キャンバーロックキット取り付け

長穴キャンバーはズレやすいとは聞いていましたが、FSWショートを1回走っただけでセンターが狂ってしまいました(´-ω-`)
(たぶん2コーナーの縁石のせい)

そこで某社から発売されているキャンバーロックキットを取り付けます。

キットはこんな構成です。

偏心させた穴の空いたスペーサー2対と、純正より首下の長いボルトのセット。

お代は送料込みで9,720円・・・

いやぁ○ッ○○リですな～(ﾉ∀`)

スペーサーはこんな形状です。

表面処理がドブ漬け塗装っぽくて、錆びてこないかちょっと心配ですw

そこらの鈑金加工屋さんに頼めば半値以下で作ってくれそうな予感がしてなりませんw

イキナリ装着完了の図♪

ボルトさえ緩められれば作業は至極簡単です。

純正ボルトを抜いてスペーサーを挟んで締めるだけ。

所が問題発生！

ココのボルトの指定締め付けトルクは90Nmで、緩むのイヤだから110Nmで締めていたんです。

でも締めても締めてもカチッてこなくて「おっかしいな～」なんて思いながら締め続けたらポキっ♪

締め続けられたのは、ボルトが締め付けトルクに負けて伸び続けていただけでした(´-ω-`)

一旦作業を中止して、ボルトのことを調べてみました。

因みに折れなかった方のボルトも見事に伸びていました(ﾉ∀`)

このボルトの頭の刻印「4.8」はボルトの強度を表していまして、4.8のボルトに掛けられる最大トルクはせいぜい40Nm程度。
明らかに強度不足のボルトでした。

因みに純正ボルトの刻印は「12」。
恐らくこれは旧規格の表示で強度12T(新規格12.9相当)を表しています。

最大トルク120Nmを許容する最高強度のボルトと思われます。

キャンバーロックキットに付属しているボルトは、純正ボルトと比べると強度は1/3程度しかなく明らかに選択ミスでした。

そこでメーカーに問い合わせてみた所、やはり強度不足の判定となり、対策品のボルトを無償で送ってもらえました(・∀・)ゞｱｻﾞ-ｯｽ

強度は「10.9」。

文句なしの高強度ボルトです。
表面処理が純正ボルトと違うのがやや気になりますが、取り敢えず強度は問題無さそうなので、ちょっと強めの100Nmで締め付けて作業完了と相成りました♪

これで安心して縁石攻められます(｀・ω・´)ゞ