
小林可夢偉さんの来年のシートがなくなりそうで残念です。
F1のシートには常にスポンサー問題も含めて、政治的な要因があるのは承知の通りです。ただし可夢偉さんがスポンサーがないとなぜだめなのという発言を公式の場でされているのであれば私は残念でし、この先可夢偉さんはモータースポーツでは残って行けないかもしれないと思います。現在F1にはお金はチームやF1全体を悩ませている問題です。はっきりいってお金がかかりすぎです。
話はかわりますが、私は小学校の時に初めてF1と出会いました。田舎だったので情報源はオートテクニックとオートスポーツしかありませんでした。おまけに本屋さんが2軒だったので町で1−2冊しかはいりませんでした。発売日に小学校の帰りに急いでいって売り切れのこともよくありました。悔しかったです。当時は予約なんてことがあるなんて夢にも思わなったので必死でした。お金も高くこっそり家づけにしておりました。(その辺は少し矛盾があるのですが)、当時はT2ニキラウダ、T3ロイテマンが大好きでした。その時大事件が置きました。77,78登場。ウイングカーはすごく速かったのです。ちなみに私は本しか見てなかったので実際に走っている車を見たことがありませんでした。夏休みの日曜日の夕方たまたまTBS系の間瀬明の解説 でルノーターボが走っているのを少しだけ見て感動しました。
78,79を見ながら少し悔しい思いをしていながら、T4が登場、あのフロントノーズが格好よかった。おまけにピニンのマークが横に入っている。無我夢中でシェクター,ビルニューブを応援しましたが やっぱり僕は動く車を見ることができませんでした。夜中BBS放送を聞いて 天気が悪いと雑音がひどく吐きそうでした。
その後日本ではみんなが知っているF1黄金期に進んでいく訳ですが、僕自身日本での現在のF1の状況は好きです。以前の会う人すべてが F1の話をする状況なんて異常と思っていました。
現在はBSでマニアのように、だれにも邪魔されずF1観戦ができます。おまけに僕の子供のころと違って走っている車が大画面のテレビ、走っているデーターだけだったら予選からi Padで見ることができるからです。
そうゆう僕なりにモータースポーツの意義を考えました。大義名分として、市販車への技術のフィードバックが言われてきましたが あまりにもかけ離れて現在は成立してません。(TOYOTAのハイブリッドレーシングは別だと思いますが)
ではなぜ大金をかけてモータースポーツなんぞをやっているのだろうか。それは、もう、自動車メーカーの意地と名誉、ステイタスを守るため、そして宣伝広告のためとしかいいようがないと思います。それでもいいと思うし 昔は国の工業製品の威信にかけて戦ったと思います。日本の自動車会社の社長にこの質問の答えを聞きたいです。 ただ僕自身の意義はもっとレベルが低く、単純に格好いいからです。走っている車が奇麗なので好きです。
話を戻しますが小林可夢偉さんのように予選で活躍して表彰台に乗れるドラーバーがやっとでてきました。非常に嬉しいです。
いまだにF1韓国グランプリは正常に運営できているとは思わないし、中国人のドラーバーも誕生しておりません。多分近い将来素晴らしい人がでてくるとは思います。ただ日本には先攻するモータースポーツ、自動車の文化歴史があります。
みんからでよくLangさん等のレポート等でもあるように ヨーロッパではもっと古い車、レーシングカーを大切にする文化があり モータースポーツが国民に根付いいます。関心します。
歴史の差なんでしょうか。日本が今後どのような方向に行くかは不明ですが せっかくここまできた自動車文化を皆さんのできることで守って行く必要を僕は強く感じます。
みなさん覚えてますかアルファロメオが1979に突如このスポーツカーノーズの車でF1復帰をしたことを、経営もよくない会社がこんなことをするなんて、確かに時代も違いましたが 僕はすごく驚きました。
Posted at 2012/10/14 12:01:07 | |
トラックバック(0) | クルマ