スズキ純正アルトワークス用サスペンション換装 其の壱 リア編
| 目的 |
チューニング・カスタム |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
1時間以内 |
1
【注意:四輪駆動車】
ヤフオク!で入手した、スズキ純正 HA36S アルトワークス用サスペンション一式。
走行距離不明の中古品とのことだったが、掃除しても落ちない箇所の汚れが皆無なので、新車納車と同時に換装されたと思われる。
フロントはフルアッセンブリで、スプリングを縮める面倒な作業の必要なし。アッパーマウントはもちろん、リバンウンドストッパまで付属している :-)
ここには写っていないが、フロントのスタビライザーリンケージ、リヤのバンプストッパーまで同梱されていた。元オーナーは、アッパーマウント交換タイプの車高調整式サスペンションを、フルキットで導入したのだろう(ちょっとだけ羨ましいぞ ^^;
スプリングは前後ともターボ RS と識別色が同じだったので、情報どおりワークスと共通部品だ。
2
ラゲッジボックスを取り出し、ウエザーストリップを取り外し、左右のクォータトリムを浮かせる。作業に充分な隙間が開くので、クリップを外すだけでトリム自体を取り外す必要はなかった。
3
トリムの隙間から手を差し込んで、リアダンパー車体側取付ネジを緩める。
14 mm のメガネレンチと 5 mm のスパナを用いる。スパナが行方不明になってしまったので、仕方なくモンキーレンチを使ったが、作業しにくい :-(
脱落防止のナイロンナットなので、指では回らない。板ラチェット推奨 :-)
ナットは、指で回せるところまで緩んだら、其のまま掛けておく。
4
後ろをジャッキアップして、リジッドラック(いわゆるウマ)を掛ける。
最初に、左のダンパー下部の取付ボルトを緩めようとしたら、ラテラルロッド(に付属する板)に邪魔をされた (^^;
アルタのスプリングはワークスと共通なので換装しないから、車高変化は生じない。即ちスラスト角の狂いも生じないので、調整式のラテラルロッドは不要だ。
故にラテラルロッドは純正のまま換装しないつもりでいたのだが、ボルトの脱着の度にラテラルロッドを外すのは面倒だし、まるで取っ手のような大きなバランスウエイトが溶接されていて重いし、倉庫部屋に前車(マツダフレアクロスオーバー=スズキハスラー OEM)で使っていたアルト四駆互換の調整式ラテラルロットが転がっていることだし、この際換装するとしよう (^^;;
5
クスコ製の調整式ラテラルロッドと純正品。
面倒だったので重量計測しなかったが、邪魔なプレートやウエイトが付いていても、純正品のほうが軽そう。
クスコ製は、元の出自がアーム類がすぐ駄目になるダート系競技なせいか、全てが過剰強度気味でかなり重い。ドリフトアウトしてリアアクスルをヒットしたら、まずラテラルロッドに曲がっていただきたいところが、これだとモノコックフレームのロッド取付ブラケットのほうが逝くんだろうなぁ (^^;
6
いつもなら、長さは装着するとき抵抗なく嵌まる長さにしておき、あとでアライメントを取るときに適宜調整する。車高変化のない今回は、純正品の長さに予め合わせておく。片方はフレーム側の取付ボルトを利用して、もう片方を目視しながら長さを調整。
クスコ製は 22 mm と 24 mm のレンチが必要。
7
リアダンパーのアクスル側の取付ボルトを 17 mm のレンチを使用して取り外す。作業行程3で掛けたままにしておいたラゲッジルーム側のナットを緩めて、ダンパーを車体から取り外す。
品番
ワークス : 41810-74PD0
ターボ RS : 41810-74PC0
見た目は一緒だが、押したとき手に伝わる抵抗と伸びる早さが全然異なる。
よく、手で押しても分からないという人がいるが、高度な伸側油圧解除機構や大入力時の別油圧回路を無視するかぎり、単なる油圧抵抗なんだから押せば硬いか柔らかいかくらいは分かる。もっと早い速度(あるいは大きな入力)で動いているときの想像くらいはできる筈。
8
取り外した時の逆順で装着し、ラテラルロッドやダンパーの各取付ボルトは仮止めのままジャッキを降ろす。後輪が着地してから各ボルト類を締め付ける。
ただし、我が家の駐車場は勾配が約 13 パーセントあり、後ろを坂の上に向けて作業し始めたため、ちゃんと荷重が掛からない。あとで、水平の出た場所でホイールアライメントを調整するとき、再度緩めて締めなおす。
この時点では、各ボルトの締付トルクは不明だったため、構造やボルトの太さが同じ前車(マツダフレアクロスオーバー=スズキハスラー OEM)の規定トルクを参考にして締め付けた。
なお、我が家のトルクレンチは持ち主と同じく古いので、SI 単位じゃなかったりする (^^;
ダンパー下端: 7.0 kg・m (≒ 70 N・m)
ラテラルロッド両端: 6.5 kg・m (≒ 65 N・m)
※ 2020/8/31 サービスマニュアル規定の締付トルクを追加。
ダンパー上端: 28 N・m
ダンパー下端: 75 N・m
ラテラルロッド両端: 65 N・m
トレーリングアーム前端: 85 N・m
※其の弐 フロント前編に続く
http://minkara.carview.co.jp/userid/1400299/car/2387716/4436850/note.aspx
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