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ロンバードのブログ一覧

2021年08月16日 イイね!

病院での大腸カメラ検査(CF)

私のこのブログ一番最初に、私の昔の病気の直腸カルチノイドの事を書いています。医学的(細胞的)にはガンでありません。内分泌異常細胞で、所謂転移もあります。その意味で、悪性腫瘍(悪性新生物)に分類されます。現に、一群リンパ節に一個転移がありました。その手術の事は私の最初のブログを見てくださいね。

そんな既往歴がありますので、2008年からは毎年大腸カメラ検査(以後CF検査)を受けています。今から6年前までは私の勤務していた病院で受けていました。その後、技量の分かっている医師が退職した事と、最初に見つけてくれた医師が開業したこともあり、その個人医院で受けていました。このK医師は大変上手です。一番最初にCF検査を受けなくてはならなくなった時には、きっと痛いだろうと思い大変怯えました。でも検査は全く苦痛ではありませんでした。CF検査の前には、肛門からバリュウムを入れる放射線検査を受けています(これで何かあると分かったのですが)。この放射線検査の方が苦痛でした。

そんな縁で、このK医師にお願いしていましたが、でもこのころな騒ぎで、発熱外来をしなくてはいけなく、ワクチン接種も重なり、当分CF検査は症状のある人だけになってしまい、この2年間は受けていませんでした。K医師には、市内のY病院に行ってきたらと言われ、HPで経験がありそうなM医師の診察日を探して受診してきました。

私の既往歴を説明し、K医師のところで受けれない事も話しました。検査は快諾していただき、CF検査、経鼻内視鏡検査の二つをお願いできました。

ここで問題が。注腸検査(肛門からバリュウム入れる放射線検査)は前日はお粥とかの3食のセット検査食を食べます。しかしCFの場合は、前日夕食までは普通に食べて、翌朝から下剤(ニフレックとか)を2Lの水に溶かしてそれを90~120分かけて飲み、腸が空っぽにして検査でした。でも、このY病院の方法は前日は注腸と同じ検査食を食べて、夜8時から下剤を飲む方法です。おかげで前日は悲しい食生活で禁酒。これは想定外でした!

さて検査当日です。このコロナ騒ぎで、検査前に胸の単撮がありました。



この単撮の料金も取られるのだろうな・・・

まあ、あったりまえで何もなく、検査です。



このM医師も内視鏡検査には慣れた方でした。CF検査は、まずは盲腸の所(上行結腸のどん詰まり)までカメラ先端を行かせます。ここまでの時間はK医師の方がちょと早いかな。M医師は慎重と言うべきか。当然、苦痛は全くなし。

カメラを抜いていく時に、腸内のチェックが始まります。結局、大変小さいポリープがあり、切除は三個でした。EMRというスネア(丸いワイヤー)をポリープにかけてポリープを切除します。M医師から "前にポリープとったことある?”と聞かれ、 ”はい、3〜4回くらいあります”と。M医師は ”そう言う体質かもね”とのご返答が。

ちょと前は、病変に生理食塩水を注射(局注)して膨らませてからスネアをかけ、スネアに電気を通して焼き切るというやり方でしたが、この日は局注も通電もなし。CSP(Cold snare polypectomy)と言うらしいです。除去をずっと見てたので、後から先生に確認したらCSPと教えていただきました。
今までは、K医師によってスネアが引っかからないときは、ジャンボカップという細胞検査する時に使うクリップみたいな器具で掴んで切ってました。その後クリッピングで止血していましたが、今回のCSPでは止血もなしです。

三個の切除となったので、切除した所での出血とかの経過観察のため、日帰り入院となり、病室で16:30まで安静にしろと。4人部屋は追加料金はいらない(入院費は入ります)のですが、この時期に他人と一緒は問題と一番安い個室にしました。
病室に移動前にも、水分補給の点滴を打たれました(二時間)。



16:30に担当医であるM医師が部屋に来て異常なしを確認して帰宅になりました。個人で医療保険に入っているので、この日帰り入院は対象になりますので、金額的には問題ありませんが、請求書見てびっくり。今までの個人院で検査、手術(ポープ切除)費のバイでした(泪)。

注意事項にアルコールダメ、風呂ダメ(シャワー可)となっていましたが、M医師に "今晩はビールダメですか?”とダメ元で聞いてみました。絶対ダメという反応ではなかったですが、"血行が良くなると出血がなあ”と。 ”ハイ”と言うしかなく。

言いつけを守ってシャワーを。そうすると点滴の針を抜いた跡が腫れてきました。こんなのは初めてでびくりです。水道で腫れた所を冷やします。幸い、大きな広がりもないので、ゲンタシン塗って寝ました。夕食は取りましたが、ノンアルコールビールで。やはり、この腫れが心配でビールやめました。



翌日腫れた所を見ると、少し内出血してたような・・・・
点滴してる2時間は全く問題なかったし、針抜いて4時間くらいも問題なかったんですがね。数日後に経鼻内視鏡での胃の検査もあるので、そん時に聞いてみることに。

取ったポリープの細胞検査結果はまだ先ですが、明らかな悪性腫瘍は見つからなかったので、とりあえずヨシヨシでした。
Posted at 2021/08/18 12:02:59 | コメント(2) | トラックバック(0) | カルチノイド | 日記
2012年05月27日 イイね!

直腸カルチノイド 4

少し間があいてしまいました。すみません。

当初は、一時的な人工肛門ということで入院した。理由はカルチノイドの位置が微妙な位置であったためである。一応、肛門から10~12センチと聞いていた。人工肛門の期間は約半年。肛門に近くなればなるほどひっ付きが悪くなるかららしい。
しかし、手術の前の説明(ムンテラ)では、作らなくてもいいかもしれないと言われた。でもポジティブシンキングが得意ではないので、ここで作らないと思ってしまって、術中にやっぱり作りましたと言われるといっそう落ち込むと思い、作られるものと思って手術に臨むようにした。

9月下旬に入院して、いろいろ検査を受けたあと、10月2日手術である。ストレッチャーで手術室に入ると思っていたけど、なんのことはない、自分で歩いて行って、自分で手術台に乗った。手に付けている点滴を麻酔に付け替えられた後数分で意識がなくなり、看護師さんの呼びかけに起きた時は手術は終わっていた。
前に、人工肛門を作るつもりで臨んだと書いたが、起こされてすぐに手を人工肛門の位置に持っていった。何かが巻かれていて、手が入らない。”それ、やっぱり作ったんじゃん!”
でもそれは傷口のガーゼを固定するため、晒しの帯のようなものが巻かれていたからであった。人工肛門にはならなかった。その時は大変うれしかったが、後述の地獄の始まりでもあった。

みなさんが言ってみえるように、それから1日は大変寒かった。数日は熱があったと思う。体がいろいろ戦っていたのだろう。導尿されているので、尿が溜まっているはずが無いのに、膀胱が破裂しそうな痛みがある。

手術翌日からお決まりの”お散歩”を強いられる。しかし足の付け根に痛みがあり、上半身を起こすことができない。この入院で一番悔やんでいることが、この時に歩けと言う看護師さんに大声を出してしまった。今、思い出しても情けない。すぐに病棟主治医(手術執刀医ではない)が来て、”じゃあ歩かなくてもいいから、今日は体を90°起こしましょう”と言う。懇親の力を振り絞って起こした。

その翌日はついに歩いた。でもやはり足の付け根が痛いので、体が伸ばせない。点滴スタンドに寄りかかったまさに老人の歩きである。幸いその痛みは日をおうごとに少なくなっていった。

毎朝、消化器下部外科の医者が回診するが、その時に”なんで歩くのですか”と聞いた。その医者は”残念ながら開腹手術をすると、小腸、大腸が癒着してしまいます。それは人間の治癒力ですからどうしようもありません。もし寝てばっかりいたら、その寝てる位置で小腸、大腸が癒着してしまいまう。でも普通は立っていたり、腰かけたりしている時間がながいですよね。どうせ癒着するなら、普段の生活にそくした位置で癒着させようということで歩いてもらってます”。すばらし回答というか、説得であった。それを聞いてから、歩く距離は増えた。


Posted at 2012/05/27 14:09:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | カルチノイド | 日記
2012年02月29日 イイね!

直腸カルチノイド 3

2007年9月下旬、F大学付属病院 M教授を受診する。午後3時の予約であったが、少し早く診察室に入る。
教授は私が入室する前に、内視鏡写真、X線フィルム、CT画像、紹介状を見てみえたと思う。

ここに至るに、消化管内科のH教授から手術がベストとの意見を聞いていたので、手術をするとの覚悟でここに臨んではいるから、手術のつもりはできている。ただ、初めての手術なので、少しでも低侵襲の手技でと思っていた。しかしながら、先生から言われたことは、”まず貴方が全てを決めなければなりません”。私にとっては、”そうだわな”

次に言われたことは、”危険因子がこの場合は5つあります。そのなかで、大きさ(10mm以上)、形(中央陥没)の2つで手術の適応です。私としてはあとの3つ(まだ調べていない)がセーフでも、この2つで手術とは思います”
が〜んです。それに加えて、”大きな手術(経肛門的手術でなく、開腹手術という意味)なら、リンパ節も確認できます” これは、H教授から言われていたことでもある。結局、約1時間くらいM教授とお話した。

帰りの車の中で、家内に”今日の話しを聞いて、やっぱりこのM教授の手術を受けることにしたいけど”と話す。家内も教授の説明に納得していたので異論は無し。私がほぼ完璧に納得したので、あえてセカンドオピニオンを聞く事もしなかった。

この数日後、高校の友人らと我家で宴会になった。術前の最後の宴会であったが、上記のM教授の話しをそのまました。一人の友人が、”お前の話で俺も完璧に納得できる。その先生に絶対執刀してもらうべきだ”という。この友人も病院勤務で、医者の良い悪いを判っている男であるから、M教授の説明に納得出来たのだろう。

後日、M教授に手術のお願いをする。結果は約一ヶ月後。ガンと言われて時間がかかることは苦痛である。M教授は申し訳なさそうに、”申し訳ない。よそと比較してはいけないけどAガンセンターは三ヶ月待ちらしいから、一ヶ月は我慢してね”と。

しかし少し早くなり、9月25日に入院することになる。手術日は10月2日となり、その間は検査。ありとあらゆる物を、ケツに入れられる(笑)。

この手術の決断に至る前には、いろいろ病院のHPを見た。
持論であるが、精神的マイナスの環境にある時は、すごくセンシティブな精神状況なので、HPを見てこの病院は何が得意で、何があまりしたくない手術かは感じとれた(今は怪しいが) 
このM教授のHPには患者としての安心感を感じた。

今の時代、インターネットでいろいろ調べることができる。手術に関しては、本当にいろいろ調べてみた。

そして手術である。
Posted at 2012/02/29 14:49:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | カルチノイド | 日記
2012年02月10日 イイね!

直腸カルチノイド 2

大腸内視鏡検査(CF)ですが、この病院は自宅で下剤(ニフレック)を飲んでから病院です。朝から2時間かけて飲みました。ネットで書き込みがあるように、まあ少しマズイポカリスエットでしょうか。今でもそうですが、飲むことに何も問題はありません。

検査は口からではないので、医師と会話ができます。術者のウデにもよるのでしょうが、検査は何も痛みはありませんでした。検査前に何をおびえていたのかと。

そしてそのカルチノイドがいました。


でもこの時点ではカルチノイドとは分かっていませんので、私はガンだと思い込んでいます。これだけ画像として見れてしまうともう断念せざるを得ません。途中で看護師さんが”これくらいなら内視鏡でとれるんじゃないの?”と医師に話しかけましたが、医師は”細胞検査しんとね”と内視鏡でとれると言ってくれませんでした。そのことがず~と引っかかっていましたが・・・・
検査はそんなんで、別に痛くもなく普通に終りました。

その後の診察で”直腸カルチノイド”を知らされます。最終的に内科の担当医は、F大学の消化管内科H教授になりました。先生は、以前にカルチノイドについてデータベースを作ってみえて、消化管カルチノイドには詳しい先生であったことが私には幸運でした。
先生は、カルチノイドはガンろ違って粘膜下層からでるので、筋層に入りやすいから、内視鏡での除去は止めた方がいいと言われました。つまり開腹手術しろという事でした。”では先生、F大学の下部消化器外科のM教授を紹介してください”とお願いしました。先生は快く受けていただいて、紹介状を持ってM教授の診察を受けました。

Posted at 2012/02/10 12:50:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | カルチノイド | 日記
2012年01月27日 イイね!

直腸カルチノイド 1

車の話ではないのですが、私の病気(直腸カルチノイド)について書きます。以前からこの直腸カルチノイドについて記録し、同じ病気の人に何がしか伝えたいと思っていました。HPを作ろうとも思ったのですが、作りそびれて今になってしまい、このブログを始めたので、ここに書かせていただきます。

2007年8月にトイレ(大)の水が真っ赤になりました。その数カ月前にも少し赤いかなということが一回ありましたが、暗くてその色が赤いかは判断できずほっておきました。
赤くはなったのですが、痛くもなくそのまま翌日のゴルフに行きました。でも付いたキャディがそのゴルフ場で一番私が嫌っている人であったのと、いまいちスコアーが良くなく、昨晩の出血もありハーフで切り上げ、病院へ。
診察では”痔がある”でした。痔の自覚症状は全くありませんでしたので、”えっ~”でした。”その他の検査しますか?”の問いに、”50過ぎてますからお願いします”と答え、一週間後に注腸検査(肛門からバリュウムを入れる検査)でした。私は病院勤務ですので、検査技師も知り合いのため、”うん~、何かあるなあ。”と検査中に聞きました。(普通は技師さんが患者に言うことはありません)

その後の受診で医師から”これはガンを疑わざるを得ません”と告げられました。こんな簡単にガン告知がありなんて!でもこれは告知ではないですよね。本人はもうガンだと思い込んでいました(笑)

そしてまた一週間後に大腸内視鏡検査(CF)です。
Posted at 2012/01/27 10:16:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | カルチノイド | 日記

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「[整備] #C5セダン 4回目の車検(9年目)のハプニング https://minkara.carview.co.jp/userid/1377780/car/2453316/8326186/note.aspx
何シテル?   08/10 07:38
ロンバードです。 (2017年2月22日にニックネーム変更しました) 前に1988年CX GTI SeriⅡに乗っていました。黒のVISA GTも所有し...
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