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2018年09月09日 イイね!

出来が良いクルマであればあるほど愛車にしようと思えない。。。その2

出来が良いクルマであればあるほど愛車にしようと思えない。。。その2前回のつづきです。。。


最新のクルマ達の試乗を繰り返すうち

『私が愛車に求める理想像』 というものが段々と明確になってきました。

それは。。。

1.ある程度の欠点やクセのあるクルマのほうが、乗りこなす楽しみを感じる

2.ドライバーの意志に対して忠実に反応を返すことが出来るクルマであること

3.クルマと自分のパワーバランスにおいて、自分が少し優位に感じられること



ってところまでが前回までのお話し。




困ったことに愛するマツダ車たちに最近試乗するとですね

まずクセが感じられないのですよ。

特にこの2~3年の改良で、ますますクセのない自然なフィーリングを実現しています。

サスペンションのセッティングやボディー剛性、ブッシュのチューニング、スロットル制御に

そしてGVCの恩恵でしょうか。

電動パワステのフィーリングだけは、まだまだ油圧にかなわない印象ですが

とにかくさらっとスムーズな運転が出来てしまいます。

もう少し詳述すると

スムーズな走りをいとも簡単に実現できてしまうため、

クルマの挙動を感じ取ろうとカラダの五感を研ぎ澄ます必要がなくなった。

ドライバーがクルマにすり寄っていく必要がなくなったように感じられるのです。

そのせいか、試乗後の余韻がとても希薄で。。。 ほとんど残らないというか。。。

前回のブログにも書きましたが、クルマとの濃密なコミュニケーションを楽しみたい自分にとって

何とも物足りないクルマに年々変わっているように感じます。


あっ、誤解の無いよう書き加えておきますが

親族や友人知人には自信を持って進められる素晴らしい出来栄えになっているわけでして

あくまでも自分の好みには合わない方向へ行っている。 ということなんです。






ただ、唯一このクルマだけは別物で素晴らしかった!


それはロードスター


1泊2日であちこち乗り回したRFは、排気量がやや大きいように感じましたが

まごうことなきロードスターそのものでした。



私にとって、2リッターのエンジンパワーは十二分過ぎましたが

その身のこなしの軽さは現代の多くのクルマ達とは一線を画すもので

その挙動すべてが “手のうち” にあるように感じられました。



そして何より、

ロードスターはあくまでも脇役に徹しているということ

ロードスターはドライバーを助けてくれません。

ドライバーの技量をそのまま忠実に返してくるので、

上手い人が乗ればとてもスムーズに走れるけれど、それなりの人はそれなりの走りしか出来ない。


もう26~27年前でしょうか。 

NA型でひたすら走り回っていたことを思い出しては自然と笑みがこぼれてしまい。。。


その時に決めました。


『アガリの車はロードスターにしよう』 って。


最期まで乗ることを考えると、自動ブレーキが装着されたら家族にも文句言われないよなぁ。。。

な~んて思ってたら、商品改良で装着されましたね。

これで決定です。


具体的にはですね。

今春、五十路の仲間入りをした私は、57歳の春にロードスターを購入します。

その時には『NE型』にモデルチェンジしてるかもしれませんが、

きっとロードスターの乗り味は変わらないと信じています。
3年の残価設定プランで、3年経過時の残債を退職金で払いきるという算段



ということはあと6年半どうしましょうかねぇ。。。


もちろんこのまま相棒センティアに乗るというのが一番濃厚なのですが

アガリと決めたロードスターへの乗り換えが、もう6年半後に迫ってきていることを考えると

「あぁ、残り少ない我が車歴の中に、もう一台くらい挟んでみたいなぁ・・・」

と思う自分もいるわけです。




そんな時にある思わぬ伏兵が現れました。



またまた長くなったので あと一回だけ続けます。。。


Posted at 2018/09/15 20:41:41 | コメント(6) | トラックバック(0) | 雑談 | クルマ
2018年09月09日 イイね!

出来が良いクルマであればあるほど愛車にしようと思えない。。。その1

出来が良いクルマであればあるほど愛車にしようと思えない。。。その1
早いもので9月を迎えました。

センティアの車検まで残り半年を切りまして

家族は時々警戒の言葉を投げかけてきます。

そう、前回はエンジン降ろして45万円かかっちゃいました。

新車を買うよりはリーズナブルなのですが、

『不測の支出』 というものが何とも厄介で困るという意見はごもっともなわけです。



私の本心はともかく、何よりその姿勢を家族に見せるのが大事! と考え

最近はディーラーへ点検やオイル交換へ出向くたび、最新の車両を試乗するようにしています。


すると。。。


『私が愛車に求める理想像』 というものがおぼろげながら見えてきましたので

思うがままに書き連ねてみようと思います。


●私は ”愛車を乗りこなしたい” と思ってる

クルマを運転する際、”スムーズな走り” をすることに楽しみを見出しています。

”スムーズな走り” というのを分かりやすく言えば、『乗員にスピードを感じさせない』 ということ。

ある程度のスピードを出しながらも

前後左右上下斜めあらゆる方向からの唐突で不快なG変化を

クルマ、そして乗員に感じさせない運転が実現できたときに達成感のような喜びを感じます。



そのためにステアリングを通じて腕から、シートを通じてカラダから、アクセルを通じて足先から

全ての五感を使ってクルマとコミュニケーションを図り

クルマの長所を活かし、クルマの欠点をドライバーが補いながら実現する楽しみです。

これが ”乗りこなす” ということなんだな。 と感じています。





ということは・・・

欠点(理想の走りとのギャップ)が大きければ大きいほどドライバーがサポートする領域が増える。

つまり楽しめる領域が増えるわけです。


ここで大事なことがありまして、欠点を補う際、

※ドライバーが意図して行った操作に対して ”忠実” に反応を返すクルマであること

もう少し細かく言うと

※ドライバーの操作の ”量とスピード” に見合った反応を返すことが出来るクルマであること

そんなことが愛車を選ぶ基準として大事な要素だな ということが見えてきました。




もうひとう私が愛車に求める理想像として必要なもの

それは

●クルマとドライバーの適切なパワーバランス

仕事の関係で、ベンツのCクラス、アウディA4を2日間ずつ乗った時に感じたこと。

岩のように固いボディー剛性はもちろん、ドアの開け閉めから、ステアリング、ブレーキのタッチなど

随所に感じられるその ”強さ” に負けてしまう自分がいました。

スムーズな走りを実現する為に、愛車と手を取り合って支え合い、助け合うことを楽しみとする私にとって

欧州プレミアム車は 分不相応な ”出来過ぎた” クルマに感じ、

相棒に迎え入れて一緒に生活すると、リラックス出来ずに疲れてしまうんじゃないかと感じてしまいました。

30年ほど前でしたか、当時年配のジャーナリストが

 「この歳になると意外にもクラウンやアメ車のようなユルイ車が肌に合うんだな」

と寄稿していた一文が脳裏をよぎります。

当時二十歳前後の私には「こんな年寄りにはなりたくない」と思っていましたが

いざ自分がそういう年齢になるとよ~くわかる

自分も衰えてきたんだなぁ(^^;)





『私が愛車に求める理想像』 をまとめると

1.ある程度の欠点やクセのあるクルマのほうが、乗りこなす楽しみが増える

2.ドライバーの意志に対して忠実に反応を返すことが出来るクルマであること

3.クルマと自分のパワーバランスにおいて、自分が少し優位に感じられること



という感じです。


長くなったので2回に分けます。







Posted at 2018/09/09 12:07:30 | コメント(3) | トラックバック(0) | 雑談 | クルマ

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今では数少なくなったHEセンティア  アガリのクルマとして購入したユーノスコスモ 嫁車フレアワゴンでクルマライフを楽しんでいます。

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