フロントのタイヤハウス周りのデッドニングと遮音（その2）

前回、フロントのタイヤハウス周りに制振材貼ったり吸音材貼ったりしましたが、その際に左前のホイールハウジングに付いているスピードナットを 1個紛失してしまい、アンダーカバー部でネジが 1個足らない状態で取り付けしてありました。

ディーラーにお願いして紛失したパーツを取り寄せてもらえたので、4月19日に再び左前のホイールハウジングを外して取り付けしました。

そのまま復旧すれば良かったのですが、別件の作業用に手配したダイポルギー制振塗料が手元にあったのが運の尽き...(^^;

前回の作業時に時間が無いのと、コスパ悪そうに思えたので制振塗料塗るのは省いていたのですが、「制振塗料の有無でどれくらい変わるのか？」と考えてしまい、ストラットマウント周辺にやや控えめに塗ってみました。

あと、写真取り損ねたけど外したホイールハウジング上面の、ヘッドライト裏のくぼみ辺りから後方にかけても塗りました。

ええ、もちろん左側だけです。(笑)

この状態で走ってみて、制振塗料塗っていない右側とどう違うか試してみようと思ったわけです。

それほど変わらないだろうと予想していたのですが、少なからず効果が出てしまいました。(^^;

MQBプラットフォームである限り仕方ないと思っていた、タイヤのパターンノイズがフロアを通じて響いてくる振動まで、ある程度抑えられています。(驚)

もちろん劇的なまでの変化はありませんが、ERUMA的には決して無視できない程度には改善効果が出てしまいました。

スミマセン、ダイポルギー制振塗料をなめてました。(^_^;

ってことで、反対側を 22日にサクッと施工です。

ホイールハウジングに塗って、

※といいつつ、先に施工した左側よりも広い範囲に塗ってしまっていたりします。(^^;

ストラットマウント周りに塗ります。

4月19日に左側の作業をした際に新しい制振塗料を 1本開封したのですが、今回の作業中に、あと少しで1本使い切ってしまいそうなくらいの勢いでした。
※おかしい、最初は全部でボトル半分くらいで済ませるつもりだったのに...(^_^;

微妙に残っても扱いに困るので、厚塗りしたり、左側の作業の際にはざっと手の届く範囲でしか塗っていなかったストラットマウント取付部の周辺（矢印部分）にもたっぷり塗ったり等して、使い切りました。

右側作業時にたくさん塗布できたのは、幅広(30mm)の刷毛を使い始めたからと言うのもあります。

左側の時は以前から使っている小さな刷毛(15mm幅)だったので、塗布に手間がかかるし厚塗りするには何度も重ね塗りする必要がありました。

適切な道具を使うと作業効率が違いますねぇ..(^^;

結果的に、塗った厚みも範囲も左側より充実してしまい、アンバランスになっています。

うすうす予感はしていましたが....

乾いてから試走したら、右と左の制振具合のアンバランスが確実に分かるくらいの違いが感じられてしまいます。(T_T)

どんだけ効くんだよダイポルギー...orz

翌23日に、泣きたい気分で再び左フロントをジャッキアップしてホイールハウジングを外し、範囲や厚みで右側に見劣りしないくらいまで塗り増ししました。

4月19日と22日の作業で制振塗料を 1本使い切りましたが、リアのタイヤハウス周りで作業したときの残りが 0.2～0.3本分くらい残っていたので、これを使い切ることにしました。

ストラットマウントの取付部付近、ストラット裏側と車体の間の狭い部分は刷毛が届きにくいので全く塗っていなかったのですが、右側と同様に塗りまくりです。

右と左で大きな差が出たのはこの部分を塗ったか否かの違いが原因だったはずなので、特に念入りに塗りました。(^^;

作業時間は、4月19日が 2.5H、22日が 1.5H、23日が 1H 程度でした。

だんだん慣れて手際が良くなったのもありますが、22日からは幅広の刷毛を使ったのが効いていますね。

頑張った甲斐あって結構効果は出たと思います。

※そのうち慣れてしまって、これが普通になると思いますけど。(苦笑)