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貫太郎.のブログ一覧

2011年03月31日 イイね!

Jリーグとセリーグ続き

新聞にセリーグ騒ぎの経緯がまとめてあったので、転記しておきます。

3月16日 巨人激励会(都内)
 渡辺恒雄巨人会長(読売グループ本社会長・主筆)
  「開幕を延期するとか、プロ野球をしばらくやめるとかいうのは俗説」

3月17日 セリーグは予定通り25日開幕すると発表

3月22日 高木文科相 4月中の東電、東北電管内のナイター自粛要請
 滝鼻巨人オーナー
  「開幕はお上(政府)が決めることじゃない」

3月26日 セリーグオーナー会議 セパ同時開催、ナイター・東京ドーム自粛
 加藤コミッショナー
  「批判は甘んじて受ける」
 新井選手会長
  「まずは、お騒がせしてファンの方におわびしたい」



新井くんが一番まともに見えますね。

昨日書いたように、ナベツネがあーだーこーだ言ってる時には既に、Jリーグは延期とチャリティマッチ開催を決めてたわけです。
トップがアホやと…と言うところでしょうが、そう言えば、星野監督がまた野球はサッカーに負けた、と発言してるそうですね。


いずれにせよ、こんな人たちがトップである会社がメディアを左右してる訳で、とても社会の木鐸でありえる訳もなく、僕が主張してるような、ある特定の意図を持った印象報道などお手の物なんだろうなぁと思います。
読売に大きな影響力を持った正力松太郎がCIAのエージェントであり、原発を推進してきたのは有名な話です。


例えば、日本の戦後復興にアメリカは無償協力した みたいな話を誰もが信じていると思いますが、実はそうではないと知りましたけど、興味深いですねえ。

気になって、今誰もがありがたがっている、Operation"Tomodachi"の実態も、調べてみたところ、こちらも自衛隊の出動状況と比べてみると興味深い事が解りました。
やはり印象報道されてますが、機会があれば、そのうちご紹介を。
先日ご紹介したスクランブルの事例同様、数字の裏付けをしていなければ、印象付けるのは容易いのです。

あと、横須賀以北の米軍基地の軍人家族や軍属たちは多くが帰国している話の裏付けもあるようなので興味のある方はリンクからどうぞ。
Posted at 2011/04/01 01:15:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | 思うところ | スポーツ
2011年03月29日 イイね!

Jリーグとプロ野球の違いって…

みなさんご存知の通り、日本代表とJリーグ選抜のチャリティマッチが行われました。
僕は帰宅後の後半30分くらいからしか見てませんが、まるで真剣試合かと思うような気合の入ったプレイ振りだと感じました。

この試合、今調べてみたら、15日のJリーグ理事会で決めたんだそうですが、早々にリーグ戦の中止&延期も決めていましたし、Jリーグは意思決定が早かった印象があります。

また、チャリティマッチの開催条件の中に「2.東北電力ならびに東京電力管轄エリアでの開催は不可とする」とありました。
この辺り、散々予定通りの開幕や首都圏でのナイターに拘ったセリーグと好対照な感じです。


欧州で活躍中の日本代表選手達も、リーグ戦真っ盛りなのに12人全員が帰国したそうで、清々しいですね。

プロ野球の選手たちだって、もっと常識的な環境下でプレイしたいでしょうし、喜んでチャリティマッチだってしたいでしょうに、同じ日本を代表する二つのプロスポーツ団体の意思決定がここまで異なるのはどうしてなんでしょうね。。


Jリーグは お上が云々なんて一言も言わず、自分たちが出来る事を最速、全力でやってのけた、まさに男らしく、スポーツマンらしい印象を受けます。

個人的には、今の日本人、ぐちゃぐちゃと細かい事を言い過ぎだなぁと、どうしてこんなにケツの穴が小さい人が増えたんだろうと不思議に思います。
Posted at 2011/03/30 22:50:05 | コメント(12) | トラックバック(0) | サッカー | スポーツ
2011年03月24日 イイね!

マスコミ報道と世論誘導

マスコミ報道と世論誘導何度か書きましたが、郵政選挙以来、マスコミはある方向に世論誘導するように記事を書くなあと感じてました。

今回もニュースを見て、ん!?と感じ、また時々ネットで見かける声に、その意図した通り?にまんまと踊らされてるように見えたので、ちょっと書き留めておきます。




露戦闘機、日本領空接近…空自機スクランブル

防衛省は21日、日本海を飛行していたロシアの戦闘機スホイ27など2機が、日本領空に侵入する可能性があったとして、航空自衛隊の戦闘機を緊急発進(スクランブル)させたと発表した。

 スホイ27は一時、領空の約60キロ手前まで接近したが、その後、両機とも北方に飛び去った。同省によると、ロシアの戦闘機に対するスクランブルは極めて異例。同省でロシア軍の目的などについて分析している。

(2011年3月21日20時13分 読売新聞)




この記事を素直に読めば、「スクランブルは極めて異例」なのか、こんな非常時に領空に接近してくるロシアはけしからん!と普通の人は思うでしょうし、そんな声がネット上でもあるようです。

でも、冷戦終了後、スクランブルはあまり報じられなくなりましたが、以前は日常茶飯事のようにあり、異例でもなんでもないんじゃないかと思ってちょっと調べてみました。

するとやはり、今年になって既に6件あるようですし、統計資料によると平成21年度は197回行っています。

確かに、「戦闘機」に対するスクランブルはあまり多くないようで、ほとんどが偵察機なのだと思いますし、その意味では「嘘」はついてないのでしょうが、普通の人はそこまで読み取らないでしょうから、こうしてある種の意図を持った報道がされているんだろうと思います。
(これまでほとんどスクランブルの報道がなされていないことからも)

同様に、尖閣における問題もそうで、同じような漁船のトラブルはどれくらいあるのか、全く報じられませんでした。
おそらく日常的に起きているのではないかと推測するのですが、要するに普天間問題が起きた時にクローズアップして報じただけじゃなかろうかと。
今の若い人は知らないでしょうけど、冷戦時代には北方領土方面で操業中の日本漁船がソ連当局に拿捕されたり銃撃される事はしょっちゅうでした。
最近はあまりニュースにならないなと思っていたら、先日モノで買収してる、って記事がありましたね。


あと、これも印象報道だと思いますが、最近やたらと騒がれる中国の脅威について、資料や図を見てもらっても解る通り、相変わらずロシア機に対するスクランブルの方が圧倒的に多いんだと理解できます。
(中国はロシアの1/5程度)


僕は覇権主義的なロシアや旧ソ連と言う国家(個人は別)に対して、個人的にはあまり好感情を抱いてないのですが、それと事実とは別けて考える必要があると思い、あえてエントリしてみました。

Posted at 2011/03/24 00:28:49 | コメント(2) | トラックバック(0) | なんでも | 日記
2011年03月22日 イイね!

大人の反応 スウェーデン

自国の国益になるなら犠牲を厭わず断行し、そうでない場合は徹底的にリスクを回避する、超合理的な国だなぁと再認識させられた、原子力空母ジョージ・ワシントンの退避のニュースがありました。

米海軍第7艦隊は22日午前、米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)を21日に出航した原子力空母「ジョージ・ワシントン」について、日本近海に留まる予定であることを明らかにした。整備途中の出航については「艦の能力と(地震)災害の複雑な性質を考慮した予防策だ」として、東京電力福島第1原発から漏(ろう)洩(えい)している放射性物質(放射能)から退避する目的であることを間接的に認めた。

 同空母は4月上旬ごろまで、同基地内で定期整備を続ける予定になっていた。

 米国防総省は第1原発事故を受け、同原発半径50カイリ(約93キロ)圏内への米兵の立ち入りを原則禁じている。在日米海軍司令部は横須賀基地と厚木基地の軍人の家族や軍属などを対象に自主的な避難勧告を出している。


ちなみに、先日カナダの救助隊を取り上げた番組で、残るカナダ隊を尻目にドイツの救助隊も退避したと伝えてました。


それらとは対照的に大人の国だなぁ、と思わされたのがこのスウェーデンの対応です。

以下、引用です。

退避勧告を一切出さなかったスウェーデン大使館

スウェーデン大使館は避難勧告を最後まで一切出しませんでした。

対照的に、軍人さえも90キロ圏外へ逃がしたアメリカと比較しながら、今回のこのスウェーデンの動きを考えます。

スウェーデンは200年以上戦争をしていない、世界で最も長く戦争をしていない国の1つです。江戸時代からまったく戦争をしていないわけで、日本も平和な国といわれますが、江戸末期の内戦、明治や大正の戦争や、その後の世界大戦など、戦争を近代繰り返してきました。まだ平和が66年しか続いてない日本は、200年以上続いたスウェーデンから見ると、きっとまだまだといったところでしょう。

その200年のうち、最も平和を継続するのが困難だったのは、なんといってもヨーロッパを中心とした世界大戦。それこそスウェーデンは、命がけで、厳正中立国であることを守りました。もちろん知られているように、「わたしは中立です」と笑顔を振りまいていただけではありません。ドイツ軍に間接的に協力したり、密輸出の黙認など、ギリギリの綱渡りでなんとか中立という立場を、辛くも守りきりました。このときの首相は心労で戦後亡くなったということですが、いかに苦しい中立国家という綱渡りだったか。そのようなスウェーデンを「狐の知恵、獅子の勇気、貝の忍耐」と評する人がいます。そんな困難を含めての、200年です。

アメリカは正反対に、戦争を止めない国です。日本人を大空襲と原爆で何十万人と殺しましたし、フィリピン、ベトナム、アフリカ諸国、中近東諸国、南米諸国など、主に非白人国で、戦争というよりは大量虐殺を止めることなく続けています。いったい何百万人をアメリカ軍が殺したのか、誰も正確に把握できないほどで、有史以来、ここまで人を多く殺した国家は存在しません。次はリビアのようです。

この2つの対照的な国が、今回の日本の震災で、対照的な行動をとりました。世界で最も平和なスウェーデンは、東京にどっしり腰をすえ、在日スウェーデン人への退避勧告を一切出しませんでした。フィンランドでさえ、東京とその以北からの退避勧告を出したのに、スウェーデン政府は一切しなかったのです。世界で最も好戦的なアメリカは、80キロ圏外へ民間人でなく軍人にも退避勧告し、外交官らの家族約600人にも退避許可を出し、大量に東京から逃げました。

普通に考えると、平和な国は危険からさっさと逃げて、好戦的な国は逃げないと思いきや、それとは反対の行動をとった2つの国。興味深く感じ考えてみました。

まずアメリカ。日本以外では、今回の震災で、最も多くの情報を持っていた国だったことは間違いありません。政府パイプ、外務省パイプ、衛星写真、米軍の自衛隊とのパイプなど、外国では最も日本と関係が深く、最も多くの情報を持っていました。推測ですが、エシュロンや在日CIAなど、政府、官庁、東電、原子力施設などの盗聴もしていたと思います。むしろしていなければ、給料ドロボーとアメリカ政府から言われたことでしょう。

一方スウェーデンは、それと比べたら非常に少ない情報だったことは間違いありません。アメリカのように、日本の政府、省庁、自衛隊などと太いパイプを持ちませんし、ましてや衛星や盗聴設備など持てる予算もありません。記事によれば、もっぱら日本政府の公式発表と、本国スウェーデンの原子力・放射能専門家の判断に、東京のスウェーデン大使館は頼っていたといいます。かなり限られた情報の中での判断でした。

普通に考えれば、圧倒的に情報を持つアメリカの80キロ圏外避難が正しいことになります。そして情報が圧倒的に少なく、そのような避難勧告を出さなかったスウェーデンは間違っていることになります。どちらが正しいかは現時点ではわかりませんし、もしこのまま事態が落ち着いても、アメリカが間違っていたとはいえません。不測の事態が起こったかもしれないのですから。だからどっちが間違いとはいえませんが、どうもこのへんに、アメリカとスウェーデンの差を感じてしまうのです。

アメリカはつい最近も、イラクに大量破壊兵器があるといって虐殺をはじめ、さんざん尊い命を葬ったあとで、やっぱりなかったことを認めました。今回もどうも、それと似たにおいがするのです。要するにアメリカは、大量の情報を持ちながら、全体にとって最良の判断をするのでなく、とにかくアメリカだけリスクをとらない判断をするのではないか、ということです。自己愛に満ちた判断ともいえますし、一切他者を考慮しない迷惑な判断ともいえます。今回の震災でも、世界一多くの情報を持ちながら、たぶんそんなに遠くへ避難しなくても大丈夫だとは思いつつも、いかなるリスクもとらないために、世界でもっともはやく、非常に遠くへの避難勧告を出したのだと思います。80キロ避難勧告をアメリカが行うと、国際的ダメージをどれだけ日本が受けるのかは、一切考慮されなかった判断でした。実際、多くの国がそれに追随し、ヨーロッパ各国の船や飛行機の多くが、東京にすら近寄らなくなりました。甚大な経済被害を日本は受け、その後の国際的な日本をおとしめる風評のもととなりました。

一方スウェーデンは、イギリスや韓国がアメリカに追随して80キロ退避勧告を決め、隣国フィンランドも東京からの避難勧告を出したのに関わらず、どっしりとかまえていました。ただし、スカンジナビア航空の特別避難便を手配したり、被災地からのバス脱出をドイツに依頼したり、政府公式でないところで、しっかりスウェーデン人救出作業は行われていました。スウェーデン大使館では混乱するどころか、その時にも、日本進出を考えるスウェーデン企業に、「日本は大丈夫である。今後も東京で行われるスウェーデン企業サポートは変わらず継続する」といったメッセージを送り続けていました。

ファーベリーのスウェーデン本社にもそのようなメールが、原発への放水作業を続け放射線値が上がり続ける中にも、何度かスウェーデン大使館から送られてきました。ファーベリーは本社がスウェーデンにあり、スウェーデン産ビルベリー(ブルーベリー)サプリを、日本へ輸出販売しており、東京のスウェーデン大使館のサポートも受けています。

一部抜粋します。(原文はスウェーデン語です)
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++
3月14日 送り主:東京スウェーデン大使館 

スウェーデンファーベリー社御中

5月9~13日にスウェーデン大使館で行われる『スウェーデン飲食展示会』へ出展登録いただきありがとうございます。以下のスウェーデン企業が出展することになりました中略

先日の震災で5月のこのイベントが影響を受けるのではと心配されている方もいると思います。しかしわれわれは胸をはって、大使館、STC、スウェーデン投資部など大使館機能はまったく問題ないことをお知らせします。中略

つきましては、添付のファイルに必要事項をご記入の上、ご返信をお願いします。以下略

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

添付ファイルは、われわれ出展者が、スウェーデン大使館に対してどんな日本人や日本企業に招待状を送って欲しいか、インテリアはどのようなものが希望かなど、細かい希望を吸い上げるアンケート用紙でした。

14日といえば、東京に放射能が来るのではないかと、多くの日本人でさえ東京を脱出し始めていたときです。

このメールを送ってくれた大使館担当者は日本人女性と結婚したスウェーデン人ですが、細くていまいち頼りにならないなあというのが印象だったのですが、業務とはいえ、何だかスウェーデン人の芯の強さを見た思いがしました。ふだんマッチョなアメリカ人とは対照的に、おだやかで芯が細そうなスウェーデン人ですが、修羅場にその本性が表れるのではと思いました。

そして15日にはすぐに次のメールが来て、日本の状況を知らせ、展示会はちゃんと5月に行われるというPDFレポートが来ました。「日本は現在困難な状況ではあるが、5月にはお会いできることを大変楽しみに待っております」とそのメールはしめくくってありました。15日は東京の放射線値が上がって、ちょっとしたパニック心理に多くの東京の人がなっていた日です。わたしも東京の人から頼まれて、スウェーデンに日本人脱出用の部屋の手配を始めた日です。このような日にも、スウェーデン人は粛々と業務をこなしていました。

「狐の知恵、獅子の勇気、貝の忍耐」のスウェーデン。

「狐の知恵」は、政府の公式な態度としては、日本政府の公式発表を信じて、退避勧告をスウェーデン大使館は一切出さなかったことで、日本政府からの高い信頼を得ることになったと思います。反対に、多くの国は、日本政府からの信頼を失ったはずです。平静時には見えない、修羅場における行動が露見してしまったからです。しかしスウェーデンは平行して、民間やドイツを使って、着々とスウェーデン人救出作業を行っていました。まさに、中立国家という公式立場を守りながら、現実にはさまざまな国と複雑な取引を行っていた、世界大戦中の「狐の知恵」を見た思いです。

「獅子の勇気」は、いったん東京から避難しないと決めたら、どしっと腰をすえ、修羅場の中で粛々と業務をこなす姿でした。東京では日本人でさえスウェーデンに逃げたいとなかばパニック心理にあったあの3月15日にも、5月という先を見据え、スウェーデンに安心させるためのメールを書いている彼らに、わたしの方が逆に彼らの安否を心配したほどです。

「貝の忍耐」は、とにかく最後まで避難勧告を出さなかったことです。アメリカ80キロ退避勧告、イギリス、韓国、ニュージーランド、オーストラリアも同様、フランス東京から南への避難勧告、イタリア日本脱出か東京から南へ退避勧告、スイス東京・横浜から退避勧告、オーストリア日本脱出か東京・横浜からの避難勧告、スペイン120キロ圏外への退避勧告、クロアチア日本脱出か南部へ避難勧告、シンガポール100キロ圏外へ退避勧告、セルビア日本脱出を勧告、イスラエル東京周辺から西日本などへ退避勧告、ドイツ日本脱出か東京・横浜からの避難勧告、そして隣国フィンランドも東京とその以北からの退避勧告。この中でスウェーデンを動揺させたのは、アメリカと、隣国のフィンランド、そして兄貴分であるドイツの避難勧告だったに違いありません。このような中で、よくもまあスウェーデンは沈黙を守ったものだと思います。もし何かあったら、避難勧告を出さなかったスウェーデン政府は、スウェーデン人から轟々たる非難を受けることになります。もし放射線値が急激に上がって、東京と近辺に住む何百というスウェーデン人に被害がおきたら、完全にスウェーデン政府の判断ミスということになっていたところです。イギリスや韓国やオーストラリアのように、とりあえず一番情報を持っているアメリカの勧告を真似しておけば、リスク回避は行えたはずです。しかしそうしなかった。非常に限られた少ない情報で独自の判断を下し、そして他の国がどう動こうと、じっと石のように動きませんでした。

色々な意味で、スウェーデンがなぜ200年という途方もない年月を、戦争なしでこれたのか、少しだけ感じることができた、今回の修羅場でした。

Posted at 2011/03/22 23:33:33 | コメント(4) | トラックバック(0) | なんでも | 日記
2011年03月19日 イイね!

日本男児の肝っ玉をお目にかけます

日本男児の肝っ玉をお目にかけます日本在留の外国の方々が続々と帰国しています。
僕の職場の同僚たちも、現地法人の帰国指示に基づいて日本を離れて帰路につきました。
とても真面目で気の優しい人たちですから寂しい思いはありますが、彼ら彼女らの両親、家族からすると心配が募るばかりでしょうし、逆の立場であれば、当然我々もそうするでしょうしね。

今回離日されている方とは少し立場が異なるでしょうが、少子化に伴う労働力不足を移民で補うべきとか言う、お偉いさん方の考えも少しは改まれば良いのに、と感じました。
まずは我々自身が、我々の国の事を考える他はないのです。

また、法人税や高収入者の所得税が高ければ海外に逃がれるだろうと言っていたモラルなき経営者、高給取り達も、すでに国外逃亡したのかも知れませんが、我々一般庶民は自分の持ち場をおいそれと離れる訳には行きません。(法人税は下がり、累進課税も下がったままですが)

バスに乗り遅れるな、神州不滅など精神的なお題目だけを叫び、現実を見すえないで日本を破滅に追い込んだ参謀本部、海軍艦隊派、右翼、それを煽ったマスコミなど、
必ず後に続くからと若者を特攻に追いやった司令官、
当時も今も良く似ていて、いったい彼らの内、どれくらいが責任を取ったのか、いつも犠牲になるのは名もなき者ばかりではないかと、しみじみ思います。


でも、嘆いてばかりいても仕方ありません。
いつもそうなのですし、出来る人が正しい道を歩むしかないのです。

僕の敬愛する一人である高杉晋作ですが、第一次長州征伐で幕府に迫られ、長州藩は幕府恭順派が実権を握り、親王反幕派が絶体絶命になった時に、周囲の殆どが反対し、行動を共にするのは伊藤俊輔ら、わずかな同志だけでしたが、それでも挙兵しました。
雪の降る功山寺で、長州に逃れていた五卿の前で、「これより長州男児の肝っ玉をお目にかけます」と言い残して、行動を起こしたのです。



お年寄りや子供、妊婦など、社会的に守られるべき存在は安全な場所に避難して頂き、我々元気な者は、この未曾有の国難に力をあわせて当たってはどうでしょうか。
今こそ日本男児の肝っ玉の見せ所です。


まさに死と隣り合わせの危険な場所で、自衛隊、消防、警察、東電や関係会社の職員など、多くの方々が、必死の覚悟で放射線を抑えようと努力されています。
誰も望んでそのような危険を冒したくはないでしょうが、使命と感じて頑張っておられるのです。
心からご無事と成功を祈っています。

銃後の我々は、物資の増産とロジスティックが上手く機能するよう、そしてその物資が確実に被災者の方々の元に届くよう、全力で頑張ろうではありませんか。


僕の仕事は間接部門なので、直接自分の力で貢献する事は難しいのですが、真田さんではありませんが、こんな事もあろうかと、数年前から予備自衛官として登録しています。
阪神、中越、宮城などの震災を見て、自分なりになにか社会に貢献出来ないかと考えたためです。

アメリカの国益のための戦争により、イラクやアフガンで命を落としたくありませんし、何千年もの間無人島であり、明治以降台湾や沖縄を領有したがために日本領になった尖閣諸島をきっかけに戦争を起こされてもたまりませんが、福島が大変なら、東北が大変なら、この身を捧げる事に躊躇いはありません。

先日、生命保険が更新タイミングだったので、その時につくづく感じたのですが、子供ももう充分大きくなり、学校などに必要な費用も段々見えてきたので、そろそろ国や社会に恩返しする頃合いになってきたんじゃないかと。


まだ当面招集される事はなさそうですが、もしその時には微力ながら社会のために貢献したいと考えています。
みなさん、それぞれのなすべき事、持ち場をしっかり守り、頑張って国難を乗り切ろうではありませんか。
Posted at 2011/03/19 16:21:50 | コメント(2) | トラックバック(0) | なんでも | 日記

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