
タイヤがブリブリと音を立てているので部品の組み付けより先にアライメント調整してみます
まずはハンドルを左右に切ってステアリングラックのセンターを出してからラックのセンターとハンドルのセンターが一緒になるように付け直します
これを怠ると左右の切れ角が変わってくるのでけっこう重要というかラックのセンターの確認はアライメントの基本です
そしてアライメント まず先にキャスター、フレーム修正したボディを信じて左右のホイールベースを合わせます。
キャンバーもキャンバーゲージで調整してからそれから4輪の角にカラーを入れてホイールのセンターに糸を張ります もぐって調整しやすいようにブロックにのせました
ハチロクのトレッドはフロント1355mmリヤ1345mmで前後差10mmなのでわかりやすいようにリヤの左右に5mmずつスペーサを入れて4輪同じホイールにして前後のトレッドを同じにしてあります
糸でアライメントを取るため、基準となるトレッドが狂わないようにフロントはピロロアアームですがノーマルと同じ寸法にしました
糸を使ったアライメントは片側ずつ取れるのでリヤのトー調整で効果を発揮します ハチロクのリヤはホーシングなのでトー調整はできないですけど、逆にトーゼロなので基準になるし、ボディに対してのホーシングの位置、ホーシングとフロントの位置関係 糸を張ることによっていろいろと見えてきます
こんな感じで直尺で計ります リヤはホーシングなのでホイールの前後で同じ寸法になるはず
フロントもとりあえずトーゼロに調整 トレッドは前後同じ状態なのでフロントホイール リヤホイールの前後と糸の距離を同じにするとホーシングのずれも無くフロントトーもゼロになるはずです
まあ、他にもいろいろな要素が絡んでくるのでこんな簡単にはいかないですけど何度かやるといろいろと見えてくると思います
一度、アライメントテスターで四輪のデータを出してそれを基準にしてから糸を張るとわかりやすいかな
しかし、文章で説明するのは難しいなぁ ヒントは前後トレッドかな
この方法を用いればサーキットで4輪アライメントを取れるのでセッティングにけっこう使えるんじゃないかなと思うんですがどうでしょう
Posted at 2012/04/18 02:31:20 | |
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