目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
私はエンジンの熱がこもることによる配線カプラー等樹脂パーツの劣化防止のため、走行後に自宅に帰ってきた時はボンネットを開けています。
ガレージは壁、屋根があり部屋になっています。この1年くらいですが、私のルーチンのボンネット開け放置後に再びガレージに入るとクーラントの臭いがするようになってました。
リザーブタンクを見る限り明らかな液面降下はなく、エンジン周り、ラジエター、リザーブ周辺に漏れは確認できません。
先日も主治医のところで相談、チェックをして抱きましたが、やはり何も見つかりません。
その時に前回のクーラント交換時にエア抜きバルブから出たクーラントの痕がサーモハウジングにあり、その痕跡をクリーニングとサーモハウジングの合わせ目に液体パッキンを塗ってもらって様子になっていました。
どうもサーモハウジング怪しいとなりましたが、明らかな漏れもないのでその液体パッキンの効果を確認しようとなりました。
その後、ワーコーズのストップリークを思いつき、主治医に相談したら使ってみる価値ありとなりました。
また、ネットでの情報では、欧州車用のクーラントと、国産車用のクーラントでは成分が違うこともわかりました。奥州斜陽はプロピルグリコールで、国産車用はエチレングリコールとのことです。
クーラントも国産スーパーLLCは欧州車の冷却系に攻撃性があるともの書き込みを見つけました。
私のC5には国産スーパーLLCを入れており、時間的にも3年たっていましたので、クーラントを換えてストップリークを入れることにしました。
クーラントは純正をAmazonで購入しました。
2
前回のクーラント交換時に苦労しましたクランプ(赤矢印)の緩めですが、今回は工具屋のストレート製のクランプレンチを購入していてそれを使いましたが、結果はダメでした。前と同じくウォーターポンプレンチを使いましたが、やはり大難儀でした。
3
何とかクランプをずらしてロアーホースを抜きました。
その後、リザーブタンクのキャップを外します。出るものがなくなって、今度はサーモハウジングのエア抜きバルブを緩めます。
これでほぼ抜けたようです。
でも一つ忘れました。ヒーターホースにあるエア抜きバルブを外してコンプレッサーからの空気でヒーター内の古いクーラントを抜くのを忘れました。
排出された古いクーランを測ると、4,300ccでした。ヒーター内を抜いていたらもう100ccは増えたように思います。
4
外したロアーホースを戻します。
サーモハウジングのエア抜きバルブを締めて新しいクーラントを入れます。入らなくなって、サーモハウジングのエア抜きバルブをゆるめてもう少しクーラントを入れます。
エンジンをかけて入るまでクーラントを入れます。入らなくなってからサーモが開くまで待ちます。
しかし1月では水温が上がりません。1時間はかかってやっとサーモが開いてアッパーホースが熱くなりました。
ここでサーモハウジングのエア抜きバルブを緩めます。でも少し緩めたくらいではクーラントが出ません。一応、紙コップをバルブの下にあてがって出てくるクーラントを受けてます。そうしてる内にバルブを全開にしたのですが、キャップをその紙コップに落としてしまいました。
もうクーラントはダダ漏れです。紙コップからバルブを取り出してすぐにバルブを戻します。多分、300cc以上出てしまったと思います。
5Lの純正クーラントのタンクの残量から計算すると、 4,7Lくらいは使用したことになります。漏れはどれくらいかははっきりしませんが。
と言うことで、エア抜きがある程度できているということで試運転です。
でも寒いせいでか、水温はさほど上がらず、電動ファンも回りません。油温系をチェックしていますから、エアを噛んで水温計がおかしいということはないと思われます。
まあ、このまま走りながら液面に注意していきます。
で、試験走行後には強いクーラントの匂いがしました。よくみるとミッションケースの窪みにクーラントが溜まってました。その日はボロきれで目に見えるものは吸いました。
5
二日後にエアーフィルターボックスを外して、以前主治医がしてくれたようにサーモハウジングのクリーニングと、窪みのクーラント除去をしました。
やはりバルブキャップを落とした時に広範囲にクーラントが飛び散った痕がありました。主治医のようにパーツクリーナーと歯ブラシでクリーニングです。サーモハウジングの窪みにはパーツクリーナーとクーラントの混合液が残るので、それを綿棒で吸い上げました。
6
エアーフィルターボックスを外したので、下のボックスは少し水でクリーニングを。その後、アルミテープを貼りました。
7
エアーフィルターはさほど汚れてませんでした。
8
一応、クリーニングは完了です。でも、この飛散したクーラントの臭いは当分消えそうもないので、ストップリークの効果の検証は少し後になりそうです。
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