
月1ペースのハイキング。今回は群馬県の妙義山です。
妙義山と言っても純粋に「妙義山」という名の山はなく、白雲山・金洞山・金鶏山・相馬岳・御岳・丁須ノ頭・谷急山などのいくつかの山の総称が妙義山です。
今回は山頂を目指すわけではなく、山と山の中腹を歩く中間道ルートをチョイスします。
ここ数日は天気が安定していなかったが今日は珍しく晴れました。
自宅から少し距離もあるので、いつもより早い6時半出発。
特に渋滞もなく外環から関越道へ。
途中、高坂SAで名物らしい「東松山味噌かつ丼」を食べ、行動食を購入。
藤岡JCTから上信越自動車道で松井田妙義ICへ。
上信越自動車道に乗った頃から、妙な形の岩山が見えてきます。
それが今日の目的地の妙義山。またバックには浅間山が見えます。
09:20 道の駅「みょうぎ」駐車場到着。着替えとトイレを済ませ準備を整えます。
登山者は道の駅の駐車場ではなく、隣に併設されている登山者用の駐車場に停めるらしく車を移動。
市営の駐車場でスペースも広く無料です。
09:30 登山開始。温度18度、天候は曇り。
まずは妙義神社の参道を抜け本殿を目指します。

初めの難関。体力を少しずつ奪っていきます。
09:45 本殿到着。登山の無事を祈願しつつ、中間道の看板通りに進みます。
山頂を目指すわけではないので、急な登りなどもなく、緩やかな道が続きとても登りやすい。
しかし道幅が狭い個所もあるので対向者が来た場合はATフィールド全開でやり過ごしたほうがいいかもしれません。
第一見晴、大黒ノ滝、タルワキ沢分岐などいくつかのポイントを抜け「本読みの僧」へ。

本を読んでいるようには見えませんでした。
細かいアップダウンの道を抜け170段の鉄階段のポイントへ。

交差するスペースがない道で、前方から団体さんが向かって来るため、いつまでたっても先に進めません。
このあたりから岩が多くなり、大砲岩・胎内くぐり・ゆるぎ岩などの奇岩がでてきます。
12:15 大砲岩到着。
大砲岩のところでは鎖場があり、進路には関係ない寄り道です。
初心者の方にはおすすめできませんが今後のスキルアップを兼ねて寄り道をしていきます。

見晴らしは抜群ですが切れ立った岩の上で一歩間違えれば人生を終えることができます。
慢心 ダメ 絶対 (`・ω・´)
12:35 第4石門到着。大きな石門と休憩所があります。

このころに急に天気が変わり雨が降ってきたので休憩所で雨具の準備。
団体客などは、ここから中之岳神社方面を目指しますが、駐車場まで戻らねばいけないので、車道のある石門入口へ向かいます。
「かにの横ばい」などの鎖場などは晴れている安全な日にまた来ます。勇気ある撤退も大事。
13:10 石門入口到着。ここは「さくらの里」という国定公園があります。
季節外れでしたが、まだ桜が咲いています。

雨が本降りになってきたのでスルーして出発地点の道の駅を目指します。
一本杉からまだ山道に入り金鶏橋へ。そこからはまた車道。
延々と続く車道に心が折れそうになる。
14:20 妙義山駐車場到着。天候大雨。ここまでの歩数は約18000歩。こんなもんか。
道の駅でお土産を購入。こんにゃくや下仁田ネギが有名です。
昼飯を食べてなかったので7キロ先の横川駅へ。
横川と言えば有名な峠の釜めし。折角下道にいるので本店にいきました。
峠の釜めし本舗おぎのや
冷めても美味しいですが温かい状態で出してくれます。

峠が口の中に広がってOCです
店の前に記念館があります。碓氷峠の歴史やダム、トンネル工事など、釜めしや駅弁の誕生秘話などが展示してあります。
食事を終えてもまだ15時過ぎ。帰るには早いのでもう少し観光をしていきます。
碓氷峠鉄道文化むら
平成9年まで横川駅から軽井沢まで碓氷線が走っていたが、その廃線になった横川運転区跡地に建てられたテーマパークです。
入園料500円とは思えないほどの充実度で、興味のない人には辛いかもしれませんが、昭和世代ならテンションが高まります。

L特急と逆水平チョップ

運転席にも入れます。

バックに妙義山

ここのジオラマはなんだか変です。クリーチャーが街中にいたり、ゲッターロボとゴジラが戦っていたりw
あたりも暗くなってきたので家路に向かいます。
途中の高坂SAで軽食しつつ20:30帰宅。帰りは渋滞がひどかった。
今回も大きな怪我もなく帰れました。
鎖場も体験できたし、富士山系にはない独特のアップダウンが面白かったです。
次回は暑くなってきたので標高高めのツツジが見れる山がいいなぁ。