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2016年02月10日

鍋割山、塔ノ岳 雪道縦走

4時起床。今日は前から行きたかった丹沢の鍋割山に行こうと思う。
準備を整え4時半に自宅出発。
神奈川方面なので四つ木から首都高へ。何回乗っても首都高は慣れないなぁ。
平日の早朝で出勤時間よりは早くに乗れた方だが、それでもそれなりに混んでいた。

首都高から東名高速へ。途中の海老名SAで朝食と昼飯購入。
泰野中井ICで降りて目的地の表丹沢県民の森の駐車場へ。

ガイドブックなどでは秦野戸川公園近くの大倉からのルートを記載していることが多い。バスターミナルや広い駐車場も完備されているので通常はそちらが一般的だ。
しかし今回は鍋割山と塔ノ岳の二つを登るつもりなので大倉に車を止めると17.5キロ、8時間越えのコースタイムとなる。
やはり日の入りが早い冬場に2座を登るとなると山小屋宿泊が現実的になる。

なので今回はマイカー登山の強みを生かして別の登山口へ車を停めようと思う。
情報があまり出ていないのでわかりにくいが「みくるべ病院」を目指すと解りやすい。
病院の横を抜ければ一本道なので迷うことはないだろう。

7:05 表丹沢県民の森の駐車場到着。

10台くらいしか停められないので休日は無理かもしれない。平日のこの時間でも半分が埋まっていた。
公衆トイレ(汲み取り式)と水場があるがトイレには紙がないので注意が必要です。できれば事前のSAなどで済ませておきましょう。


最近、ルーティンなどの言葉が流行っているが、俺の中でのルーティンといえば登山開始前に大を済ませておくことだろう。
別に出なくてもいいのだが便器前に立ったという事実があれば今後の気の持ちようも変わってくるのだ。
一度、山に入ってしまえばトイレは基本ない。その状態で4時間~8時間我慢をしなければいけない。
さらに気圧の変化や身体的な刺激。温度も低くなったりと一度でもトイレに行きたくなった時点で負けなのである。
もし登山途中にそのような事を考え始めたら、山頂を目指すどころではなく、一秒でも早くトイレに駆け込みたくなる。
この精神状態に陥ったら最後だ。山を楽しむのではなく自分との闘いに変わってしまう。
もし数年後に写真を見ながら山の事を思い起こすようなことがあったとき、山の思い出よりトイレの思いが勝ってしまうのだ。
「あの時に行っておけば」と思い続けながら登山をすることになる。
そんな時に出なくてもいい。便器の前に立ったという事実があれば「行ったけど出なかった。俺はやることはやったんだ。後悔しても仕方がないじゃないか。諦めよう・・・。」となるのだ。
まゆ毛の人も「やらなくて後悔するよりも、やって後悔したほうがいいって言うよね?」と言っているじゃないか。
あとは自然に身を任せて雉打ちをすればいいのだ。いや違う。
まぁ何が言いたいかというと登る前にやることはやっておけと。後で行きたいとか言われると本当に困ります。

丹沢山塊というと以前行った東丹沢の大山。西丹沢には檜洞丸。そして中央にあるのが表丹沢の鍋割山と塔ノ岳だ。
それぞれに個性があるが中でも今回の2座は人気が高い。晴れていれば高確率で富士山が見られる。
また鍋割山は鍋割山荘で作られる鍋焼きうどんが有名だ。今回の目的はそのうどんだったりもする。

7:30 表丹沢県民の森の駐車場出発。登山開始である。
鍋割山は今回で3回目。うち2回は小学生の時なのでもう20年以上前で記憶も曖昧だ。

まずは大倉からの正規ルートに入る為に20分先の二俣を目指します。
初めは車道を数分歩きます。程なくして車止めのゲートに着きます。

歩行者はゲートの横を抜けられるようになっています。
さらに進むと四十八瀬川の橋に差し掛かり、渡り切ったとこに「平成の森」と書かれた岩があるのでそこの横を入ります。
川沿いに進んでいくと急な急な上り坂にさしかかり、坂を登り切ると工事車両が通る砂利の車道に出ます。
これが本来の大倉から続く西山林道です。

方角的に西が進行方向だが、林道を100m程戻ります。すると昭和時代の登山家「尾関広」先生の碑にたどり着きます。

自然保護や登山訓練所の設立に尽力され、丹沢の山の恩人と言われております。
来た道を本来の方向へ向け10分程度で二俣に着く。

8:00 二俣到着。

ここを西に3.6キロ行けば後沢乗越ルートで鍋割山の山頂へ行ける。
しかし目的の一つに鍋焼きうどんがあったので、早く到着してしまうと山小屋の昼食提供時間より早く着いてしまう。
それを考慮して今回は塔ノ岳を先に目指すことにした。

どこのガイドブックにも記載されてないのだが、この場所から塔ノ岳訪問の大倉尾根に抜けるルートが存在するはずなのだ。
地図を見ながらあたりを探し、それらしいルートを進んでみることにした。
が、数分行くと急に袋小路になってしまい、その先には明らかな獣道が続いている。
あたりには大型動物のフンなども落ちている。異様な光景だ。

あの大量のフンはなんだったのだろう。二ホンツキノワグマとか・・・。まぁこの時期にはいないだろうけど。
やはり何かがおかしいので、このルートは諦めることに。

昭和時代の缶ジュース。なんて読むんだ? あるふぁぇ~? すごく飲んでみたいw

来た道を二俣まで戻り、王道の後沢乗越ルートで鍋割山を目指すことにした。

工事車両も通るような道なので広く、緩やかな道を川に沿って進みます。
景色を愛でながら進んでいると山側から物音が。熊かっ!?

カモシカでした。(嬉野D風に。バカっぽく。)

シカと書いてあるが鹿ではありません。ウシ科です。天然記念物。
カモシカならいいや。危害加えないし。2mくらいの距離に普通にいて近づくまで気が付きませんでした。
パンケーキレンズを装着してたけど、デジタルズームでこんな感じ。
全く逃げる素振りを見せないので、シカトして進みます。カモシカだけにね。

少し進むとペットボトルの山が見えてきます。




山頂にある鍋割山荘で使用するための水や調味料を持ってきてほしいとの事。
武甲山でも山頂の水洗トイレの為に水を汲んで持っていきましたが、鍋割山荘は調理に使う水の為に減菌対策済みのペットボトルを持っていきます。

自分の体力と相談して3Lを積んで先に進みます。

この辺りまでは道幅も広く歩きやすいですが、このあたりから本格的な登山道に入ります。
ここから山頂まで90分。804mから1273mまで標高450mを一気に登る為、なかなかハードです。

木の階段の間に丸太が置いてあり、一歩が登りやすくなっています。この少しの配慮が後々の体力消耗に大きく関わってきます。

標高が上がるにつれて西側の眺望がよくなってきて富士山の頭が見え始めます。

山頂直下になると急に景色が開けて鍋割山荘が見えます。
10:15 鍋割山山頂。

開けていて休憩や食事をしているも多く見かけます。

富士山もくっきり。雲ひとつない快晴。



















作成中。






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Posted at 2016/02/11 12:15:44

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