明けましておめでとうございます。
すっごくブログを更新しませんでした。理由はこのガレージの改修でした。
家も築20年が経ち、ガレージも同じ年月が経っています。屋根の折板の裏のペフ(スポンジのような断熱材)もほぼ剥離して風で飛ばされてない状況でした。屋根は傾斜があり、低い方で受ける雨どいも歪んでいました。
家もこの一年メンテばっかを行なっているので、この際ガレージの屋根と雨どいの取り替えを計画していました。
息子のクリオも今は我がガレージにいますので、遮光、雨よけを考えて両側に壁を作ることを考え初めていました。工務店と相談すると、あまりいいアイデアが無いので、折板のガレージを作っているメーカーを連れてくるとなりました。
このガレージメーカーは岐阜のサンアイ岡本という会社でした。我が家に来るなり、”これはうちの製品です”と。
実は、このガレージは家を作った工務店に全てお任せで、製造メーカーを知りませんでした。これで20年来の疑問が解消できました(笑)
メーカーなので、壁の後付けは慣れていて、やはり私のように数年経ってから壁を作って欲しいとの要望もあるようです。
両側に壁をということだったのですが、それだと風が入っても抜けるところがないので、台風の時などシャッターに過大な負荷がかかってシャッターが外れやすくなる危険もあるとのこと。そこで、シャッター面以外を囲うことにしました。
この計画は梅雨時から始めて、施工は盆過ぎにしていました。まあ、夏の一番暑い時で職人さんには申し訳なかったです。
現状は、長さ方向(縦方向)に3本の柱で屋根を支えています。横は車2台と1台の間に柱があります。シャッターは2台分と1台分の2つ付けています。
屋根の取り付けのナットは錆びて緩まなく、ほとんどのボルトを切って外しました。
その後、間柱の間に柱を立てます。この柱は間柱から胴縁で支え、下は床にアンカーで止めてます。上は屋根にビス止めになります。

三面に胴縁が周ります。
胴縁が全て周って外板の取り付けになるのですが、私が思っていた意匠(凹凸のピッチ)が違います。差し替えになりました。
これが工期が延びる原因の一つになります。
この夏には台風が多く、東海地方に接近、上陸する台風が多かったこともあり、その被害を被ったガレージ、屋根の修復に職人を割かれて我が家の工事は一ヶ月以上遅れることになります。
外板の設置前に水切りを付けます。この職人さんは大変丁寧でした。


やっと外板工事です。


この外板工事の職人さんは一日目の柱立て、胴縁工事をしてくれたました。彼は若いですが丁寧な仕事でした。二日目の職人さんは大雑把でした。
外板が終わってから、シャッターのトイメンの面に出入り口を付けましたので、その段差調整も兼ねて生コンで入口の台を作ります。
これからは私一人で、塗装工、大工をします。
内張はコンパネですが、外板(ガルバリ鋼板)との間にカネカの断熱材を入れます。カネカの方がスタイロより安かったので。
もしプロに頼むのであれば、端材を考えずに一番つなぎ目の少ない貼り方になるでしょうが、私は経済的なことも考えて縦横の揃えは無視して一番経済的な大きさを考えて貼りました。
コンパネの切断はホームセンターにお願いしました。そのため、コンパネ5〜6枚をまず購入して切断してもらって、断熱材も同じ枚数を購入し、軽トラをホームセンターで借りて自宅に運びました。コンパネは30枚以上使っています。
切断してもらったのを、電動のサンダーをかけてその後白のペンキを塗ります。
これを三面の壁全部に行います。
断熱材はカッターで切ります。厚さ25mmの物がちょうど胴縁の幅と同じでした。
ペンキが乾いたものから貼っていきます。
最初はコンパネは胴縁が周してあるところだけと考えていました。当然コンパネもそのように切断しました。でもコンパネ貼り付けの強度に関係ないくらいは下に延ばす(ブロックが隠れるように)ことを考えて、コンパネの端材を接着して延ばすようにしました。
ブロックに穴を開けてアンカーを入れます。
そこに継ぎ足したコンパネを貼ります。
後はコンパネを貼っていきます。

シャッターを下ろして暗くすると、ブロックと柱の間から光が!
コーキングで塞ぎました。
元々は壁が無かったこともあり、ガレージ内の照明は投光器が一つでした。今回はネットで安いスポットライトを仕入れて、元々の折板を支えていた梁にスポットライトのレールを付けて3台の車を照らせるようします。この電気工事は前から知り合いのベアテックさんにお願いしました。このK氏もすごく丁寧な仕事です。
でもって、3台を照らすと、

この外壁作成については、本屋でガレージの雑誌を読みかっこいいガレージに憧れたこともあります。
これで、C5,クリオを横にしてのガレージ内での食事も可能になりました(笑)
ホームセンターにカネカの25mm断熱材が在庫切れになり、やむなくスタイロを二枚購入しました。コンパネ貼れば見えないですしね。
この最後の壁についても図面の弾き間違いで、胴縁ギリで切断してしまいました。違う面は胴縁から50mm下げてますので揃いません。やむなく接着で延長です。
貼り続けます。
この屋根は勾配があります。コンパネの幅900mmでどれだけ下がるかは計算で求めました。実寸では高さがあってメジャーが確実に当てれません。
最初この計算式がすぐに頭に浮かばず、バカになったものだと(笑)
結局、1200mmで70mm上がるのだから、
1200×X= 70の一次方程式で計算しました。ただし、柱間がバラバラなので各柱間で係数が違いました。
内張完成です。
次は作業台です。これはレベラーも持っていないので、かなりラフな現場合わせで、切り込みは多めになってしまいました。
フラットを出すのに苦労しました。
板の下に潜ってビス打ちしてらたら古傷の右膝半月板に痛みが。今でもスッキリしてません。
内張をした一番の理由は毎年増える工具の問題でした。
今までは、スキーのワックスを塗るためにイナバの物置に格納してました。
これのスキー以外の工具はガレージ内に移動です。
その結果、スキーのワックスルームはこんことに。
スッキリです。
当初、夜の通路照明は一つのセンサーライトだけでしたが、ガレージの入り口が暗いので同じライトを二つ付けました。

95%は完成しました。それが12月20日頃で、残念ながらガレージ内での飲食はさすがに寒く、雪解け以降ですね。
まあ疲れました。内張は最初の一面仕上げたところで飽きました(笑)
でも止めることもできず。
出来栄えは大変満足しています。
PS
この後はなんとか2018 京都3回目(落葉にならなかった京都)をアップしたいと思っています。