【製品開発】 NEOPLOT(ネオプロト) フットレストバーNEO
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
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今回、要望の多かったS660用フットレストバーの開発にあたり、ユーザーさまから車両をお借りしました。
ノーマルフットレストの検証をしましたが、さすがミッドシップ!
センタートンネルが小さく、足元が広々とした感じで、良好なペダルレイアウトもさることながら、ドライビングポジションもしっかり取れる設計に感動しました!
2
当社のフットレストバー(棒状フットレスト)は特許を出願しており、設計基準として、ドライバーのアクセルを操作する右足とフットレストに置く左足の位置関係がシンメトリー(左右対称)になるようにしています。
このS660の場合そういった意味では、フットレストを含めたペダルレイアウトについて、理想的な位置関係になっていました。
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寸法試作を取り付けてみました。
もともとの素晴らしいフットレストの位置は変更することなく、棒状のフットレスト部(フットバー)を設けることにより、通常平面での面接触で踏ん張る左足ですが、“バー”と接触することで踏ん張りが驚くほど効くようになり、足首にも自由度が生まれますので、ドライバーにとって最も自然な位置に左足を置くことができるようになりました。
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もうひとつの設計ポイントとして、そのフットバーの高さを最適化すること。
これは先ほどの右足と左足のシンメトリーに「足首の角度」を求めたもので、千差万別の運転姿勢に対応できるものとしております。
足首に自由度が生まれるということは、踵(かかと)の位置も自由になるのです。
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これにより、いろんな体型であったり運転姿勢であったり・・・、峠やサーキットを攻めてる時であったり、のんびり走行モードであったり・・・。
いろんな場面において、平面のフットレストでは成し得なかった“左足の置き場の重要性”を体感していただけるのではないかと思っています。
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ノーマルの状態で画像を押えるのを忘れてしまいましたが、寸法試作での確認と評価。
このモデルの場合、けっこうガニ股?のためこんな状態ですが、足首の角度も含めて左右対称なのが分かっていただけると。
ノーマルフットレストでは、左足首の角度がもう少し開いてしまいます・・・。
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また、クラッチペダルとの関係性も重要で、効果としてペダル操作のしやすさも感じ取れます。
それはペダル面との位置関係によるもので、クラッチ操作時の左足の移動距離が若干少なることから得られたメリットでした。
クラッチ操作時のフットバーとの干渉もなく、寸法値についてはこの仕様で進めることにしました。
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仮の製品構成画像ですが、6M/T車とCVT車共通です。
ベースプレートはステンレスヘアライン(SUS304)、フットバーはジュラルミン(A7075)を採用する予定です。
フットバーには今まで通り、グリップ力を高めるために切削ローレット加工を施します。
取り付け作業については約30分の設定で良いかと思います。
発売までにもう少し時間がかかりますが、S660ユーザーの皆さまにもぜひ、この「NEOPLOT フットレストバーNEO」の効果を体感していただきたく思います!
よろしくお願いいたします!<(_ _)>
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