スズキの新型スイフト・スポーツを試乗した。
メーカーサイトで試乗車検索すると、6MT試乗車があったので、行ってきた。
外観はかなり派手だ。
アルミホイールデザインは、ちょっとやり過ぎだな。
内装は大変によろしい。
安っぽさは全く感じない作りだ。
座席は背中と腰をちゃんと支えてくれる。
これまた、よろしい。
エンジンをかけると、なかなか豪快な音が響く。
6速MTはスパスパと決まる。
クラッチは非常に軽く、すぐに慣れた。
で、走りは・・・すこぶる軽快だ。
軽い車体に1.4リッターターボ。これに6MTだ、良く走るのは道理だ。
1速は発進用で、すぐに2速、3速と上げていくのが楽しい。
「MT車の楽しさ」を改めて分からせてくれるクルマだな。
ブレーキは初期制動がガツンと利く。
ハイブリッド車の回生ブレーキとは、全くの別物である。
この方が断然運転しやすいぞ。
楽しすぎて、あっという間に試乗が終わってしまった。
「もっと乗りたい!」と思わせる素晴らしいクルマだ。
標準装備されるタイヤは、コンチネンタルだった。
ドイツのタイヤ、コンチネンタルは長い歴史を持つ。
先の大戦でも多くの車両に装備され、戦車転輪のゴムもコンチネンタルだった。
このスイフト・スポーツに装備されたコンチネンタルタイヤは、中国製だろう。
コンチネンタルタイヤを選んだ理由は、欧州で一般的だからだろうか?
ノーマルのスイフトには、ブリジストンのタイヤが付いてたぞ。
総じて、運転が楽しい良く出来たコンパクトカーだ。
ワイドフェンダーで3ナンバー化されてしまったが・・・
よくぞ作った、スズキ!
試乗した某スズキディーラーでは、MT車の方が受注比率が高いという。
スズキ全社的にも、予想以上にMT車に人気が出ていて、納車にかなり時間がかかる。
下手すれば納車半年待ちらしいぞ!
嬉しい悲鳴と言う奴だな。
Posted at 2017/12/02 18:33:18 | |
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