
つい先日に西沢渓谷に行ったばかりだが、やはり歩き足りなくて不完全燃焼だったので、こんどは登山へ。
ストレスが溜まる仕事だから定期的に体の中に溜め込んだ毒素を放出しに行きたくなる。
そうしないと悪しき心に蝕まれた第3の手が地球を滅ぼしてしまうんだ。
今度誰かに「何のために山に登ってるんですか?」って聞かれたら「地球平和の為です。」と胸を張って言っていきたい。
朝の3時起き。準備を済ませ3時半に出発。
この時点ではどこに行こうか完全に決まっていなかった。
なんとなく両神山と棒ノ折山で迷っていて、どちらも秩父山系で方角も同じなんで運転しながら決めようと考えていた。
さて、どちらにしても体力勝負なので、朝飯が大事である。
この時間にやってる店は限られているので、近所の「すき屋」で。
朝はさっぱりとおろしポン酢牛丼特盛のとん汁サラダセットである。
寝起き後1分でカツ丼とか食べれる人なんで本当は「かつや」に行ったがまだ営業してなかった。
4時頃に外環に乗って和光方面へ。
この時点でナビの到着予定が棒ノ折山なら6時、両神山なら7時だった。
どうせなら暗い時間から登りたかったので、棒ノ折山に決めた。
この時間なら飯能経由で早く行けそうだったので、そのまま下道へ。
浦和所沢バイパスを抜けて目的地の「さわらびの湯」を目指します。
んで東飯能を抜けて入間川沿いに走ってたら、道路の真ん中で目が光ってるやつがいるんですけど。
シカでした。(by 嬉野D アホっぽく)
すげぇな、飯能。いくら朝方とはいえ民家とか学校のそばだぞ。
まぁ野田も軒先に青大将とかいたし、印西でも猪にぶつかって事故ってるの時々見るけど。
5:30 さわらびの湯の駐車場到着。
50台収容で売店利用の方のみ利用可。流石にこの時間には開いていなかったが帰りにお土産を大量に買う予定なので問題ない。
トイレと自販機がありますが、便器が1つなんで休日は混むかも。女子便所は知らん。
500m手前の相生橋のとこにも公衆便所があります。
日の出前でまだ真っ暗。平日の早朝なんで車は俺一人。テンション上がってきた。

流石に真っ暗だったがヘッドライトを出すのも面倒なんで15分ほどあたりを散歩して体慣らし。
5:50 少し明るくなってきたので出発。まずは名栗湖の有馬ダムまで車道を歩きます。

15分程歩くとダムの入り口に差し掛かります。

今年は紅葉が遅いから緑が多いね。それに温かい。
6:15 登山道入り口の白谷橋に到着。
ここには白谷の泉という湧き水があるのだが、渇水していた。
ここは地図の水場マークにも書いてあるのだが、わりとこういう事が多いので常に最新情報を仕入れておきたい。
ここからは2時間程沢伝いに登る。単独登山なので登山届を出しておきます。

QRコードを読み込んだスマホで申請もできるとの事で面白そうだったのでやってみた。
が、色々入力して送信しようとすると何故かエラー。電波もあるのに・・・。
何度かトライするも埼玉県警に送信するとこでフリーズする。なんだこれ?
仕方なく手書きで記入。15分くらい無駄にしたw まぁ休憩がてらだからいいけど。

飛び石伝いに川を右往左往していきます。
苔生して滑りやすいですが、登山道はしっかりと整備してあります。浮石にだけ気を付ければ濡れることもありません。
アスレチック感覚で足元を気にしながら少しずつ標高を上げていくと、両岸が迫り始めて谷はゴルジュ地形になります。

小さな滝とかもある。苔を見てると八ヶ岳を思い出す。自然が形成した芸術やね。
7:30 沢登りが終焉を迎えた頃に林道に合流します。ベンチにて少し休憩。

ここからは登山道。雰囲気は変わって奥多摩っぽい道。
説明が難しいけど秩父山系とは違う東京の山って感じ。わかるかなぁ・・・。
東側にトラバースして行くと10分程度で岩茸石に到着。

高水三山に岩茸石山ってのがあるが、あの石がなぜかここにある。よくわからん。
ここからは最後の登り。20分程尾根伝いを登ると権次入峠(ゴンジリ)に到着。

東京都と埼玉県の都県境で青梅線の御嶽駅方面に抜けることもできます。
さらに15分ほど登ると急に視界が開けてきます。

8:20 棒ノ嶺(棒ノ折)山頂到着。

北側の展望に優れ、奥武蔵の山々をバックに最高のロケーションです。
6時前に出発して、休憩を多めに取りながらここまで2時間半。
実際のコースタイムが3時間半なので1時間も短縮してしまった。もっと意識的に速度を落とさないと。
時間切れ。続きは後日。
