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コンタの愛車 [BMW 1シリーズ ハッチバック]

New 116i 試乗コメント1

投稿日 : 2011年10月23日
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私はBMWのデザインはE46で終わってしまったと思っている数多くのBimmerの一人ですが、今回のNew1シリーズを写真で見た時は思わず「どうした?」とあっけにとられるぐらいの衝撃を受けました。
初代1シリーズはかの最悪デザイナーク○スの作品でしたので、そりゃもう、ひどいもんでした。しかし、そう思うのも最初のうちだけで、だんだんと見慣れるようになってきました。見慣れただけで決して良いとは最後まで思えませんでした。E90関係は、見慣れるだけではなく、格好良いとまで思えるようになりました。
さて、そんなNew1シリーズに試乗する必要があるのかってことですが、すでに何人かの方が試乗されており、それぞれ共通した意見が、「走りは凄く良くなった」「デザインは実際に見るとそれほど悪くない」と言うものでした。
なんとも不思議な現象ですが、これは実際に見て、乗って、触って自分で判断するしかないですね。
で、他の方の試乗の邪魔にならないように日曜の朝一番に行ってきました。

ディーラーに到着すると、受付の尾根遺産はもちろんのこと、会う方全てが明るく挨拶してくださり、和歌山に行ってしまった例の彼女のお父さんとも挨拶させていただきました。
で、「MINIご成約ありがとうございました!」って。
BMWのディーラーでMINIのことを言われると思って無かったのでちょっとびっくりでした。同じ社内ですので、バレバレですね。

「今日は予約が無いのでいくらでも良いですよ」とのお言葉に甘え、早速1時間ほど試乗させていただきました。
試乗コースは恐らく私しか走らないいつものコースで、一般道30%、バイパス30%、高速道路20%、山坂道20%という素晴らしい試乗コースを走りました。
素の116i、走行360kmほど、一人乗車でした。
2
まずはコレ抜きにしてNew1シリーズを語れないデザインですが、賛否両論って言葉は当てはまらないですね。少なくとも”賛”は無いでしょう。”否”またはせいぜい”可”でしょうか。
正直写真で見ただけでは私は間違い無く”否”でしたが、実際に見ると確かに”可”に近い”否”かなとも思えるようになりました。かなり厳しくてすみません。
これは皆さんも思っていることでしょうが、キドニーグリルとヘッドライト(形状含む)の間の少し凹んだのっぺりした空間が気になるのだと思います。サードパーティのエアロバンパーに期待しましょうか。
3
■エンジン
新開発の1.6Lツインパワー・ターボ・エンジンです。一瞬ツインターボかと思わせますがシングルです。MINIクーパーSのエンジンを基本に横置きから縦置きに補機類などの配置を含め見直しされたエンジンだと思いましたが、ほとんど新設計のようですね。最高出力100kW〔136ps〕/4,400-6,450rpm、最大トルク220Nm〔22.4kgm〕/1,350-4,300rpmを発生させます。ちなみに120iは同じエンジン?で、最高出力125kW〔170ps〕/4,800-6,450rpm、最大トルク250Nm〔25.5kgm〕/1,500-4,500rpmを発生します。明らかにエンジンマネージメントで116iは出力を絞られていることがわかりますが、カタログの表記はなぜか120iのエンジンの説明が詳しく書かれています。同じ仕組みなので、116iの説明文が、少々苦しく思えます。
現行MINIクーパーSのエンジンは、120iよりさらに高出力の184psと240Nmを発生します。さらにアクセルべた踏みのオーバーブースト時は最大トルク260 Nmとなります。120iとクーパーSは、クルマの性格を考え多少セッティングを変えているのですね。
ではその感想ですが、まずは音。セルが回って火が入る瞬間の音が、「あ~~4気筒だな~~」って思わせる、しらけた音です。まあ、よほどのクルマ好きで無い限り特に問題にするところでは無いですね。
走行中の音は非常に静かです。
走り出すとさすがに1,350rpmで最大トルクに達成するだけあって、ストレスは感じません。昔の116iのつもりで運転すると、びっくりすることでしょう。
8速ATの効果もあってか、非常にスムーズかつ十分に他車をリードできる走りができます。高速走行でも、100km/h付近の追い越し加速はスムーズそのもので、ちょっとびっくりしました。馬力は少ないですが、やはりトルクカーブとATのセッティングが絶妙なんでしょうね。これだけでもこのクルマの価値が十分にあるように思います。
ただ、想像どおり高回転までは回りますがパンチは全然無く惰性で回ってるような感じです。標準の”COMFORT”モードでは、6000rpmほどでシフトチェンジします。”SPORT”モードもしくはシフトレバーを横に倒すマニュアルモードでは6500rpmほどでシフトアップしてしまいます。またシフトダウンはなかなか受け付けてくれません。この点はZ4などのスポーツATの方がはるかにいいですね。燃費重視の”ECO PRO”モードは・・・イライラしました。
試乗でのトータル燃費は9.5キロ/1リッターでした。ずっと飛ばしてたわけではないので、思ったほどよくなかったです。
4
■シャーシー
タイヤは第4世代に入ったブリヂストンのランフラットです。
静かで乗り心地も全く悪くないです。普通はこれで十分じゃないでしょうか。初代1シリーズが発表されて、まだ販売される前の間にプレス向け試乗会があったのでそれに同乗させてもらったのですが、あのときの酷い乗り心地のランフラットとは雲泥の差があります。
シャーシーは素晴らしいと思います。高速走行、低速走行、山坂道。どこでも気持ちよく走ることが出来ます。さすがに山坂道でうねっているコーナーを走るとリアがすっ飛んでいくんじゃないかと思えましたが、実際は何事も無くそれなりのロールで走り抜けて行きました。ノーマルのタイヤなのに、正直今乗ってるE46よりコーナリング速度は高いと思いました。
電動パワステは、スポーツモードでは少し重くなると聞いていたのですが、あまりそのような感覚は無かったです。パワステの違和感も無かったです。
5
■ブレーキ
いつものBMWのブレーキです。比較的オーバーサーボ気味で、踏み初めから明確な減速を感じられます。人によってはいわゆる”カックン”ブレーキの部類になるかも知れませんが、国産車のカックン(最近はそうでもない)と比べるとBMWはずいぶんとマシだと思います。
ABSはかなりロックさせないと働かないです。
ゆっくり走行してゆっくり止まるときに、少し鳴きます。
私はなんとも思いませんが、クレイマーは「ブレーキが鳴くから見てくれ」って騒ぐかもしれません。
6
■トランスミッション
8速ATです。
今時のBimmerはこれに慣れてるんでしょうね。私は戸惑いました(汗)
ステアリングにパドルが無いのが残念ですが、マニュアルモードでこのレバーを操作することで任意にシフトチェンジ出来ます。押してダウン、引いてアップです。先ほども書きましたが、スポーツATではありませんので、あまり使い道が無いです。また、このエンジンは、エンジンブレーキがほとんど効きません。ちょっと残念です。
スポーツモードの時は1速発進ですが、それ以外は2速発進となります。
ドライブモードの場合、今何速に入っているのか全く分からないです。まあ、わかる必要は何ですけどね。2~8速はスムーズに変速しますが。1→2は少しショックが大きいです。
街中では7速以上にマニュアルで入れてもすぐに6速に戻されました。1000rpmそこそこになってしまうからだと思います。
7
■トランク1
私はゴルフをしないのでゴルフバックが入る入らないのくだらない基準はありませんが、今までの経験上、この容量で不足することは無いと思います。
底の板を開けると、バッテリーが入ってます。少し空間があるので何か置けるかも。
8
■トランク2
トランク内左側面の蓋を開けると、大きな空間が出てきます。
オプションのCDチェンジャー?か何かを設置するそうです。昔と比べるとずいぶんと見劣りしますが工具も少しありました。

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