
月に一度のハイキング。今年最後の登山は定番の棒ノ折。
もう6回目なので書くことも少ないのでダイジェストで。
自宅を5時に出発。外環経由で所沢ICまで。
ちょうど6時になったのでICを降りてすぐの案山子のマークの山田うどんで朝食。
朝食を済ませ、入間川に沿うように飯能市街地を抜け、
07:35 目的地の「さわらびの湯」駐車場着。
外気温は3度だが天気も良く雲もないので体感はだいぶ暖かいです。

天気も良く、山頂の展望も期待できそうだ。
07:50 駐車場で準備を済ませ出発。
名栗湖のある有馬ダムを渡り、30分先の登山口まで。

有馬ダムはバイカーやツーリングの人が良く来ますが、何もないので直ぐに引き返していきます。
08:20 白谷沢登山口。ここから本格的な登山道に入るので再度のストレッチ。
20分程歩くと沢と合流し、簡単な沢登りが楽しめます。
12月ですが、霜も氷もなく、非常に歩きやすいです。

この辺りのような、両側から岩壁が迫った峡谷をゴルジュと言います。
沢歩きは傾斜も緩やかなので、安全にだけ気を付けていれば体力の消耗は少ないです。
登山道入口から一時間程度で林道を横断するかたちになります。
09:30 東屋(跡地)
ここから先は登りの傾斜が少しきつくなるので、十分な休憩と軽めに行動食タイム。
30分程登ると岩茸石に差し掛かります。
ここから秩父山系の特徴的な杉林に景色は変わり、木の根や整備された木の階段を20分程登ります。
10:15 権次入峠(ゴンジリ)。
埼玉県と東京都の都県境で、高水三山方向への分岐もあり、青梅線の御岳駅方面に降りることもできます。
ここからは15分程度。最後の登りです。
この辺りに来ると標高の高さか、霜が降りている所が多々出始めます。それでも今日は暖かい。
ひたすら登っていくと高い杉の木が急にススキと笹に変わり、コバルトブルーの開けた空が見えるように。
10:25 棒ノ嶺(棒ノ折山)山頂。

山頂は開けており休憩にも最適ですが、遮るものが少ないため、風が強く吹き抜けます。

何回来てもこの山頂からの景色は爽快だ。都心からも近いのでかなりおススメ。
方角的に北側の奥武蔵の山々。その先は群馬の赤城山。右側に筑波山や入間市の市街地が見渡せます。
山頂で自炊をするつもりで色々持ってきましたが、わりと短時間で登れてしまったので、昼飯は下山してからにします。
山頂滞在は30分。
10:55 下山開始。
下山は沢を通らない別ルートを通るのが定番だが、スキルアップの為にあえて沢下りを敢行。

途中の道で足を滑らせているという茶番を演じつつ。

沢下りは重心が後ろに向くのですごく危険度が増します。実際に一度尻餅突きました。
13:00 なんやかんやで駐車場の「さわらびの湯」に到着。

ホラーゲームに登場しそうな武器。

その後、さわらびの湯で風呂には入らずお土産を購入。
ここはヤマノススメの聖地でグッツなどを売ってます。

原作5巻で「棒ノ折」と「さわらびの湯」が出てきます。
併設の喫茶店で軽食も食べられたが、まだ腹が減っていなかったので近場へ観光。
14:10 車で30分移動して以前来た子ノ権現へ。

ここで以前、山菜ソバを食べたのを覚えていたのだが今日はやってなかった。

「子の権現 天龍寺」は足腰守護の神仏として有名で、スポーツ選手やハイキング、サイクリングの聖地として有名な寺院です。
食事できるところがなかったので、お守りだけ購入して飯能市街地へ。
途中のガストで遅めの昼食。
折角なので飯能駅観光へ。

飯能市のイメージキャラクター「夢馬(むーま)」くん。Not Gunma-Chan。
頭に大根と背中に葉っぱ。そして太々しい笑顔。

「山遊人(さんゆうじん)」 ※撮り忘れたので画像は去年のです。
駅前ロータリーにある知る人ぞ知る登山用品専門店。店長の小川元章さんは谷川岳一ノ倉沢ルートなどを登ったクライマーで、店を切り盛りする奥様は冒険家の植村直己氏の姪にあたる方という最強に強まったお店。季節ごとにPOPに着せ替えが施されることで有名。
奇しくも今日はクリスマスイブ。キリスト教ではないが聖夜くらいはケーキでもと一部のオタに有名な洋菓子店へ。

「夢彩菓すずき」。ヤマノススメの「雪村あおい」がアルバイトをしていたとされる店。
店に入ってケーキを注文しようとしたが、店内の殆どが売り切れ。予約もなしに飛び入りで買えるほど甘くなかった。ケーキだけにね。
店に入った手前、手ぶらで帰るのも冷やかしと思われそうなので、売れ残っていた物を適当に購入。

夢馬クッキーと飯能銘菓「げどう」
なんだこれ? 絶望的に面影もない夢馬くんのクッキーと、小洒落た町の洋菓子店に似つかわしくもない外道面。プロレスラーか?
ケーキは駅前のファミマでファミチキと抱き合わせで大量に売ってました。
編集後記。
今回で6回目の棒ノ折ですが、なんど行っても楽しいですね。
軽い沢登りに鎖場。木段、杉林。数十分おきに景色ががらりと変わるのも魅力です。
都心から近いし、山頂が広いのも、下山後に温泉に入るのもいいかもしれません。
飯能駅は飯能アルプスや秩父の山にアクセスしやすいために、登山やサイクリングの人が利用する起点の駅になっています。
中の人つながりで「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。」の聖地になっていたりと市街地を歩くだけでも楽しめる街ですが、夢馬くんグッツが欲しくて探し回ったのですが、クッキー以外見つかりませんでした。
大洗>超えられない壁>飯能
ぐんまちゃん>超えられない壁>夢馬くん