自分も次女も膝に乗せてみたがクシャミも目の痒みもないっ!!

これはヤバいぞ。

可愛いすぎるっ!!!

飼おう飼おうと娘達と妻殿は大盛り上がりだ。

マジか。

我が家で猫を飼う事が出来るのか。

仕事から帰宅すると猫が家にいるのか。

寝ている姿を眺めたりサワサワできんのか。

そんなの想像すると最高すぎる。

アレルギーが原因で諦めていたので、その問題が無いのなら俺だって飼いたい飼いたい。

そんな訳で我が家に迎え入れる事となった。

ただ、店舗に来たばかりで環境に慣れないためかご飯を余り食べないとの事。

慣れてご飯が食べられるようになってから迎えた方がいいかもという店員さんの助言に従い、一週間ほど家に連れて来るのは待つ事となった。

あ~待ち遠しい。

楽しみすぎる。

にゃんと一緒に生活できるなんて夢のようだ。

ちなみに猫の名前は焼肉屋さんで食べたデザートのアイスと色が似ているので

イタリアン・マロン・ブラウニー

という名前に決めた。

娘達は色々と名前の候補をあげていたが、ここは譲れぬ。
出資者の権限で決めた(笑)
Posted at 2024/10/08 18:27:54 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日常 | 日記
2024年09月30日 イイね!

2024 志賀高原ヒルクライムレースに参加した話

9月8日
長野県で開催された志賀高原ヒルクライムレースにみん友の1Qさん、ヒロ君と一緒に参加してきた。

距離13.1km 獲得標高743m 平均斜度5.6%のコースプロフィール。

今年で3回目の開催。第1回目の開催から続けて参加している。

自宅から開催地まで車で2時間程度と近距離である事やレース後のおもてなしが好ましく思えるので好きな大会。

当日受付不可&代理受付不可なところはちょっと不便に思うが、時期的に稲刈りが忙しくなる直前に終わるので、HCレース遊びのシーズン最後の締めとして大変具合が良い。

シーズン最後のレース遊びでしかと目標を達成し気持ちよくシーズンを締めくくりたい気持ちで挑んできた。



大会について

この大会は年齢区分がちと他と違うように感じる。

例えばだけど31歳~40歳までがCクラス。
41歳~50歳までがDクラスという感じで、ぴったり40歳は30代のクラスで走る事になっている。

自分は今年41歳になったので、去年までは30代のCクラスで出走していたが、今年から40代のDクラスで出走。

最近はだいたいどのHCレースもそのように感じるのだけど、40代のクラスがもっともエントリー数が多くてその分強者も溢れており、激戦区となっている気がする。

志賀高原ヒルクライム、自分も40代の強者溢れるクラスで走る年がきた。

身体状況として、減量の仕上がりは完璧と言えた。


ただし、積み上げてきたトレーニング量はちと心もとない。

昨年、一昨年は減量に失敗しているので、自己ベストの更新には自信を持って臨めるが、順位についてはあまり考えない方がいいだろうなと思っていた。


それから、開催数か月前に公式Xだったかで見かけたのだけど、どうやら今年は優勝者に賞金が出るそうだ。

総合優勝者1名のみにでるのか、それとも年代別A~Gクラス、女子、ジュニア男子、ジュニア女子クラス優勝者全員にもでるのかは不明だが、賞金が出るアマチュアレースは珍しい。

きっと脚自慢の強者のエントリーが増えるだろう。

ますますもって順位は考えないようにしましょ。


昨年は中学1年の長女と一緒に参加し、長女が年代別3位となった。
(中学女子は3人しか出走していないというオチ。早い話ドベなのだが3位は3位だ(笑))

今年は部活の大会と日程が被っている為、長女は参加できず。

今年はみん友の1Qさん、ヒロ君と3人で賑やかに楽しく参加できた。

普段はボッチ参戦にてシリアス&ストイック風に会場で過ごす事が多いので仲間とキャッキャうふふしながらのレース遊びは本当に最高。

この3人でMTB遊びやロングライド遊びを年に数回行っているが、ヒルクライムレースで競技遊びをするのは初めて。

今後も一緒に参加できれば嬉しいな。



目標と結果について

一昨年参加した時はコロナ禍明けて数年ぶりのヒルクライムレースだった。
久しぶりだった事もあり、競技の面白さが薄れていて減量に苦労した。

以前のようには減量しきれず57kg 体脂肪8%位だったかで出走。

42分ちょいのタイムで年代別13位。


昨年参加時は前年のレースにて競技遊びの面白さを再認識し、レースに対する燃える気持ちで万全に身体を仕上げた。

しかし前日の大ちょんぼにて結局前年とほぼ変わらないウェイトで出走するハメになった。

結果前年タイムを数秒更新するのみで42分少々のタイム、年代別10位。


今年はきっちり仕上げる事ができた。体重55kg 体脂肪5%以下

昨年とのウェイト差は2kgほどある。
 
タイムを2分短縮し40分を切りたい。2kgの差がかなりデカい。やれるはずだ。

前年の総合優勝タイムが37分台である。40分切れれば年代別でも相当いい位置にイケるんじゃねと思うが、しかして競技のボリュームゾーンである40代クラスだし、優勝賞金出るなんて公式がいうのだから強者は間違いなく増えているだろう、順位はやはり考えぬがよかんべぇ。

タイム更新のみを目標とした。とにかく40分を切りたいっ!


んで、結果。


前年タイムを20秒ちょい更新する事が出来た。

40分切りには遠く及ばなかった。

41分40秒のタイム。

年代別14位/185人。

総合で36位/683人。 


うう~ん。なんとも微妙。

もうちっとタイム更新出来るつもりでいたんだけど、考えていたより伸びなかった。

タイム更新がイマイチだった事について、今にして思えばっていう要因はいくつか思いあたるので、そこら辺を整えて来年また40分切りを目指して鍛え出走したい。

それはそうと、結果が思い通りにいかなかった時のブログはなかなかキーボード叩くのが進まないないな。

来年参加時の備忘録も兼ねているので、さっぱり気が進まないし長くもなるが書いておく。
※かなり長くなってしまったので流し読み推奨。



準備について。

減量面。

今シーズンもヒルクライムレースにほぼ月1で参加してきた。

個別のブログには今まで書いていなかったが、今年は大会前に最後の減量手段的に使用する下剤について使い方を変更していた。

昨年までは、レース前日の夜にトイレの時間を逆算して使用し、レース当日の寝起きで便意をもよおす様に下剤を使用してきた。

これだと色々要因が重なって上手くいかなかった場合のリスクがめちゃデカい。

もし出走までに出し切れなかった場合、競技中にトイレ行きたくなったらレースどころじゃない。

そこまではならなくても、家で出し切れなかった場合、レース会場にて長蛇のトイレ列に並ぶ可能性があり、ストレスフルである。

そこで今年のヒルクライムレースでは、前々日に下剤を服用するようにした。

そして前日の朝の時点で腹の中を空っぽにする。

もし色々な要因が重なって前日朝に出し切れなかったとしても、時間はたっぷりあるので焦る必要なし。1日あればどこかしらのタイミングで出るから。

そして前日はなるべく仕事を休みにしておき、基礎代謝分のカロリーだけエネルギーゼリーとバナナで摂っていた。

バナナは含まれるカリウムにて体水分の排出効果に期待。

余計な重量物を腹に入れたくないのでなるべく身体を動かさず、必要なカロリーを増やさないように気を付けて過ごしていた。

前日の3食は大変味気ない食事で我慢することになるが、そのおかげでレース当日はトイレで出す物がほぼ無い状態となり、トイレ大に行く必要がない。

競技前のトイレ並びからの解放。最高。

『弱点はないっ』と思えた。

ただ、今回ではないが職場の人員不足の関係で、前日が仕事になってしまった場合もあった。

その時は究極の空腹感に苛まれながら勤務する事になったが、競技の為と思って餓えに耐えた。

そんな感じで軽量ボディを作る事に関してはシーズン中を通して上手くいった。

しかし競技中に塩分不足からか、ゴール付近にて頭痛が発生したレースがいくつかあった。

その為今回の志賀高原HCでは出走までに塩タブレットを意識してせっせと食べていた。

塩タブレットが効いたのか今回は競技中に頭痛が発生する事は無かった。


上にも書いたが、そんな訳で今年の志賀高原HCレースは昨年、一昨年より-2kgほどのウェイトで出走する事が出来た。

減量面では上手くいった。




試走とコース攻略について。

ここ数年のHCレースでは試走をほぼしていなかったが、今回は本番1ヶ月ほど前に試走もしている。

試走ではヒロ君は都合つかず1Qさんと2人で走った。


この日は登り終えたタイミングで雨が降り出し、1本登れたのみだった。

試走時は練習バイクのウィリエール号を使用し45分ほどだった。

今まではコース全体のタイムと平均パワーしか考えていなかったが、今回の試走をもとにしてストラバのプライベートセグメントでコースを3つに分けてタイムやパワーを考える事にした。

前半の斜度キツメ区間、中盤の下りと平坦がちっとある区間、後半の九十九折キツキツ区間で分けた。

試走時にそれぞれの区間でラップをとりセグメントを登録したので、本番は試走時とのタイム差、平均パワー差を考えてフィニッシュタイムや余力を考えて走る事ができた。

本番タイムの更新具合はイマイチだったが、試走&コースをいくつかに分けてタイムとパワーを管理するのは凄く有効と感じた。

これは今後参加する他HCレースでも採用しよう。


トレーニング量について。

これは昨年、一昨年と比べるとわりと減っていた。

今までは5月の田植えを終えてから9月の稲刈りが始まるまでの期間が自分の自転車トレーニングピーク時期。

毎年この期間はひと月の練習時間は60~70時間となっていたが、今年はだいたい40時間前後だった。


要因としてトライアンフを購入した事がある。

乗らないまでも、磨いたり眺めたりしてウットリと過ごす時間が数日に1度はあり、その時間でもっとトレーニングできたなぁと今にして思う。

まぁ購入した初年度だし、長年の憧れを手に入れたのだ。今年は仕方ないよと自分を擁護している。


練習時間は減っていたが、トレーニングの積み上げ量を示すCTLはシーズンを通して昨年同様に80ちょいを維持していた。

FTPも昨年と同じくらいに高められていた。

練習時間が減っていても数字は同じ位だったので、きちんと頑張れている。
練習は量より質よな~といっちょ前に思っていた。

成果がいまいちなところを見るに、やはり走り込みが足りないのかな。
やっぱし量も大事よな~と今は思っている(笑)



前日の話。

いい加減長くなってきたので後はさっくり書く。

当日受付不可にて前日は近くの道の駅で車中泊をしようと思っていたが、一昨年の己のブログを読み返すと寒くて眠れないと書いてある。

寒さもそうだが年のせいかフルバケで熟睡するのが難しくなってきたんだった。

自宅でキチンと寝た方が当日いい登りが出来るだろうと思い前日車中泊は止めた。

ガソリン節約するためにフォルツァ号で会場に向かった。

往復200km位の程よいツーリング&最近まったく乗っていなかったのでバッテリー充電に丁度良し。

道中の燃費計が42km/hほどだった。ガソリン節約できてうれしい。

スクーターといえどもやはり運転は腹がへる。事故りたくないのでジュース類でカロリーと水分摂りながら走らせた。

バナナ以外に固形物を食っていないので腹が減ってしょうがないがあと一日の我慢だ。辛抱するのは得意だ。と思いなんとか耐えた。



当日の話

朝2時起床。さらっとシャワーあびて2時半ごろ出発。

4時頃会場駐車場に到着。まだ駐車場に車はまばらでヒロ君とすぐ合流できた。

撤収時を考えて駐車位置を決める。

6時頃まで仮眠して起きたら1Qさんも近くに駐車出来ていた。


レースバイクのファクター号を2人にお披露目。
もう購入から5年位立っているが(笑)

バイクの軽量化トークはやはり面白い。

日常的に趣味の話をしたいが自分の周りに同趣味人がいないのが本当に残念。



本番の話。

この大会はエントリー時に申請する予想自己タイムでスタートのクラスが変わる。

年代別のクラスとは別なので若干戸惑う。

予想タイムの早い順に出走する。

自分はAクラス。50人位。

前回までのHCレースの反省をふまえ、今回のレースでは他者を気にしない事にした。

他者を風よけに使わないし、他者が自分を風よけに使っていても気にしない。交代も促さない。

利用したければどうぞ~。

ひたすらパワメだけをみてパワーを出しすぎずに出力低下を最大限減らす事を重要視した。


その為に事前にコースをプライベートセグメントで分けて、それぞれでパワー管理を行った。

すごく走りやすかった。良い方法だと思った。


でも数字はさっぱりな結果で。

前半4.9km 試走時平均256w 本番平均247w

中盤3.1km 試走時平均238w 本番平均231w

後半5.2km 試走時平均226w 本番平均224w

タイムは

前半 試走時15分04秒 本番13分41秒

中盤 試走時10分19秒 本番9分47秒 

後半 試走時20分14秒 本番18分11秒

となった。

おかしいな。試走の時より弱いぞw


試走時は全体の平均パワーが240wだった。

なので、本番は平均240w位以上で走りたい。

試走時の平均パワーでスタートし、後半に向けてパワーを上げていく意識で走れれば平均パワーもタイムも具合良く結果が出るだろうという目論見。

前半は抑えて抑えて~と念じながら程よく走ったつもりだが、予定の240wを少し超えていた。
スタートしてすぐはハッスルしている人も多く、ついつられて脚に力が入ってしまった気がする。


中盤は下りや平坦があるのでパワーを出しにくい。しゃーなし。と思っていたのだが、試走時はそれでも240w近く出せている。う~ん?もっと頑張れたか。


後半は普通にタレていた。

前半から抑えて走っても後半でやっぱりタレるのは単純に練習不足なのだろうか。

本番の平均心拍は172bpm 最大180bpm
ちゃんと限界付近で走れている

前半抑えて、後半上げて行くってタイムアタックの常套手段と聞くが、そもそもめちゃムズい。

まず、後半もタレない持久力を鍛えるのが先かもしれんな~とやってみて思った。
そうするとやっぱし走りこみの量なんですかね~。

それとこの走り方は練習が必要なのかも。

今までの自分のHC練習は実走以外だと、レースごとの予想タイムの時間をローラーで出力し続ける練習をメインにしてきた。

今回の志賀HCだったら去年はローラーで45分間SSTやFTPを維持する練習を多くやってきた。

これだとやはり後半になるにしたがい少しづつパワー低下がある。

これをちと変えて、後半に向けて強度を上げて行く尻上がり練習にすればいいのかなと思う。
キツさが割り増しになりそう。

おえ~。



そんなわけで、練習不足。ただ、試走を行ったのと新しいやり方を取り入れてみた事自体は悪くなかった。

一応昨年より20秒は更新できたんだし、まぁ良しとしよう。

40分切りはまた来年の挑戦へ持ち越し。



ゴール後の話。

レースホイールから下山用ホイールに交換するとき

ブレーキシューも交換するんだけどカーボン用のシューを回収しないで帰ってきてしまった。

あいや~勿体ない事をした。

高い物でもないが趣味活動資金には限りがあるので結構痛い。気を付けましょう。



それと帰宅してホイールを片付けている時に気づいたんだけど、出走前にタイヤに空気を足し忘れていた。

今までだったら考えられないようなウッカリミス。

少し3人でお喋りに夢中になりすぎていたかも。普段できない趣味トークは楽しいすぎる。

片付ける時に測ったら空気圧が7bar位だった。TUFOのチューブラー。推奨が8barからとなっている。いつも10barいれて使用しているのでタイム更新がイマイチなのはそのせいもあるかも。

ただ今まで7barで走った事はなかったので空気圧の差でタイムがどれだけ変わるのかは分からない。
少なくとも触った感じは7barだろうが10barだろうがカチカチだし、走っている間は気づかなかったな。




自分のゴール後は下山荷物に忍ばせた好物のゴマ団子をパクつきながら他者のフィニッシュシーンを観戦した。

フィニッシュラインが道幅一杯にありとても広いので最後気持ちよくモガける良き大会。


1Qさんとヒロ君のゴールシーンを写真撮ろうと思っていたんだけど、うっかりよそ見していて2人とも写真取れず。やはいやはい。


ゴール後の振る舞いはそば鍋、塩おむすび、リンゴ、コーラ


特にそば鍋は至高のうまさ。

前日までの摂生食にて身体が塩分を欲している。欲望の赴くままにおむすびと共に3回お代わりした。
(お代わりについて確認し了承を得ている)

3人でまったり中

天候が崩れてきてちと寒かった。

ゴール地点は道路以外だと砂利の上を歩く事が多く、シューズの踵パーツが破損した。

本番用シューズなので今年はもう履く予定なし。

パーツの手配を忘れないようにしましょ。


下山までの待ち時間は1時間ちょい位だったかな。

スマホのカメラレンズが濡れていたか、ちょっとおかしな写り方になった。


3人で談笑していた場所が丁度よく下山待ちの列となった為、最初の組で降りる事ができた。これはラッキー。


表彰台付近には入賞者への商品が並べられていた。

お米にフルーツかな

大会後は3人で近くの温泉→食事の黄金パターン。
丸池近くのレストランでキーマカレー食べた。

900円。美味い。足りない。×3は楽にイケる。

そんな感じの2024 志賀高原HCレース参戦だった。

結果は思うほどの成果を出せなかったが、とにもかくにもこれで今年のHCレースは全て終わり。

少しノンビリしたらまた練習再開し、今年はオフシーズンを考えずに練習を続ける予定。

と思っていたら会社の仲間に誘われて11月にマラソン大会に出る事になった。距離はハーフ。

今までマラソン遊びは自転車練習の合間にしか練習した事がないので、大会まであと1ヶ月少々はマラソン練習に集中してハーフの自己ベストを更新してみたい。

自己ベストが1時間42分程なので、1時間40分切りを目指しましょ。



レース後のお楽しみの話。


志賀高原HCレース翌日。

この日はかねてからめちゃ楽しみにしていたワクワク日。

4時起床。さらっとシャワーを浴びたらスラクストン号で出発。

5時。福島県との県境60里峠の麓にある道の駅入広瀬に到着。


缶コーヒー飲みながら愛車を眺めていると特徴的な排気音が近づいてきた。


FC3S


テコテコに磨かれている


ぐぁ~カッコええっ!

今日はFC乗りのNさんと2台で60里峠を越えて福島県の田子倉ダムへのコーヒー&ホットサンドツーリングの予定。

Nさんは20代の時に新車でFCを購入しそのまま維持し続けている凄い方。
車齢は33年との事。素晴らしすぎる。

過去に職場が一緒でそれから10数年経つが、一緒に走るのは今回が初めて。
ワクワクがとまらなかった。

出発まえに2台並べてみる。

うう~たまらん。ぐぅカッコいい。

入広瀬道の駅から田子倉ダムへ至る60里峠は約30kmほど。

ワインディングロードを2台で嗜む。

スイスイ登ってスイスイ下るNさんに対し、自分はいまだバイクに慣れずおっかなびっくり走行。

Nさんは度々速度を落として待ってくれているのが分かった(^^;)

余裕があって流石の素敵さ。ありがとうございますっ


ダムでは持参の道具でコーヒーを煎れる


今回、アルコールストーブを新調した。Fire Besast5

今までは自転車でも使う事があるため小型軽量こそ正義と思いチタンマニアのアルストや風防&ゴトクを使っていた。

スラクストンにはサイドバッグ付けたのである程度は荷物が乗る。小型軽量よりも使いやすい物がいいなと思っての道具更新。

今回のアルストは本体に展開式の脚やゴトクが備えられており、すぐ使えるのが大変素敵。

展開すると見た目がメカっぽくてとても好み。


結構凝った作りになっていて、アルコールタンク内に銅パイプが仕込まれている。

銅パイプが一緒に熱せられる事でパイプに空いた穴からアルコールが噴き出て燃える為、普通のアルストより火力が強い。毛細管現象を利用しているそうだ。すぐお湯が沸くのは嬉しいな。

チタンマニアの物は組み立てに数分必要だったので、比べるとお手軽感が増している。すぐ使えるのは、走行中に休憩しようかなって気楽に思えるので大事だと思う。


さらに、この日が楽しみすぎてホットサンドメーカーも新調した。
折りたたみ式のSOTOの製品

これもなんかメカっぽくて好きなデザイン

ホットサンドメーカーはスノーピークのトラメジーノを持っているが、あれだと耳付の食パンが使えない。

今回のは耳付の普通の食パンが使えるのでこれまた気楽さが増している。

本番前に自宅で一度作ってみた。

定番のベーコンと目玉焼き。

今回購入したホットサンドメーカーはパンの淵を圧着する作りになっているのでソースが溢れにくくて良い感じ。
これなら目玉焼きを半熟にしてもチーズ入れても良さそうだ。


んでね、本番前に自宅でホットサンドメーカーのシェイクダウンを行ったのよ。

そしたら当日の荷物の中にホットサンドメーカーを入れ忘れてしまった。
キッチンに置きっぱ。

う~ん。おたんちん。

材料は持って行ったのに、道具がなくて作れず。

デザート用にシュークリーム買っておいて良かった。

コーヒー&ホットサンドツーリングからコーヒー&シュークリームツーリングに様相が変わった。



Nさんは20代でFCを購入しずっと磨き続けている。

愛車との付き合い方に大変な魅力を感じる。

自分もいつか生涯をかけて大切に扱う趣味の宝物を所有したいとずっと思ってきた。

遅ればせながら今年、自分も41歳にしてようやく小僧の頃からの憧れであるスラクストンを手にする事ができた。

趣味人の世界で、Nさんの領域へ至るスタートラインに立てた気持ちだった。


ダム湖でコーヒーブレイク&おしゃべり後、愛車の撮影


次こそはホットサンドを振舞いますと約束して解散。2時間位趣味の話をしただろうか。

至福の時間だった。



お昼の話。

前日の志賀高原HCレースで今年のHCはおしまい。

ゆえに摂生生活&減量もおしまい。さぁ、めちゃめちゃ喰うぞっ!

Nさんとのランデブー後は10時頃に帰宅。

お昼ご飯はマリモ君と爆食に出かける予定だった。時間的に丁度よし。

今回向かったのは隣市の見附にある定食屋さん。ひゃくてん。


facebookで所属するカツ丼部の報告にあった特徴的なカツ丼を食べに来た。

このお店、カツ丼単品は普通の丼ぶりだがカツ丼定食にすると寿司桶でカツ丼が提供されるとの事。

ラーメンどんぶりで提供されるカツ丼は過去に数店で食べた事あるが、寿司桶で提供するカツ丼なんて聞いた事がない。

想像するに夢の様なかつ丼じゃないか。

カツ丼定食950円。+350円で味噌汁を半ラーメンに変更する。

初来訪のお店にて盛りが分からない。

食べきれずに残したくないので、とりあえずカツ丼定食のみの注文。

イケそうならカツカレーも注文しよう。

凄い人気店の様でカツ丼を待つ間に来客がひっきりなし。

どんどん席が埋まっていった。

しばしのち着桶っ!

むむっなるほど。寿司桶一杯にカツ丼が敷き詰められるわけではなく、1/4位はサラダが入るのか。

普通の店と比べればもちろん量は多いが、想像していたよりは常識的なボリュームだった。

それはそうとして、お出汁しみしみ系カツ丼。出汁の香りが強くて美味い。お肉も柔らかくてこれは美味いぜっ!

店名のとおり、美味しさひゃくてんだった。

そして半ラーメンは生姜醤油。これもうんまいな~。

スープ代わりに最高。

他のメニューも絶対美味いよ喰いたいっ!カツカレー逝こうっと思ったが、店内は満席であり待ち客もいるようだ。追加注文は遠慮しておいた。

うん~美味しかった。また食べに行きたい。
次は最初から2品頼もう。

マリモ君付き合ってくれてありがとう。


それにしても食べたい物を思いっきり食べられるって本当に最高っ!

凄くしあわせで満ち足りた気持ちになる。

おしまい。
Posted at 2024/09/30 22:30:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | レース、イベント | 日記
2024年08月21日 イイね!

2024 磐梯吾妻スカイラインHCレース1日目に参加した話

7月6日(土)
福島県で開催された磐梯吾妻スカイラインHCレースに参加してきた。

6月上旬に参加したグルメマラソン以降はせっせと登坂練習に励み、体重調整も思い通りに出来た。

寝起きのトイレ前で55kg丁度。


腕に巻いたガーミンは今の状態でピーキングと言っている。

本番前の体力回復もバッチシという事。やはり自分はレース2日前から練習を休むと当日がいい具合になるみたいだ。

VO2MAXも自分史上最高に近い数字となっていた。

80を超えてみたいんだけど、未だ超えた事はない。何を計測してどういう計算をしているのかは分からないけど、インターバルをすると増えていくね。

んで、控えめに言っても只今の己は最高の状態ではなかろうかと感じていた。

これまでのトレーニングや機材の用意等、やりたい準備を不足なく実行できた。

やるべきをやった!と目標の達成に向けて気力も充実。

ワクワクと逸る気持ちで会場へ向かった。



んなんだけど、結果としてはサッパリでした。

今回の目標として、昨年の己を超えるという目標でいた。

昨年は41分30秒程のタイム、NP255wで走れた。年代別6位。

今年はそれ以上のNPを記録して走り切りたいと考えていた。

順位は正直周りの参加者で変わるから、順位が上がればそれはもちろん嬉しいが、自分より速い強者はわさわさいるので、そこら辺の参加状況で変わるし、順位は気にしないにしようと思っていた。


。 
レースの内容として、

スタートして割とすぐに2人すっ飛んでいった。明らかな超格上の強者と思われる。

勝負にならないので、その2人は除外して。

その強者達は別にして、自分はスタート時から先頭集団にいた。

集団とはいっても最初から斜度がキツイのでドラフティング的な効果はほぼないだろう。

人数を数えると自分を含めて11人。集団の後方で走っていたが、かなりペースが速い。

280w程度出していないと付いていけない。

5倍パワーを超えている。

自分の体重が55kgなので275w以上でパワーウェイトレシオ5倍パワーになる。
最期までこのパワーがもつのなら富士ヒルで単独ゴールドリングが取れるレベルの能力者といえる。

俺には無理だがこのペースで登り切れるのかよ。
強者が多すぎだろ!
福島のクライマー凄すぎるっ!!

と思いながら辛抱して付いていった。

んが、自分の思いに反して、ポロポロと集団の構成員は落ちていった。

ちょっとホッとした。

ゴールドリングレベルの強者がこんなにわんさかいる訳ないもんな。

んで、スタートから10分ほど登ったところで集団は自分を含めて4人にまで減っていた。

相変わらず付いていくのには5倍パワーの出力が必要で、大変にキツイ。

しかし人数が減った事でローテーションが始まった。

自分以外の3人のうち、2人は明らかな強者で余裕がありそう。もう1人は呼吸が大分荒くなっており厳しそう。

その苦しそうな方は、なんと会場の駐車場で隣に車を停めたお隣さんだった。

駐車場で特に会話等はしていないんだけど、自分も大変にペースがキツいので、勝手ながらお隣さんには妙なシンパシーを感じていた。

あ~キツイ。足を緩めたい。

ただ、自分は普段の練習は完全なボッチである。

他者と一緒に走る事がほとんどないので、キツイんだけど最高の楽しさも感じていた。

やっぱりレースっていい。他者と走るっていい。他者と競うって特にいいな。面白いな。

そんな風に感じていたので、自分が先頭を弾くときも速度が変わらないように本当に頑張った。

キツイんだけど、頑張った。2回は先頭を弾いた。

3回目になるかってところで、限界を迎えた。ログをみるとスタートからもうすぐ20分というところだった。

これ以上は無理だ。付いていけないし、迷惑になるだろう。

『自分はこれでもう無理です!』と声を掛けてドロップするとき、一緒に走った3人からそれぞれ声を掛けてもらった。
『おつかれ』『ありがとう』『ナイスファイト』

胸がジンとした。

やはりレースは面白いな。

レースは残り半分。彼らと最後まで一緒に走れる能力があれば、もっともっと楽しめる。ゴール前数kmの駆け引きとかスプリント勝負とか。

もっと速くなりてぇ~と普段以上に強く思った。



ここで終わればいいんだけど、ゴールまでまだ半分もある。

限界点を超えた己の心肺と脚はその後まったく精彩を欠き、残り半分は地獄の行程であった。

200wすらでない。それなのに心拍は170を超えてサッパリ下がらない。苦しすぎるが全く前に進まねぇ~

前半で集団から落ちていった方々にもことごとくパスされた。

抜かれすぎて自分の順位を数えるのも途中で止めた。


大変な疲労感で何とかフィニッシュ。

44分49秒という果てしなくさっぱりなタイムだった。昨年より3分以上遅い。

そして目標にかかっていたNPは222wだった。昨年より30w以上も少ない。

そして順位は年代別で13位だった。ほげぇ。


前半で頑張りすぎて限界を超えて、後半で死ぬ。

初心者かよって位のかなり初歩的な失敗。

ゴール後、ションボリしていたら会場で一緒になったミン友のいっちーさんから『まぁそれもレースのだいご味ですよ』と慰めてもらった。

確かに、前半の楽しさは最高だった。これを最後まで楽しめるように、もっともっと鍛えましょ。

ただ、それはそれとして。
己の進歩やトレーニングの成果を感じて悦に入るのが自分が競技遊びをしている大きな目的なので、やはりタイムを落とすのはすごく嫌だな。

次のヒルクライムレースは9月前半の志賀高原HCレース。
こっちではきちんと自分が一番速く登れるペースを守って昨年のタイムやNPを更新したい。
頑張るぞい。



順番がバラバラだが後は細かい話。

往路の道中、新潟と福島の県境である60里峠は霧が凄かった。

雨が降ったら不参加と決めているのでちとハラハラしたが、本番は降られなくてよかった。


レース後のおもてなしは今回もいい感じ


今年も高湯温泉のトートバッグを貰ったので昨年のと合わせて2個になった。

温泉に行くときに着替えやタオル入れとして気に入っている。


競技中は雨に降られることも無かったのだけど、下山の頃になるとポツポツと雨が当たってきた。バイクを濡らしたくないので、自力下山はやめて大会運営の用意していた下山バスに乗らせてもらう事にした。

今年も競技中はまったく気にならないんだけど、下山になるとものスゴイ風景の中を走るレースだな~と改めて感じる。
今回はバスの車窓からお気楽に風景を眺められて良き。



それから、競技後はそれまでの減量ストレスを解消する為にお楽しみの爆食タイムを設けているのだけど、今回は福島県ではパス。

ソースカツ丼と喜多方ラーメンを思いっきり貪り喰いたかったのだけど、どうにか我慢して帰路についた。

レース後の超級食欲を翌日まで我慢できた。これはマジで自分スゴイと思う。

んで、翌日。

マリモ君とその御子息殿であるミナト君と長野県へ男3人爆食旅行へ出かけてきた。

目的地は長野市にあるカレー屋さん。カレーもナンもお代わり自由という夢の店。

自分は道中で何度『腹減った~』と言ったか分からない。
もはやカレーとナンと頬張る事以外考えられなくなっていた。

3時間程のドライブで到着。市内中心部にて、コインパーキングに車を止めたが、空きが中々見つけられず空腹感が増した。

目当てのお店はカフェ モンマルトル


おしゃんな店内だった


ハッシュドオムライスも美味しそうだった。カレーセットと両方頼もうと思っていたが、それだとカレーとナンをお代わりできるメリットが薄れるので、止めておいた。


着ナンっ!

カレーもナンも数種類から選べた。自分はキーマカレーとチキンカレーにチーズナンを注文。お代わりする前から素晴らしいボリュームのカレーとナンで嬉しい。

特にチーズナンは中からチーズがみょーんとめちゃ伸びた。

こんなん食った事ねぇ!うめぇ!!

大変に美味だった。

マリモ君はしっかりナンとカレーをお代わりしていた。ナン自体がかなり大きく、ミナト君は食べきれなくなっていたので、食べきれない分を自分がフォローしたら自分でお代わりする胃袋スペースが無くなった。

丁度良く満腹となり大変に満足感の高い食事であり、また減量頑張ろうと思えた最高の食事であった。

そのあとは3人で温泉入ってノンビリ帰宅。楽しかった~。
マリモ君、ミナト君どうも有難う(^^)/

おしまい。


おまけ。

先々月に納車されたスラクストンは時間を見つけては少しづつ乗り、走行距離が400km程となった。


少しカスタムをしたので記録に残す。

分かっていた事だが荷物が乗らないので、遠出しにくい。ボディバッグに財布と携帯を入れて乗っていたんだけど、今後涼しくなったら皮ジャン着たいし身体に何か付けて乗るのはごっつぉじゃねぇなぁと思っていた。

そんなわけでサイドバッグを買った。

トリップマシンのスウェード皮のバッグ。レトロな感じが好きな感じ。

皮のメンテナンス用にブラシと栄養スプレーも買った。ぬかりなし。


サイドバッグサポートはラジエターガードと同じメーカーにした。

モートーン。

リアサスとマフラーの取り付けボルトで締めて取り付け


バッグを付けるとこんな感じ

カフェだし本当は余計な物付けない方がいいよなぁ

そう思ってバッグは左側だけにした。右側は何もつけずこのままシンプルにいきたい。


でも後ろからみると左右非対称でちょっとうむ~とも思う。

右側も購入はしてあるので長距離走れる時は両方に取り付けようかな。

それか近場ならバッグを外してサポートだけにすればそんなに目立たないかな。


大した事じゃないのにあれこれ悩むのがまた楽しですな。
Posted at 2024/08/21 17:40:23 | コメント(6) | トラックバック(0) | レース、イベント | 日記
2024年06月16日 イイね!

2024 南魚沼グルメマラソンに参加した話とスラクストン納車した話

6月9日(日) 

南魚沼グルメマラソンのハーフに会社の仲間2人と参加してきた。

毎年5000人規模の大会であったが、今年はエントリーの段階で定員が3000人に減っていた。

それでも普段参加しているHCレースに比べればドエライ人数だなぁと感じた。


この大会は参加賞がご飯茶碗となっていてレース後はご飯食べ放題。

漫画盛り。

屋台村で美味しいおかずが安価で買えるのでそれを楽しみに参加している。

昨年は一緒に参加したマリモ君と競う為、ラントレにはそれなりの時間を割いていたが、今年は早い段階でマリモ君は不参加と分かったので、会社の仲間とお気楽に出走するつもりでいた。

なのでラントレは控えめにし、普段通りの自転車トレーニングを優先していた。

それでも練習で20kmは2回走った。

本番同様の負荷を2回も経験すればひとまず怪我する事なく走り切れるだろうという目論見。


んで、本番の話。

お気楽モードでいたので出走時も予想タイム2時間の列に並び、会社の仲間とおしゃべりして過ごす。

スタートの号砲がなったら参加者全員で『いただきますっ!』といって走り出す事になっている。

号砲がなるが人数がわんさかいて、予想タイムの遅い列に並んでいたのでちゃんと走り出すまでに結構時間がかかる。

走り出してからも人の壁がずっと続いているので、少しづつ間を縫って前に進んでいく。

これはヤバい。気分が良くなってくる。

1kmほど走り、気持ちよく走れるスペースが出来た頃、めちゃ走りこんでいる雰囲気のランナーに近づいた。

ここまで調子に乗ってせっせと走っていたので、同じペースが最後まで持たないのは確実。

ペースメーカーになりそうな熟練者を探していたのだ。

熟練の雰囲気に惹かれ、ペースを緩めて後ろを走らせてもらう。

以降15kmまではずっとこの方の後方を走っていた。

ランの事は門外漢だからよく分からないが、凄い方だった。

1kmあたり4分30秒~40秒でずっとペースが変わらない。

1kmのラップ毎にランウォッチをチラリとみて確認する位で、走行中は全然見ていない。

4分30秒~40秒のペースが感覚で分かるんだろう

走り慣れるとそんな事が出来るのか~

ペースが上がったり下がったりで時計見ながらでないと安定して走れないにわかランナーの自分には驚きだった。


このまま同じペースで最後まで走れれば去年のタイムを大幅に超える事が出来る。

お気楽出走のつもりだったが、タイム更新できるならやっぱり更新して気持ちよくなりたい。

10数キロ走った位からだんだん着いていくのが苦しくなっていたが、タイム更新を心の拠り所とし、己を鼓舞して何とか辛抱を続け熟練ランナーの後方を維持していた。

練習量が足りていないので、足に痛みが出てキツイ。足に比べれば心肺はまだイケそうな感じがしていた。


しかし16kmまでと17kmまでの2区間は登り坂や砂利道があり、そこでついていく事が出来ず、離れてしまった。

一度離れてしまうと足の痛みなどもありペースを戻す事が出来ずに甘えが出た感じ。

以降はゴールまでキロ5分ちょいでの走行となった。


結果としては手元の計測で1時間42分40秒程でフィニッシュ。

平均心拍166bpm
平均ペース4:51/km 


昨年と比べて12秒ほど遅いタイムとなった。

はぁ~大変キツかった。

ペースが落ちるまでは欲が出ておりタイム更新っ!て思っていたが、そもそも練習量が少ない。それで昨年と12秒差なので相当に頑張ったなと思う。

やっぱり一定のペースを続けるのが大事なんだな~と感じた。


ゴール後は仲間を待ってからのお楽しみ爆食タイム。


なんだけど、昨今の物価高の影響か、昨年までの安価で美味しくたらふく食べられる感じではなくなっていた。


昨年は300円だった厚切りチャーシューは500円に。
300円で4枚だったタレカツはなんと2枚に。

昨年までのお得感が全く感じられなくなってしまった。

美味しさに変わりはないんだけど、値上げが凄いなぁと思いながら食べてもイマイチ満足できず。

普段摂生している分、最高の楽しみとなっているレース後の爆食タイムは大切にしたい。

お腹の底から満足のいく内容でないと、その後きちんと引き締めた摂生生活に戻れない。

ような気がする。

なのでこれだったら来年以降は参加しないでいいかな。

年1回位でのマラソン大会参加自体は続けたいので、来年は参加賞のお茶碗だけ貰ったらすぐ撤収して、大好きな定食屋さんで爆食を楽しむ方が自分は幸せになれそうだ。


まぁションボリしつつも2杯目美味しくいただいた。

豚丼の具300円。温玉100円。

いや、やっぱたけーよっ!豚肉2枚しか入ってなかったぞwww


そそ、参加者が多いのでテーブル等に空きがなく、いつも地べたで食べる事になっていたので、今年はSOTOの折りたたみテーブルを用意した。

フィールドカイト

今年の4月に発売された新作のようだ。

テーブルとしては同社の定番フィールドホッパーよりいくらか小型な感じ。折りたたむと薄くなるのでオートバイで持ち運ぶのに具合がよさそう。


そんな感じの2024 南魚沼グルメマラソンだった。

ちなみに順位は190ちょぼちょぼ位。

ぎりぎりでリザルトに名前が載ったから良し

中盤の華といった所だろう。


それにしても自転車と比べるとマラソン大会は老若男女色々な参加者がいていいなぁと思う。

ペースを落としてしまった終盤5kmはじいちゃん、ばあちゃん、おねーちゃんと多様な方々に散々ぶち抜かれた。

生涯スポーツとして、マラソンもよいですなぁ。




翌日。この日も仕事はお休み。

やはりマラソンの負担はどえらい。

寝る前に入念にオイルマッサージを行ったが、寝起きから脹脛と太ももと膝上の3か所が筋肉痛で爆発しそうな位辛い。

丁度よい事に天気は雨。

自転車はお休みしてノンビリ過ごす事にした。


隣市の高原の中ほどにあるお気に入りの東屋へ。


月曜日にて週刊少年ジャンプの発売日。

小学生の頃からずっと購読している。

東屋で屋根に当たる雨音を聞きながらジャンプを読む。

完璧な自分の為の時間。

最高。

ジャンプのお供にコーヒーでも煎れよう。


オートバイや自転車で使う為にコツコツ買っている野外でコーヒーを入れる道具。


今まではアルコールストーブの点火に100円ライターを使用していたのだが、もっとカッコいいライターは無い物かな~と思っていた。

昨日使ったフィールドカイトと一緒にSOTOの新作ライターも購入したので初使用。

マイクロトーチ Edge

これも今年の4月に新しく発売した物のようだ。

予めガス缶からガスを補充して使うんだけど、今までのモデルと違いこれはガスの残量が目視できるようになっている。手に感じる重量感や触感がとても素敵で、ようやく100円ライターから卒業できると思うと嬉しい。

蚊取り線香に着火

使い勝手も使い心地も良いな。気に入りました。


ちなみにコーヒーを煎れて飲んでいる風に書いているが、実は水を持ってくるのを忘れたのでコーヒーは飲めていない(笑)

しょうがないのでジャンプと一緒に買ったコーヒー牛乳を温めて飲んだw

本当は温かくて苦いコーヒーと冷たくて甘いコーヒー牛乳を交互に飲むのが好きです。


ジャンプ読みつつコーヒー飲んだりスキレットでカレーパン焼いて過ごす。


ほんの3時間程度だが高原の山の中でノンビリ過ごしとても気持ちよい時間だった。

こういう時間、大事よな~



さて切り替えて、次のレースは7月6日(土)

福島県で開催される磐梯吾妻スカイラインヒルクライムレース。高湯側。

昨年は年代別6位だった。そして本番のNPが丁度250wだった。

順位云々は周りの参加者で変わるので、今回の目標は昨年のNP以上のパワーを出してフィニッシュする事。

ちと最近、過去のタイムを超える事が出来なかったり、練習やローラーで出せるパワーが本番で出せていない事が続いているので、次回の磐梯吾妻にて

俺はまだまだ伸びるんだいっ!

っていうのを実感して安心するのが目標です。頑張りますっ!



最後。

昨日、おかげさまで無事にトライアンフ スラクストンRS FE 納車してもらいました。

納車時のオドは4km。

お店から自宅まではおっかなびっくりド緊張しながら20km程走らせてきた。

怖いのでゆったりパワー特性のレインモードで走行。

スロットルを捻らなくてもクラッチだけでスルスルと走れるので乗りやすいと感じた。

ひとまず一般道を走る位の速度なら2500回転も回せば十分なようだ。

ポジションはかなり前傾に感じる。

ロケットカウルに合わせてローハンドルが組まれているのだが、それでもシートよりは若干ハンドルの方が高い。

普段からハンドル高とシート高で落差があるロードバイクに乗っているので

前傾姿勢には慣れているつもりだったし、そもそもこれに比べれば大した前傾具合にはならないだろうって甘く考えていたのだが、

どうやらハンドル高とシート高の差だけでは前傾具合は決まらないと知った。

というのもオートバイの場合はロードバイクの比じゃない位ハンドルが横に出ているので、落差は無くても前傾はキツくなるみたい。

乗れない程ではないが、これは慣れが必要そう。少しづつ慣れていきたいと思う。


今回、あがりのバイクだし。を免罪符に色々オプションを付けた。

エンジンのガードや


ラジエターのガードは壊したくないので必要な品。


世の中におかしな人が増えているようなのでスマートモニターつけた。前後ドラレコとナビになる。タイヤの空気圧も教えてくれる。エライ。

ステムに取り付けているのでトップブリッジが磨きにくいのは少し残念。

あとは好みの部分で

タンクバンドを皮にして


レバーをアルミにして


ブレーキフルードのタンクをアルミにして


ワイヤーガイドやバッジをトライアンフのロゴ付きの物にして


エンジンのボルトやヘッドボルトの色を黒い物に変更した


満足。

己の宝物を手に入れた高揚感が凄い。

さぁ、ニヤニヤするぞ~w

おしまい。
Posted at 2024/06/16 19:51:05 | コメント(6) | トラックバック(0) | レース、イベント | 日記

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