Do-Luck リアクロスバー  

中古購入。
通常、BD/BG用の本品はリヤフロアのド真ん中を横断するが、私が装着した品物はBD/BG用ではなく敢えてGC用を選択しているので、画像のようにフロア前方を通る。従い、各車種専用設計を謳う本品では通常考えられない加工（フロアコンソール加工、その他）が必要になった。これによってリヤ用灰皿が使用出来なくなるが、元々禁煙車なので影響はない。

BD/BG専用品を使用しなかった理由が、画像に映りこんでいる工具箱の存在。
15年愛用の工具箱をBDに積載する場合、従前からここ（左リヤシート足下）が定位置だった。一人乗車が殆どなので運転手との重量バランスを考慮しつつ、加速・減速時の暴れ防止（収まりがよい）の意味もある。
ところが、BD/BG専用のリアクロスバーを装着すると、この工具箱が収まらない。そこで、他車種用流用でスペースを確保した。結果、収まりは完璧である。
逆に、リヤシートの居住性は専用品に劣る。フロントシート下への足入れ性が低下した（というか入らない）ため、膝が窮屈になる。小柄な女性が行儀よく乗車する場合には邪魔にならないかもだがｗ
私くらいの体格だと丁度フットレスト代わりになって踏ん張りが利くのだが、まぁ快適ではない。
もとより4点式シートベルト装着も含めリヤシートの居住性は度外視した車ではあるが。

バーの位置が前進することにより、バー端がBピラーの根元に接することとなり剛性面では正規のものよりも優位となる。また、車体との接合位置（ボルト位置）からのブラケットのリーチが限界まで短縮され、ブラケット（4.5mm厚の鋼板）の捩れによる補剛効果の低減を抑制する意味もある。

他のフロア補剛パーツが既に組まれているため、本品の単品としての効果は不明。
ただ、関越200km/hクルーズの平均速度は明らかに向上しており、踏み続けられる安心感（＝相応の補剛効果）が得られたと言えなくはない。

しかし、だ。
この手の補剛パーツは、組んだ直後と一週間後とでは効きが明らかに変化するのが、ねぇ。
ある部位を強化しても、すぐ別の部位がヤレてきて忽ち剛性感がオチる。
全部やり直すくらいの気持ちでなければ、お手軽補剛パーツだけではどうにもならんナ。
しかも、ここ数ヶ月で重量が相当増えてるぞオイｗ